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近江湖東の里山 八幡山縦断 [滋賀県の低山]


 近江八幡市の八幡山を北から南に縦断周回してきました。コース等よく整備して頂いてありまして、晩秋の山道を快適に歩くことができました。


 11月15日  晴れ時々曇り

 駐車地0→0:01百々神社0:03→0:20水郷展望台→0:32望西峰→0:37鞍部分岐点→
0:48北之庄城址分岐点→0:59八幡山(北の丸)→
1:03村雲御所瑞龍寺門跡付近1:12→1:20不動明王分岐→1:26大日・大聖不動明王→
1:29不動明王分岐→1:41日牟禮八幡宮境内の登山口→1:43日牟禮八幡宮1:50→
2:24駐車地


歩行距離  9.1km

累積標高  515m


 今回も家を午後に出発しました。現地の駐車場ですが、百々神社(ももじんじゃ)前の長命寺川沿いに何台か駐車できるスペースがありますので、そこに駐車させていただきました。


momo-jinja.jpg
 百々神社
 お参りしたあと、神社に向かって右側にある登山口から山歩きを開始しました。登山口には案内板が設置されています。
 始めは針葉樹、しばらくでコナラやタカノツメの目立つ広葉樹の中を歩きます。


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 水郷展望台から 西の湖 方面を見る

 眼下には水郷の水路が見え、西の湖の向こうには安土山や繖山等が見えて、よい眺めです。


yuuransen.jpg
 水郷水路と遊覧舟 アップ
 西の湖のあたりは時代劇の撮影で有名なところだそうで、以前私が遊覧舟に乗舟したときは、その衣装を着た俳優さん方が舟で移動されているところに出合ったことがあります。

 歩きやすい道をアップダウンを繰り返しながら進み望西峰に着きました。
 
bouseihou.jpg 
 望西峰山頂(P278)
 広葉樹の中のピークで展望はよろしくありません。
 この先は鞍部まで標高差約80mと、結構長くて少し急勾配な区間もある下りです。


byouin-bunki.jpg
 鞍部付近の分岐点
 ヴォーリス記念病院への分岐道標があります。
 鞍部から登って北虎の口展望台に着きました。


kitatoranokuchi-tenboudai.jpg
 北虎の口展望台付近

 この辺りはわりと平坦な区間で 七つ池 というところを通過しました。


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 長命寺港展望台から琵琶湖方面を見る


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 のろし展望台から八幡山(鶴翼山)方面を見る


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 北之庄城址分岐点 
 麓の北之庄神社への分岐点です。

 この先も下りと登りを繰り返しながら進み八幡山三角点、北の丸に着きました。写真は残念ながら失念してしまいました。


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 八幡山城跡
 豊臣秀次が1585年に八幡山城を築いたそうです。


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 村雲御所瑞龍寺門跡


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 展望所から 三上山、金勝の山々等 方面を見る

 山頂部のあちこちを訪問したあと下山にかかりました。


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 ロープウェイ乗場手前にある下山口標識
 下山口には「注意  山麓までの間に倒木あり。通行を控えてください。やむを得ず通行する場合は、頭上に注意してください。 近江八幡市」と書かれた立て札があります。
 注意して下山させていただきました。


 しばらく下ると「大日 大聖 不動明王」への分岐があります。


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 「大日 大聖 不動明王」分岐点
 左折して参拝しました。

 参拝のあと折り返して下山道を進むと「八幡神社」と「八幡公園」と書かれた標識がある分岐点があります。


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 「八幡神社」と「八幡公園」分岐点
 八幡神社(日牟禮八幡宮)に向かいました。


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 倒木
 下山口の注意立て札に書かれていた倒木と思われます。通過は容易でした。


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 日牟禮八幡宮境内の登山口
 ここから日牟禮八幡宮に向かい参拝しました。


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 日牟禮八幡宮楼門


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 拝殿


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 本殿

 日牟禮八幡宮は、京都府八幡市の石清水八幡宮の神霊を勧進して建てられたそうです。

 参拝のあとGPSを見ながら町の中を歩いて北之庄神社方面に向かいました。北之庄神社付近から麓道になり舗装路を北上しました。途中ラコリーナ近江八幡の横を通りますが、麓道からは入れないようです。
 道なりに進みヴォーリス記念病院の近くを通って県道信号に出合いました。信号を左折し歩道を歩き続ければ百々神社入口まで一本道です。 

 出発から2時間24分後おかげさまで無事今回の山歩きを終えることができました。











近江、湖東の里山 三上山~妙光寺山~田中山 を歩く [滋賀県の低山]


 25日に野洲市の里山、三上山~妙光寺山~田中山を縦走してきました。
 三上山から北の稜線は標高170m~290mほどと低いですが、その縦走路は岩場が多くてアップダウンがあり、結構アルペン的です。
 春の花や若葉、晩秋の紅葉、冬季のトレーニング等と、好展望の稜線歩きができるワンダフルな連山です。


 12月25日  晴れ


御上神社前駐車場0→0:07裏登山口→0:30三上山山頂0:36→0:46中段の道出合→
0:50縦走路分岐→0:57東光寺越→1:04古代峠→1:19妙光寺山分岐→
1:30妙光寺山山頂→1:47妙光寺山分岐→1:56水道施設のある峠→2:03観望峰→
2:15田中山山頂2:18→2:30観望峰→2:35県道324号線・観望峰登山口→
3:05近江富士花緑公園の三上山登山口→3:26御上神社前駐車場


 今回のデータ

 歩行距離  11096m

 所要時間  3時間25分


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 御上神社の東方から三上山を見る

 御上神社前に着いたのが12時過ぎでしたので、食事休息をした後出発しました。


mikami-uratozanguchi.jpg
 裏登山口
 裏登山口前の駐車場は休日の場合、満車のことが多いですが、運が良ければ空いていることもあります。
 フェンス扉を開閉して、桧林の中を進みました。 御上神社境内の桧と同様、樹皮の古皮が剥がされている木々が多く、赤っぽい木肌が目立ちます。


omote-ura-bunki.jpg
 表道、裏道の分岐点
 今回は直進で、裏道から上りました。
 標高250m付近で4差路に達し、直進は中段の道、左折が裏道です。岩が露出した急勾配の裏道を進むと、標高350m付近にまた分岐があります。直進すれば山頂直下へ、右折すれば雌山経由の大回り道です。今回は直進しました。

  
mikami-top.jpg
 三上山山頂
 山頂の社にお参りした後、写真撮影をしました。


otowa-konze-houmen.jpg
 音羽山方面(右)、金勝アルプス方面(左)を見る

 この後、近江富士花緑公園への急坂道を降りました。 
  

chuudan-no-michi-deai.jpg
 中段の道 出合
 ここで左折し、中段の道を200mほど進むと分岐があります。

myoukoujiyama-houmen-bunki.jpg
 妙光寺山・田中山方面 分岐点
 ここで右折します。三上山は桧林が主体で展望はあまり良くないですが、縦走路に入るとマツ科植物や広葉樹の低木が多くなり、好展望になります。


alpen-teki.jpg
 アルペン的な景観
 明るく開放的で、金勝アルプスや湖南アルプス・堂山に似た雰囲気があります。


ishi-no-mon.jpg
 石の門
 現地には古代峠という表示がありました。
 この先に分岐があり、左は縦走路、右は東屋です。東屋に立ち寄りました。


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 標高200m地点にある東屋から三上山を見る


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 東屋の横に咲いていたミツバツツジの花
 今年1月に雪野山で季節外れのミツバツツジを見ましたが、この山域でも季節外れの花々を見かけました。

 東屋から折り返して縦走路に復帰すると、すぐに東光寺日陽山山頂です。アップダウンのある稜線道を北上しました。


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 稜線道の岩場 


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 妙光寺山方面分岐点
 妙光寺山へは、この分岐点ピークで左折です。
 左折して稜線を歩いてゆくと、途中磨崖仏への分岐がありますが、今回は立ち寄りませんでした。

 妙光寺山までの中間点に標高260mのピークがあります。中間点ピークは障害物が少なく好展望です。当日は空気が澄んでいて、素晴らしい展望でした。


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 中間点ピークから比良の山々を見る


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 中間点ピークから近江・若狭国境の山々をアップ 


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 中間点ピークから田中山(右)と旗振山(左)の双耳峰を見る


kagamiyama-f-myoukoujibunki.jpg
 中間点ピークから鏡山、希望が丘文化公園方面を見る
 一部隠れていますが、遠景で鈴鹿連山がよく見えています。


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 妙光寺山山頂
 残念ながら木立の中で、展望はよろしくありません。
 山頂から折り返して、分岐点ピークで左折し、縦走路に復帰しました。


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 標高180mあまりの峠に降り立ちました。
 峠付近には水道施設があります。
 左折して百数十m舗装路を歩き下ると、観望峰、田中山への登り口があります。


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 観望峰、田中山への登り口

 登り口からしばらく上ると観望峰で、ピークの手前に希望が丘文化公園への分岐があります。


bunka-kouen.jpg
 稜線から希望が丘文化公園方面を見る


 観望峰から少し下ると鞍部。鞍部からしばらくの間は急登になります。稜線付近にはエニシダが目立つようになります。


enishida.jpg
 エニシダの花一輪


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 岩場付近にモチツツジの花一輪


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 田中山山頂が近づいてきました


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 田中山山頂
 山頂付近もエニシダが多いです。地面があちこちで掘り返されていますが、猪かアナグマの仕業ですね。


ibuki-f-tanaka.jpg
 山頂から伊吹山とその連山をアップ

 山頂付近で展望を楽しんだ後折り返しました。観望峰山頂を過ぎた地点の分岐点で左折し、県道324号線方面に向かいました。
 下山道は整備された幅広道ですが、歩かれている形跡はあまり感じられません。


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 県道324号線の観望峰登山口
 ここから県道324号線、県道325号線と南下して、近江富士花緑公園に向かいました。
 花緑公園から東光寺越→中段の道→裏登山口と予定していたのですが、花緑公園で予定コースの一段下の道に入ってしまい、結局花緑公園側の三上山登山口まで歩いてしまいました。
 GPSの地形図は地理院地図でありながら、破線路の省略が多くて使いづらい面があります。やはり紙の地形図で確認しながら歩くのが一番のようです。
 600m程余計に歩きましたが特に問題はなく、歩きやすい三上山中段の道を反時計回りに進みました。妙見堂跡からは表道ではなく裏道へ向かい、裏道経由で下山しました。


 出発から3時間26分後、おかげさまで特に問題となるようなことなく今回の山歩きを終えることができました。


 あとがき
 今回歩いたコースは里山程度の標高であっても小さなアップダウンが各所にあります。田中山山頂を折り返し点として往復縦走する場合は、帰りに妙光寺山に立ち寄らない場合でも、累積標高差が1600m程になるものと思われます。
 冬場のエクササイズやトレーニング場所として、また夏の中部山岳歩きのトレーニング場所として、アクセスの良さから最適の山域かもしれません。

 
 

 
    


近江、湖東の里山 十二坊を歩く [滋賀県の低山]


 1月31日は起きてみると、家にいるのがもったいないくらいの良い天気でした。このところ体調今一で、山歩きしたいという気持ちが湧いてこなかったのですが、天気につられて、『よし、今日は歩く!』。午前10時頃に決めました。
 さて、午後からでも気軽に歩けそうな低山を考えていたところ...思い浮かびました。湖南市の十二坊(岩根山)です。今回は、湖南市岩根の花園から登りました。


 1月31日  晴れ


駐車地0→0:15磨崖不動明王尊→0:26十二坊温泉ゆらら西→0:47十二坊山頂0:56→
1:21八大龍王→1:43県道22号線出合→2:32十二坊北三叉路→
2:45十二坊温泉ゆらら前→2:58駐車地


距離 16.66km


十二坊.jpg
 国道1号線バイパス付近から、十二坊を見る(夕方撮影)

 駐車地は、岩根小学校前から100mあまり東の思川右岸の堤防道路空き地です。


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 磨崖不動明王尊方面 入口標識
 岩根、花園区の西法寺前から100mほど東へ進むと案内標識があり、左折します。


kuruma-tani.jpg
 車谷川左岸の林道を登る

 林道を登ってゆくと、磨崖不動明王尊の標識があります。車谷を対岸に渡って少し登ると磨崖不動明王尊です。


fudohmyououson.jpg
 磨崖不動明王尊


magai-fudohmyououson.jpg
 現地の案内説明板
 クリックすると読める大きさになります。

 参拝のあと、車谷林道をさらに登ってゆくと、「十二坊温泉ゆらら」の泉源に着きました。


yurara-sengen.jpg
 十二坊温泉ゆらら 泉源

 ここからもう少し登ると、十二坊温泉のアスレチック広場です。


yurara-athle.jpg
 アスレチック広場

 ここで大通りに突き当たります。左折して40mあまり進むと、右手に林道入口がありますので、大通りを横断して林道に入ります。


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 林道入口

 林道入口から少し登ると、地道入口(登山道)があります。


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 地道入口
 地道に入ると、しばらくは大通りに沿ってアップダウンを繰り返しますが、やがて尾根道にかわります。


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 雰囲気の良い尾根道


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 山頂直下の岩道


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 山頂の三角点
 山頂部はザレていて、浸食進行中です。私が初めて登った三十代のころの三角点はまだ大丈夫だったのですが、そろそろあぶなくなってきたような状態でしょうか。

 山頂は、北西方・北方以外は好展望です。


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 山頂部から鈴鹿北部方面を見る


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 山頂部から鈴鹿中部方面を見る


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 山頂部から鈴鹿南部方面・布引山地方面を見る


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 山頂部から飯道山、阿星山方面を見る(写ってませんが金勝・竜王山、鶏冠山も見えます)


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 山頂西の鉄塔を見る


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 山頂西の東屋とトイレ

 トイレが整備されていますので有難いです。東屋で少し休息させていただきました。
 この先、県道22号線まで行って戻ることにしていましたが、この林道コースは展望があまりよくありません。林道をただ歩くだけでは面白くありませんので、腕を振って大股で歩くエクササイズウォーキングとジョギングを繰り返しながら、運動を楽しむことにしました。


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 ゆらら方面(右)と県道22号線方面の分岐


 
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 県道22号線方面(右)と正福寺方面の分岐


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 大きな電波中継塔と東屋


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 鋼管の中継塔
 この中継塔前の林道を挟んで左手に八大龍王神入口があります。


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 八大龍王神入口


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 八大龍王神

 参拝した後、引き続きウォーキングとジョギングを繰り返しながら進みました。この先にも鉄塔がいくつかあります。


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 林道から菩提寺山を見る


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 林道から三上山を見る
 鶏冠山等、金勝アルプスの山々も木々の間越しに見ることができます。


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 県道22号線出合
 新しいフェンスの扉が設置されていました(以前はバリケードだけ)。不法投棄の多い山ですからしかたないですね。

 ここに来て、いつも思うのですが、西隣の希望が丘文化公園と繋ぐことができれば、長大な遊歩道コースができて、素晴らしい公園エリアになるんじゃなかろうかと、考えたりしています。現在のところ22号線には歩道がなく、歩くのは危険です。

 ここで折り返したあと、上記「ゆらら方面(右)と県道22号線方面の分岐」三叉路で左折して林道を下り、ゆらら前に出て、往路の車谷林道に入りました。

 今回のコースは大部分が歩きやすい舗装林道でしたので、エクササイズを楽しむスポーツのような山歩きになりました。出発から2時間58分後、おかげさまで無事山歩きを終えることができました。

 


  

 


 
 


近江、湖東の里山、雪野山を歩く [滋賀県の低山]


 昨年は当ブログにお越し頂きまして有難うございました。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 さて、本年の初歩きは、湖東の里山、雪野山山塊を縦走周回してきました。
 雪野山山塊は、遊歩道等が各所に整備されていて気軽に山歩きができ、しかも随所で展望が楽しめるという里山です。このように整備されている里山は、湖東ではこの山塊が随一ではないかと思われます。
 またこの山塊は、古墳等遺跡が多いことで有名で、円墳や前方後円墳が200基以上存在するそうです。


 1月10日  曇り後時々晴れ

駐車地0→0:17野寺城跡→0:32大岩→0:46雪野山山頂0:51→1:01高圧鉄塔前分岐→
1:08ピーク277m→1:13高圧鉄塔前分岐→1:21ピーク277m 1:29→
1:35女坂の乗越→1:57大岩展望台→2:08腰越→2:17鳴谷バス停方面下山口→
2:21折り返し点→2:25鳴谷バス停方面下山口→2:28杓子山登り口→3:16駐車地
(注: 277mピークから高圧鉄塔分岐まで一度引き返しています。その後順方向に縦走を再開しています)


歩行距離 12.14km


 竜王町川守の竜王町農村運動広場横の駐車場に駐車させていただきました。近くの妹背(いもせ)の里にも無料の駐車場があります。


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 駐車場から、雪野山を見る

 駐車場から200mほど進むと、天台宗の寺院、雪野山龍王寺前に着きます。その隣が天神社で、天神社の向かって左手に雪野山ハイキングコース・山の神コース入口があります。
 今回は、野寺(のでら)城跡に立ち寄ることにしたため、山の神コースには入らず、まっすぐ進みました。


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 分岐点の山の神コース入口


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 ゲート
 山の神コースに入らず、まっすぐ進むと直ぐにフェンスの扉で、開け閉めして山道に入りました。分岐がいくつかありますが、標識に従って野寺城跡に向かいました。


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 野寺城跡
 説明板によりますと、野寺城の(歴史的)時期について、詳細なことはわかっていないそうです。
 遺跡を見学した後、シナド越を経て大岩に向かいました。道中にはツツジ類が多いのですが、暖冬の影響でしょうか?1月にもかかわらず、あちこちでモチツツジの花が一輪、また一輪と咲いていました。


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 大岩


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 大岩近くの東屋 


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 モチツツジの花

 大岩周辺は木々が刈り払われていて、好展望です。
 

minamisuzuka-fr-ohiwa.jpg
 大岩付近から四方草山以南の鈴鹿の山々を見る


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 大岩付近から飯道山、阿星山、十二坊(手前)方面を見る


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 大岩・東屋の西付近から十二坊、菩提山、三上山、鏡山等を見る


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 大岩・東屋付近から繖山、箕作山方面を見る


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 大岩・東屋付近から布施山、鈴鹿北部の山々を見る

 大岩から雪野山山頂までの稜線は、岩の露出している区間があり、楽しく歩けます。


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 雪野山山頂
 この山頂付近は前方後円墳だそうで、山頂近くにその説明板があります。


kohun-setsumeiban.jpg
 説明板
 クリックして拡大すると読める大きさになります。


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 山頂少し下から駐車地、妹背の里方面を見る

 山頂から次の鞍部までの遊歩道の両サイドにはツツジ類が目立ちます。


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 岩場
 この付近では、モチツツジの他にミツバツツジも咲いていました。冬にミツバツツジの花を見るのは初めてです。


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 ミツバツツジの花

 鞍部の手前、高圧鉄塔手前に分岐があります。


kouatsu-tettou.jpg
 高圧鉄塔手前の分岐
 鉄塔の向こうに見えている山は、277mピークです。右折すれば山麓の古墳公園、左折すれば縦走路です。
 今回277mピークまで進み、ミスで一旦鉄塔前分岐まで戻り、また順方向に縦走を再開しました。歳ですね。やはりどこかでミスをしてしまいます。
 
 277mピークから先は、しばらく階段の急な下り坂が続きます。


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 女坂の登り切った地点→鞍部
 伝説の女坂の径、登り坂の頂部に降り立ちました。この鞍部から縦走路をさらに進むとピーク付近に東屋があります。


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 東屋
 前回(たぶん10年以上前)ここで食事休息をしたことを思い出しました。

 尾根道を下ってゆくと、やがて溜池展望台に着きます。


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 溜池展望台から繖山(左)、箕作山方面を見る

 この先、歌坂峠、2ヶ所ある盆の木跡展望台、大岩展望台等と、縦走路の主要ポイントがあります。


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 一つ目の盆の木跡展望台
 この少し先に二つ目の盆の木跡展望台があります。


bonnokiato-tenboudai-2.jpg
 二つ目の盆の木跡展望台


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 大岩展望台から箕作山方面を見る
 箕作山の右手には、鈴鹿の御池岳が見えています。大岩展望台から少し進んだところに安妃山の三角点があります。


koshikoeyama-tenboudai.jpg
 腰越山展望台から御池岳方面を見る


koshikoe.jpg
 腰越
 峠の道路両サイドには猪よけのフェンスがあり、扉で出入りするようになっています。この峠にも駐車場があります。
 
 腰越からしばらく進むとピークに到達しますが、その山名は上記pdfの地図から推定すると、ひょっとして「杓子山」かもしれません。
 ピークから2分ほど歩くと鞍部で、標識があります。


gezanguchi.jpg
 鞍部の標識
 標識に示されているように、縦走路(遊歩道)は雪野山山塊の西北端まで達しておらず、展望台の西で終わっていますので、ここが最西北端の下山口になります。


konosaki-yukidomari.jpg
 雪野山山塊、最西北端の展望台
 写真左手の山は 岩倉山、右手の山は 瓶割(かめわり)山です。
「この先行き止まり 通行止」とありましたので、その地点を確かめるためしばらく西進しました。やはり少し進むと遊歩道は終わっていましたが、遊歩道終点に進入禁止のロープ等はありません。地理院地図には、山塊の西北端まで道が描かれていますが、トラブルになると困りますので途中で折り返して戻り、鞍部の下山口からふもとに下山しました。

 下山後は「今回のルート」のGPS軌跡のように山塊のふもとを左回りで進みました。一部の県道沿い等を除いて、大部分は車の通行が少なく、気軽に歩くことができます。
 道中、竜王町浄土寺、竜王町新巻等、道路沿い各所に登り口があり、駐車場も整備されています。最初にも書きましたが、湖東でこれだけ遊歩道・駐車場等の整備された里山は、他にはないかもしれません。


 縦走周回中、一部ミスがありましたが、出発から3時間16分後、おかげさまでこれといったトラブルなく、今回の山歩きを終えることができました。

 
 
 
 


 
 
 


金勝 竜王山~阿星山 間の縦走ルート下見 [滋賀県の低山]

 以前より金勝・鶏冠山~信楽・飯道山の日帰り縦走をしたいと思っていたのですが、その経路のうち、竜王山~阿星山間ルートがよく判りませんでしたので、下見に行ってきました。

 12月12日  晴れのち曇り

栗東市平谷球場駐車場0→0:05県道横断地点→0:29金勝寺駐車場→
0:50馬頭観音堂駐車場→0:56竜王山山頂0:59→1:35平谷球場駐車場



 駐車場~竜王山 の往復歩行距離 8.51km


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 平谷球場駐車場
 球場駐車場に駐車させていただきました。ここから北に向かう道を下り、三叉路を左折すると、県道横断地点に着きました。


kendou-ohdan.jpg
 県道横断地点
 県道を横断して地道の階段を登ると、金勝寺方面へ向かう東並木林道に出合いましたので、左折しました。

 杉桧の美林が目立ちますが、登ってゆくと三叉路に出合います。鋭角に左折しました。しばらく曲がりくねった林道を歩くと、金勝寺駐車場です。


konshouji-p.jpg
 金勝寺駐車場
 
 金勝寺以降も、杉桧、樅、赤松等の美林が続きます。


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 樅の美林


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 赤松の美林

 舗装林道は歩きやすいので、比較的短時間で馬頭観音堂前の駐車場に到達することができました。


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 馬頭観音堂前駐車場から湖東の山々を見る


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 同駐車場付近から阿星山を見る


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 駐車場近くの馬頭観音堂


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 竜王山方面への入り口

 馬頭観音堂前駐車場から竜王山山頂までは、若干のアップダウンがありますが、距離が短いので短時間で着きました。


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 竜王山山頂三角点


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 金勝寺八大龍王本殿
 遊歩道の南側に三角点があり、その対面の北側に八大龍王本殿があります。


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 八大龍王本殿付近から、金勝アルプスの岩山を見る

 以上の区間については、縦走するにあたって、問題無いように思われます。


 次に、阿星山までのルートについてですが、当初は問題ないと思っていたのですが、実際には問題ありでした。


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 林道 心行路線 入口


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 林道分岐点
 右折です。


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 「立入禁止」の表示がある電波中継塔へ向かう林道入口
 ここから電波中継塔経由で山頂へ行くつもりでした。しかし、緊急時以外は入らない方がよいように思います。帰宅後ネットで調べましたが、この林道の通行許可を得るには滋賀県警さんにお願いすることになるようです。
 数百メートル先に山頂まで通じる階段が見えましたので、心行路林道を進み、そこまで行ってみました。


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 階段登り口付近
 ここも封鎖されています。ネットで調べたところ、階段通行許可を得るにはKDDIさんにお願いすることになるようです。
 二つのルートが通行不可ということになりましたので、地理院地図を見て検討しました。
 地図では、この先しばらく林道を進んだところに、実線の道が阿星山北西尾根に通じているのが確認できましたので、その地点に向かいました。


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 地図上の実線三叉路地点の実際の様子
 写真のように道はなく、単なる谷です。しかし、道が描かれているので谷を登ってみました(地図の赤線)。やはり単なる急勾配の谷で、地理院地図に描かれているような幅広の道は存在しませんでした。尾根上にでると踏み跡があります。踏み跡を進むと新しい林道に到達しました。が、林道はすぐに終わりました。そこからしばらく進むと、本来の登山道に出合いました(出合までは黄線)。


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 東屋の下方で本来の登山道にであいました。


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 阿星山山頂三角点

 以上のような結果で、残念ながら心行路林道から阿星山山頂に至る登山道は開かれていないことが判りました。
 ということでしたので、縦走につきましては、保留することにしました。もし、縦走できる条件が整えば、試みてみたいと思います。
 

 


 
 


 
 


長命寺山~津田山 縦走周回 [滋賀県の低山]

 5月30日  晴れ後曇り

 琵琶湖東岸の長命寺山~津田山を歩いてきました。
 ここを訪れたのは、今回が2回目です。1回目は15年前か20年前ころだったように思います。
 初めて歩いた時に印象的だったのは、津田山山頂部の岩場での素晴らしい眺めでした。
 一回目は晴天で、すがすがしい山歩きでしたが、二回目の今回は下界では30℃を超える気温でした。
 これからの季節、低山は、熱中症にならないように気を付けなければなりませんね。

駐車地0→0:06長命寺参拝道入口→0:18長命寺0:38→0:56長命寺山・津田山分岐→
1:00長命寺山山頂→1:33天之御中主尊岩1:39→2:00林道→2:17若宮神社前→
2:57駐車地

歩行距離 10.7km


 毎度のことですが、今回も出発は午後になりました。
 今回の駐車地(出発地)は、湖岸道路横の空きスペースにしました。
 

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 長命寺参拝道入口
 ここから長命寺まで、800段あまりの石階段が続きます。左の建物は、日吉神社です。



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 石階段
 かなり応える石階段です。



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 長命寺境内少し下の駐車場



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 姨綺耶山(いきやさん)長命寺山門 
 長命寺は、西国三十三観音札所のうち、三十一番目の札所で、天台宗だそうです。



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 本堂と三重塔



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 右から、三仏堂、護法権現社拝殿、鐘楼



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 鐘楼



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 鐘楼横から伽藍群を見る



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 太郎坊権現社拝殿近くから琵琶湖方面を見る

 境内を後から駐車場に下り、林道を歩いて地理院地図の登山道入り口に向かいましたが、地理院地図と異なり、本当の入り口はもっと下です。
 治山工事をしていたお兄さんに「登山道に入っていいですか?」と尋ねたら、「ええ、いいですよ。どうぞ、どうぞ」という返事でしたので、地図上の入り口から入らせていただきました。


  
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 長命寺山と津田山の分岐点
 右が長命寺山への道です。  



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 長命寺山山頂
 展望は残念ながらありません。津田山へ向かうには、一旦分岐点まで引き返して、標識どおりに進みます。ところが、山頂の先にも、はっきりした踏み跡があり、テープもあったので、そのまま進むことにしました。
 しかし、下るにつれて踏み跡は薄くなり、ついに消えてしまいました。今回は藪漕ぎをして、縦走路に復帰しましたが、引き返すのが正解で、引き返す方が時間的にも早いように思います。



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 津田山山頂手前の、注連縄が張られた岩



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 津田山山頂の、注連縄が張られた岩



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 津田山山頂三角点
 
 初めてここへ来た時に訪れた、好展望の岩場まで行ってみようかと思いましたが、今回は時間の関係でパスすることにしました。


 
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 天之御中主尊(あめのみなかぬしのみこと)岩
 岩の下に、ちょっとした広場があって、琵琶湖方面が好展望です。ひょっとして、縦走路上では、唯一の開けた展望所かもしれません。



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 広場の木の上から、琵琶湖、比良連山を見る
  
 ここから、全体的には降り気味です。2つの小さなピークを過ぎて、しばらく歩くと、やがて林道に降り立ちます。



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 林道に降り着いた地点



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 林道広場横にある標識と説明板

 ここで縦走を終了し、林道経由で下山することにしました。細道経由で降りることもできます。



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 降りついたところにある若宮神社



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 北津田町付近から津田山を見る



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 北津田町付近から長命寺山を見る



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 長命寺川河口付近の水郷遊覧舟乗場

 この乗舟場から、長命寺川をさかのぼって、水路や西の湖を遊覧します。
 私も一昨年に、日帰り旅行で、この遊覧舟に乗りました。ゆったりしていて良かったです。



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 駐車地近くの神社から琵琶湖を見る


 出発から2時間57分後、おかげさまで、事故等なく山歩きを終えることができました。









近江、湖東の里山、繖山 [滋賀県の低山]

 3月22日  晴時々曇り

 瓦屋寺旧表参道を離れて北に進み、五個荘伊野部町の湧水川(西の沢?)の右岸を歩いてゆきました。素晴らしい景観で、直感的にハリヨの棲息を連想しました。家に帰ってから調べてみると、やはりといいますか、かつてはたくさんのハリヨが泳いでいたようです。しかし現在は絶滅してしまったようで、残念に思います。


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 五個荘伊野部町の湧水川

 清水山の麓に沿って進み、五個荘清水鼻町に入りました。観音正寺へは、前回、裏参道から登りましたので、今回は表参道から登ることにして、ここからしばらく旧中仙道を進み、安土町石寺に向かいました。


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 五個荘清水鼻町の街道沿いにある清水
 中仙道を歩く旅人の喉を潤し、今も道行く人に喜ばれている清水だそうです。


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 安土町石寺の観音正寺参道入口
 この参道は表参道の別道で、本道には中腹で合流します。利用する人は少ないようで、ここも石段の石に苔と藻のようなものが付着していて、滑りやすくなっています。


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 別道と本道の合流点
 本道はよく踏まれていて、苔も付着していないので、歩きやすくなります。


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 参道横にある林道終点の駐車場
 日中は開放されていますが、夕方に林道ゲートが閉鎖されるようです。ここから観音正寺まで、あと標高差約100mです。ここは西国三十三カ所の中で最難所とされているだけあって、脚応え十分の参道です。


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 観音正寺入口
 西国三十三カ所、第三十二番、観音正寺に到着しました。一対の仁王像が出迎えてくれます。

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 書院


 
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 護摩堂

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 本堂
 平成5年5月22日、彦根城の槻御殿を移築して建てられた本堂は、全焼しました。現在の本堂は、平成16年5月22日に落慶法要と本尊開眼法要が行われたもので、10年経過した現在でも、新しさが感じられます。
 新しい本尊、総白檀造り千手千眼観世音菩薩坐像は、インド政府にお願いして、白檀の原木23トンを特別輸入(白檀は貴重なため輸出禁止)して造られたものだそうです。
 本尊を造る際にでた端材を利用して様々な品物(お土産等)が作られました。下の写真は、その端材で作られた線香です。


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 総白檀御本尊御身分 繖の芬
 

 新しいご本尊に再会して、お祈りをした後、繖山に向かいました。時間の関係で、今回は近江六角氏の居城であった観音寺城跡には立ち寄りませんでした。


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 繖山方面への分岐点

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 繖山三角点
 


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 繖山山頂付近から、伊吹山、霊仙山を見る

 山頂を少し西に離れると、過去の山火事のためか、低木のみで見晴らしがよくなります。その季節には間近でサシバ他、猛禽類の飛翔を見ることができ、その鳴き声を聞くこともできます。


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 山頂少し下から西の湖、長命寺山方面を見る

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 山頂少し下から大中の湖干拓地、琵琶湖方面を見る

 山頂付近で展望を楽しんだ後、観音正寺へ下りました。


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 ねずみ岩

 観音正寺入り口から表参道を快調に降ってゆきました。


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 日吉神社社殿


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 表参道入口付近の立派な家々

 
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 小脇山、箕作山北面を見る

 豊かな雰囲気の旧中仙道を歩いて、安土町東老蘇で左折しました。おかげさまで出発から4時間33分後、無事駐車地に帰着することができました。


近江、湖東の里山、箕作山 [滋賀県の低山]

 3月22日  晴時々曇り


駐車地0→0:15十三仏→0:28小脇山0:31→0:45箕作山0:48→1:02赤神山1:08→
1:23瓦屋寺1:33→1:48建部瓦屋寺町参道入口→2:36安土町石寺参道入口→
3:03観音正寺3:13→3:25繖山3:34→3:43佐々木城跡→4:01安土町石寺集落→
4:33駐車地

歩行距離 17.28km


 3月も下旬になりましたので、あわただしい日々が続いています。22日は予定がなく、琵琶湖・湖東に散在する低山を歩くことにしました。

 今回は2回に分けてレポートしたいと思います。上記の順路や歩行コースには入っていませんが、先ず太郎坊宮に参拝してから、十三仏の駐車場に向かいました。


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 太郎坊宮(阿賀神社)と赤神山を見る

 太郎坊宮は、古事記中、天照大神とスサノオが会った際に、スサノオが天照大神から譲り受けた勾玉から生まれた長男(正哉吾勝勝速日天忍穂耳命)が主神の神社で、毎年12月第一日曜日に行われる「お火焚大祭」が有名です。


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 太郎坊宮入口の石段

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 成願寺
 石段をしばらく登ると成願寺で、山号は赤神山、延暦18年(西暦799年)最澄により建てられたそうです。明治の神仏分離までは、成願寺が太郎坊宮を祀っていたということです。


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 太郎坊宮、山上広場(駐車場)
 本日は大安吉日で、駐車場はほぼ満車でした。車のお祓いを受ける方々がたくさんおられました。


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 石段と鳥居
 山上広場奥の祈祷殿付近からの石段登りはたいへん急です。


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 夫婦岩
 以下、夫婦岩説明の転記です。
「夫婦岩は神の神通力により開かれたという言い伝えがあり、古来より悪しき心の持ち主や、嘘をついた者が通れば挟まれると伝えられ,子供たちが足早に通り過ぎる姿がいまでも見受けられる。
又、夫婦岩の名前の如く夫婦和合や縁結びのご利益もあるといわれている」

 夫婦岩を過ぎると、まもなく本殿です。本殿でお参りしたあと、展望台でしばし休息しました。


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 展望台から飯道山、阿星山、金勝アルプス方面を見る

 見所いっぱいの太郎坊宮参拝道を一巡りした後、十三仏に向かいました。

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 麓から仰ぎ見る十三仏の岩場(岩戸山)。帰路に撮影しました。

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 十三仏駐車場付近
 休息所、トイレ等が整備されています。以前はなかったのですが、入口付近に獣対策用のフェンスと扉が設置されました。
 十三仏巨大岩までの参拝道は広くて歩きやすい道で、参道脇には各所に石仏が安置されています。


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 十三仏、巨大岩
 この大きな岩に聖徳太子が刻んだとされる十三体の仏像が安置されています。


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 お堂等と巨大岩

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 岩戸山から繖山方面を見る

 岩戸山で展望を楽しんだ後、小脇山に向かいました。地道は昨日の雨や雪でぬかるんでいるところが多くて滑りやすかったので、注意深く歩きました。


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 小脇山山頂
 付近の山林は潅木等が刈り払われて、よく整備されているので、方向によっては、良い展望です。


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 箕作山山頂
 この山頂も方向によって良い展望を楽しめます。

 ぬかるみに注意しながら、赤神山に向かいました。


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 赤神山山頂から南の岩峰先端部を見る
 赤神山山頂付近は、たいへん良い展望です。


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 赤神山山頂から伊吹山、霊仙山方面を見る

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 赤神山山頂から愛知川、はっきりしませんが御池岳、日本コバ等を見る

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 赤神山山頂から小脇山、鏡山、三上山方面を見る

 赤神山山頂で素晴らしい展望を楽しんだ後、秋の紅葉で有名な瓦屋寺に向かいました。途中分岐で左折すべきところを直進してしまいましたが、気付いてルートに復帰しました。この分岐だけ標識がありません。


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 瓦屋寺上の金色慈母大観音像
 この付近でも鈴鹿方面が好展望です。


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 金色観音像付近から日本コバ、銚子ヶ口、イブネ、雨乞、綿向等の山々を見る

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 瓦屋寺本堂(昔は華厳宗、現在は臨済宗妙心寺派)
 瓦屋寺の名は、聖徳太子が四天王寺創建のとき、瓦をこの地で造ったことに由来しているそうで、江戸期に再建された本堂には千手観音立像が安置されていますが、三十三年に一度開帳されるそうです。二十年以上前だったと思うのですが、本堂内には自由に入ることができ、堂内を見た記憶があります。しかし、本日現在は入口の障子が閉鎖されていて、入れなくなっていました。


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 経堂
 窓の格子越しに、中を見ることができます。


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 経堂の格子窓から見える絵画のうちの1つ 
 天部? 絵画は8面に描かれているようです。
 撮影禁止とはなっていないようですので、撮影させていただきましたが、問題があるようでしたら削除いたします。


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 庫裏
 新しく、立派な庫裏です。許可なく庫裏に近づいてはならないということを後で知りました。気付かずにうっかり近づいてしまいました。申し訳ありませんでした。

 瓦屋寺を訪れた後、旧表参道で山を下りました。石段道は全体に苔や藻のようなものが付いていて滑りやすく、一度滑って尻餅をつきそうになりました。参拝用の車道がありますので、この参道はあまり利用されていないようです。


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 旧表参道入口付近
 歴史を感じさせる石段道を降って、旧表参道入口に到達しました。この付近に瓦窯跡があるそうです。

 参道入口でルート確認をして、東近江市八日市から近江八幡市安土町石寺に向かいました。






 


近江・湖南アルプス 堂山、太神山、矢筈ヶ岳、笹間ヶ岳を歩く [滋賀県の低山]

 1月29日  晴


駐車地0→0:02天神川渡渉点→0:37堂山分岐→0:49堂山1:04→1:15堂山分岐→
1:25鎧堰堤・砂河原出合→1:29鎧堰堤→1:40天神川出合(林道)→
1:48太神山登山口→2:15泣不動→2:22二尊門→2:30不動寺庫裏→
2:33不動寺本堂→2:39太神山山頂2:42→2:48不動寺本堂3:10→
3:21矢筈ヶ岳分岐→3:42出合峠→3:49矢筈ヶ岳山頂3:51→3:55出合峠→
4:16富川道分岐4:18→4:23大池→4:28大谷河原→4:45林道出合→
4:50笹間ヶ岳山頂4:56→5:33駐車地

 本日は、一昨年12月に訪れた金勝アルプスの南西に位置する山々、湖南アルプスの峰々を歩いてきました。標高は300m~600mと金勝アルプス同様低いですが、魅力いっぱいの山々で、冬晴れの中、心地よい山歩きを楽しむことができました。
 

歩行距離 19.77km


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 天神川渡渉点
 天神堰堤の上流側の河原に対岸へ渡る飛び石があります。
 天神川林道は現在水道工事中で、奥まで車で入ることができません。しかし、登山者は工事現場手前まで車で入ってもよいそうで、誘導員さんがバリケードを開けてくれます。指示に従い、林道横の空き地に止めさせていただきました。林道は狭くて対向が大変なので、枝の公園駐車場に止めたほうが良いように思います。


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 五味谷左岸尾根
 五味谷を少し遡行して右岸尾根に取り付くのが一般的なコースなのですが、今回は左岸尾根に取り付きました。岩場もあり展望良好の歩きやすい尾根です。


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 五味谷左岸尾根から堂山を見る

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 五味谷左岸尾根上部から堂山を見る
 湖南アルプスの名に相応しい、アルペン的な景観です。主尾根出合で左折して、堂山に向かいました。風化花崗岩の歩きやすい岩尾根です。


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 堂山、西の山頂
 堂山山頂は、キレットを挟んで2つの山頂があります。標高は東の山頂のほうが少し高いように見えます。西の山頂には、三角点ではなく、水準点があります。水準点というからには、高度角による標高測定ではなくて、下から水準測量で標高を繋いできたものと思われますが、険しい山ですから、かなりの苦労があったのではないかと思います。
 両山頂とも、大変素晴らしい眺めです。


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 堂山山頂から、岩間山・千頭岳・音羽山方面を見る

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 堂山山頂から、琵琶湖・比叡山・比良山系方面を見る

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 堂山山頂から、三上山・金勝アルプス方面を見る

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 堂山山頂から、太神山(右)方面を見る

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 堂山山頂から、矢筈ヶ岳方面を見る

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 堂山山頂から、笹間ヶ岳方面を見る

 堂山山頂で展望を楽しんだ後、折り返して鎧ダム方面に進みました。標識があり、ルートも明瞭です。道なりに進むと、鎧ダム上の堆積砂原に到達します。


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 鎧ダム上の堆積砂原
 地図ではダム湖になっていますが、堆積砂原です。


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 新鎧堰堤
 この堰堤のすぐ上流にオランダ人技師デ・レイケで有名な鎧堰堤があります。


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 現地の説明板にある鎧堰堤空中撮影写真

 堰堤から下流は花崗岩の沢沿い道で、滑りやすいので、注意しながら下りました。


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 迎不動堰堤
 鎧堰堤の下流に近年作られた堰堤です。コンクリート堰堤ですが、石を貼り付けて、デ・レイケが活躍した頃の堰堤の姿を表現したものです。


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 天神川出合の対岸、林道にある標識
 出合を石飛で渡ると天神川林道で、近くに迎不動があります。林道を上流側に進むとゲートがあり、その手前に駐車場があります。ゲートを過ぎ、しばらく進むと太神山登山口標識があります。標識に従い右折して、登山道(参拝道)に入りました。


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 太神山登山口標識
 ここから不動寺まで、比較的勾配の緩やかな歩きやすい参拝道が続きます。


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 泣不動
 お不動様としては優しい顔つきです。この少し先に矢筈ヶ岳分岐があります。


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 二尊門
 左折して、二尊門をくぐります。門の向こうには石灯籠と二尊が見えます。


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 二尊、矜羯羅童子と制多迦童子

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 不動寺庫裏
 地蔵菩薩を過ぎ、山門をくぐって不動寺庫裏に到着しました。広場と休息所があり、大きな山寺であることが分かります。本日は平日でしたが、8名ほどの参拝者に出会いました。


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 不動寺本堂
 京都清水寺に似た雰囲気があります。柱は見た目、新しいように見えます。


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 本堂入口
 中に入って、お不動様の真言を唱えました。


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 本堂の少し上にある胎内潜り岩

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 太神山山頂の社
 太神山山頂の最高点は三角点ではなく、社向かって左の石で、推定標高602mくらいでしょうか?

 社でお参りした後、庫裏に戻り、広場で食事休息をしました。1月とは思えない暖かさで、ゆっくりくつろいで休息することができました。
 休息の後往路を戻り、矢筈ヶ岳に向かいました。


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 矢筈ヶ岳分岐
 ここから富川道分岐までは全体に展望不良で、我慢の山歩きになります。矢筈ヶ岳分岐からしばらく歩いて、鞍部を過ぎたあたりからアカマツに混じってヒメコマツが目に付くようになります。
 出合峠で左折して矢筈ヶ岳に向かいました。


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 矢筈ヶ岳山頂

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 矢筈ヶ岳山頂から笹間ヶ岳方面を見る
 山頂の展望は刈り払われた一方向のみで、あまり良くありません。出合峠に戻り、縦走路を北西に進みました。

 富川道分岐を過ぎてしばらく登ると沢沿いになり、湿地になります。この辺りから単調な林中風景から開放され、雰囲気が良くなります。


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 最初の池

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 二番目の池

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 三番目の池
 この池が一番大きくて立派です。これらの池畔では、夏に湿地植物の花が見られるそうです。


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 大谷河原
 大谷河原にある自然歩道標識には、笹間ヶ岳まで0.3kmと表示されていますが、明らかに間違いで、たぶん1.3kmでしょう。
 縦走路はやがて林道に合しますが、またすぐに右の山道に入ります。


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 笹間ヶ岳三角点と雨乞岩
 西方の展望が良い山で、瀬田川が間近に見えます。ここで一息入れました。


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 笹間ヶ岳・雨乞岩から瀬田川・岩間山・千頭山・音羽山方面を見る

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 笹間ヶ岳・雨乞岩から琵琶湖・比叡山・比良山系方面を見る

 笹間ヶ岳山頂から岩の多い山道を歩いて林道に降りれば、あとはほとんど舗装路で歩きにくいところもなく、余裕をもって駐車地まで戻ることができました。
 
 体重増加で、降りは問題なかったのですが、登りはかなりバテました。ウエストを絞るためには、よい運動になったように思います。おかげさまで、出発から5時間33分後、無事山歩きを終了することができました。
  


  






  
  
  
  
  
  
  


三上山と鏡山 [滋賀県の低山]

 3月3日  曇り一時晴れ

三上山裏登山口駐車場11:02→妙見堂跡11:08→表道出合11:09→三上山山頂11:26→
ふるさと館前11:48→里の家11:53→城山登山口12:06→縦走尾根12:28→
立石山12:45→鏡山三角点13:08→竜王山山頂13:11→鏡山三角点13:14→
希望ヶ丘公園メイン道路13:43→13:52休息所14:11→里の家14:24→
ふるさと館前14:30→14:58三上山山頂15:03→15:22三上山裏登山口駐車場


 昨日から今日の朝にかけて私の住んでいる町では断続的に雪が降りました。鈴鹿の山は先日の暖かい雨で雪がかなり融けたようですが、新たな積雪で、また綺麗な雪景色が復活したかもしれません。
 雪山も良いのですが、今回は雪のあまり積もらない低山で、気軽に楽しめる湖東平野の里の山、三上山と鏡山を歩きました。
 この両山の麓には二つの大きな公園があります。これらの公園は整備・管理が行き届いた素晴らしい公園で、冬でも散策やウォーキング、そしてジョギング等を楽しむ人たちをよく見かけます。


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 御上神社前から三上山を望む



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 御上神社
 御上神社は旧官幣中社で、主神は天照大神の孫、天之御影命 (あめのみかげのみこと)だそうです。先ず御上神社をお参りしました。


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 出発地の裏登山道登山口駐車場にある案内板
 今回の登りは、裏道ではなく、裏道へ入ってすぐにある分岐から表道へ通じる連絡道を通って、表道から登ることにしました。

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 妙見堂跡
 妙見堂跡を過ぎると表登山道との交差点に出合います。まっすぐ進めば山腹道、右折すれば表登山道です。
 


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 上部の岩場から草津・大津方面を望む

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 岩場から守山・草津・琵琶湖・比叡の峰峰方面を望む

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 御上神社奥宮

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 三上山山頂

 山頂から花緑公園への急勾配道を降りました。

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 標識と案内板
 急勾配を降りてくると、この案内板のある三叉路に着きます。どちらに向かっても良いのですが、左に進みました。

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 天狗岩

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 近江富士花緑公園の ふるさと館
 このふるさと館では休息や宿泊ができます。近江富士花緑公園は広くて雰囲気の良い公園です。

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 歩道橋
 県道325号線にかかる歩道橋を渡って希望ヶ丘文化公園に向かいました。

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 歩道橋から三上山を望む

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 里の家
 永源寺町黄和田の古い民家を復元新築したものだそうです。

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 雪ソリ(帰路撮影)

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 希望ヶ丘文化公園の球場付近から城山を望む
 希望ヶ丘文化公園は近江富士花緑公園よりも広い公園です。

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 城山登山口へ向かう途中の橋上から田中山、妙光寺山を望む

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 城山登山口
 標識に従い車道(林道)を歩いてゆくと分岐があるのですが、うっかり通り過ぎてしまいました。引き返して分岐から沢沿いの道に入り、主尾根鞍部へ向かいました。

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 主尾根鞍部
 ここで左折すれば城山山頂が直なのですが、今回は城山には行かず、右折して立石山に向かいました。

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 縦走路から鏡山方面を望む

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 立石山山頂

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 鏡山三角点
 城山から鏡山間の縦走路は小さなアップダウンが多く、歩き応えがあります。残念なことに木々が邪魔をして、展望はよろしくありません。三上山ではたくさんの方々に出会ったのですが、こちらの縦走コースでは、日曜日にもかかわらず、出会ったのは僅か二組3名のみでした。

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 三角点東方にある竜王山山頂
 こちらの方が三角点よりも標高が高いような気がします。

 縦走路を引き返し、鏡山から最初に出合う分岐点ピークを左折して、希望ヶ丘文化公園へ向かいました。この尾根道もアップダウンがあり、歩き応えがあります。

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 中央道路出合い
 キャンプゾーンの中の道を通って、中央道路に下りつきました。ここで右折して、中央道路を西に進みました。中央道路の南に屈曲の多い道が平行してありますが、この屈曲道は木陰が多い道です。中央道路のサイドには休息適地が各所にあります。

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 休息所
 スポーツ施設の東端から少し東にあるハウスで食事休息しました。

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 ハウス前の芝生上から田中山方面を観る

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 希望ヶ丘文化公園野球場の上にある紅梅林
 満開近しです。

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 紅梅

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 近江富士花緑公園の鯉池(手前)と桜池(県道の向こう側)

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 鯉池の鯉

 鯉池を過ぎると再びふるさと館ですが、帰路では往路方面(右折)へは行かず、まっすぐ進みました。

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 木製の歩道橋
 左折してこの橋を渡ればBe-cafeに着きます。Be-cafeの近くに植物園があります。その方面には行かず、まっすぐ進んでバーベキュー場、そしてロータリーに達し、そのロータリーを右に曲がって三上山登山口へ向かいました。

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 再び三上山山頂

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 山頂の岩場から阿星山方面を望む

帰路は表道ではなく裏道を降りました。こちらのコースも岩だらけの急坂道なので慎重に降りました。

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 途中の展望所から鏡山方面を望む

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 裏登山道登山口駐車場横にある神社


 午後3時22分、おかげ様で無事山歩きを終了することができました。


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