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水量谷 22-8-9 [鈴鹿南部]


 久々2ヶ月ぶりの山行で、近年夏の定番、鎌ヶ岳北面の水量谷を歩いてきました。


8月9日 曇り 時々 晴れ


武平トンネル東駐車場0→水量谷→1:59鎌ヶ岳山頂2:29→2:51武平峠→
2:57武平トンネル東駐車場


 家を出発したのは午後1時15分頃と、いつものように遅くなりました。

 鈴鹿スカイラインに入ってからの道中サイド駐車場は珍しくすべてガラガラで閑散としていました。


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 歩行図


buhei-tonnel-nishi.jpg武平トンネル西口


1-taki.jpg最初の滝


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10-taki.jpgこの滝から鎌ヶ岳山頂まで谷通し場合、水量谷の核心部が続き、緊張感ある区間が数箇所あります。


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12-taki.jpg標高約1000m、難所の滝

 ルートは数箇所あるようです。

 向かって左手(右岸)をしばらく登り、昔作られたと思われる水平道跡をへつって滝上に至る難ルート。

 もう一方は滝下右手(左岸)のルンゼ滝を登攀したあと、左手の踏み跡をたどって小尾根を越え滝上に到達する難ルート。

 最後に時間を要しますが、やや安易な左手(右岸)から大巻きして滝上の上方に降りるルート。

 上2つのルートはかなりの危険を伴うルートです。今回はルンゼ滝ルートにしました。


13-runze-taki.jpgルンゼ滝


14-taki.jpg難所滝上から上方を見る


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17-sawa.jpg鎌ヶ岳山頂が見えてきました

 県境尾根コースのバイパス道を越えてさらに進むと上部で急勾配の難所となり、滑落要注意です。


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24-kama-top.jpg山頂に到達しました


25-gozaisho-tsubame.jpg御在所岳と大型のツバメ

 はじめガスッてましたが、のち見通しがよくなりました。昆虫類が多いためか毎年この時期は大きなツバメを見ることができます。

 山頂部で30分ほどゆっくりしました。


 あとがき

 スカイライン道中の駐車場にほとんど車がなかったとおり山中では誰に会うこともなく、静かな山歩きになりました。
 体力的には、長期の歩行不足のためかザックが重く感じ脚力腕等、力も弱くなったように感じました。
 暑い時期ですので無理はできませんが、今後体調を整えてゆきたいと思っています。







Amazonギフト券 チャージタイプ ポイント還元キャンペーンが近々終了 [その他]


 本日 Amazon からメールが届きました。よい知らせかなと見ると・・・

「Amazonギフト券 チャージタイプにおける現金(コンビニ・ATM・ネットバンキング払い)でチャージすると最大2.5%ポイントが貯まるキャンペーンが2022年7月21日(木)23時59分をもって終了いたしますことをお知らせいたします。」

 なんと、これは残念。このキャンペーンはずーっと続くものだと思ってました。あと数日で終了なので早めにチャージしておきましょう。それにしても様々な面において生活コストが上昇しまくっているのできついですねー。

 さて山の方ですが、いろいろやっておくべきことがたくさんあり、また天候不順もあって、行くことができません。
 天気が安定してきたら、近いところでまた沢歩きをしたいと思っています。







動物に襲われた回数は少ないかも そうでもないか 6 [その他]


 哺乳動物の続きです。
 ニホンザル  少なくとも50代の頃まで、町内周辺でサルが出没するようなことはなかったけれど、60代に入ると時おり見かけるようになり、作物の被害等が出るようになりました。
 さて山歩きをしているとニホンザルに出合うことはよくありますが、私は無視してスルーすることが多く、今まで襲われたことはありません。しかし緊張状態になったことはあります。

 当ブログを書き始めた2012年の秋、養老山地の南端から北端までのワンデイ縦走をしました。そのとき愛宕神社を出発してしばらくでサルの集団に出合いました。
 尾根に取付く手前の掘割道で遭遇したわけですが、いつものように無視してスルーと急ぎ足で歩いていたところ前方25mほどのところにボス猿と思われる大きなサルが群れから離れてやってきました。
 私は『闘いたいのか?急いでいるので闘いたくないけど』と思いながら、ゆっくりスピードに落としサルをガン見しながら進みました。大ザルの方も尻をグイッと上にあげて(ゴリラの尻上げポーズに似ている)私をにらみながら近づいてきました。
 緊張感いっぱいの中ですれ違った時、私が少しでも挙動を変えていたら闘いになっていたかもしれません。しかし何も起きませんでした。数秒後うしろを振り返ったら大ザルもふり返って私を見ていました。
 出だしから前途多難の様相でしたが、おかげさまでその後は特に問題等なく進むことができました。


 イノシシ  山中でイノシシと出合ったことはそれほど多くなく、幸いなことに今まで襲われたことは一度もありません。
 出合った体験の中では鈴鹿山中、石槫峠付近で出合った若イノシシが印象に残っています。

 石槫峠西方の国道旧道を石槫峠に向かって歩いていた時、前方の花崗岩法面下の道端で若イノシシが土掘りをしていました。たぶん食料のミミズを探していたのでしょう。
 イノシシは土掘りに集中していて私に気づかなかったので、私はその後ろ1mほどのところでしゃがんでその様子を見ていました。数分後私が咳ばらいをしたら、ふり返って私をしばらく見ていました。そのあと谷に向かって走り降りてゆきました。食事の邪魔をしてしまったことになりますね。
 その他、南伊勢ではシダ原道の中で就寝中の大イノシシに出合い危うくぶつかりそうになってしまいましたが、イノシシは直前にとび起きて全力で逃げてゆきました。100kgを超えるようなイノシシは走ると地響きがありますので、かなりの迫力があります。
 大イノシシには数回出合っていますが襲われたことがないのは幸運かもしれません。





動物に襲われた回数は少ないかも そうでもないか 5 [その他]


 哺乳動物には里でも山でもよく出合います。今までの人生(現在70代)で襲われたことは多くないですが、印象に残っているできごとはかなりあります。

 イヌ  幼少のころから放し飼いのイヌによく追いかけられて恐い思いを何度もしました。怪我をしたこともあります。

 シバイヌ  近年、柴犬はオオカミのゲノムと96パーセントあまりが共通ということが分かったそうですが、私は『なるほどそうかもしれない』と納得しています。

 シバイヌは噛み癖が強く出る犬種といわれていて、幼犬のころからよく噛みつきます。適切な方法かどうかわかりませんが、矯正のため私が行った方法を書きます。
 たとえば指を噛まれたとき、噛まれた指をそのままにして、噛まれてないほうの手でイヌの鼻を握り、しばらくそのままにします。イヌは口をあけることができず不自由な状態になります。それで「噛みつくことは得策ではない」と理解します。
 噛むたびにそれを繰り返せば数回で噛みつかなくなり、手を近づければペロペロなめるだけになりました。そのときは「よしよし」と撫でてあげます。
 主人には忠実でたいへんかわいいシバイヌですが、やはり他人にはきびしく接します。近年は選抜により野生味が薄くなったフレンドリーな柴犬も多くなりつつあるようです。

 ネズミ  昔は小さなイエネズミが屋根裏に住んでいて、ときどき悪さをしていました。 

 クマネズミ  25年ほど前に大発生して木造家屋はかなりの被害を受けました。
 私のすんでいる家は日本家屋で引き戸が多かったのですが、戸はクマネズミに食い破られて家の中に保存していた食料等多くが被害にあいました。
 ワナの他にシバイヌと一緒に狩をして退治したりしていましたが侵入は絶え間なく続きました。戸をサッシに変えたり、弱そうな木部に金網を張ったりして対策をし、ようやく解決しました。

 ネコ  いまはしないようにしてますがかなり昔、野良猫を見てエサをあげたくなって煮干を与えたら、すぐに馴れて「ニャー、エサをくれ」。
 煮干を手に持ってネコに見せたらネコパンチで私の指をひっかいて落ちた煮干をムシャムシャ。やはり野良猫で家ネコのような加減はありません。

 イタチ  ニワトリ小屋など何度も襲撃を受けたことがあり、狩の上手なイタチです。
 ある西日の差す夕方、裏の畑に出たところ、茶色の動物が猛然とダッシュしてきて私の脚にとびかかりました。見ればイタチでした。
 すぐに合点できましたが、白のロングソックスをはいていた私の脚をニワトリと見間違えたのですね。

 アナグマ  通常はおとなしい雰囲気のアナグマです。
 滋賀県側において、3月ころは冬季通行止めの鈴鹿スカイラインですが、車等料金所跡付近ゲートまでは入ることができます。
 サイクリングで野洲川ダム湖畔道路を走っていたとき前方に動物を発見。近づいたとき横を見たら車に轢かれてペシャンコになった動物のそばにアナグマがいました。そのままスルーしたところ「グワー」という恐ろしい唸り声がしたので振り返ったら、怒りの形相のアナグマが追いかけてきました。
 スピードを上げて時速50kmほどで逃げましたが追いつかれそうになったので全力で漕ぎ続けました。しばらくで諦めてくれたのでホッとしましたが、思うに轢かれていたのは家族のアナグマだったのかもしれません。


 




トノサマガエルとアマガエル [その他]


 本日中日新聞(6月12日付け)を見ていたら「くらし」面連載の「海の玉手箱」というところにカエルの記事があり興味深く読みました。
 

 記事によると身近で代表的なカエルはトノサマガエルとアマガエルだそうです。なるほどその通りで、私の住んでいる家の裏の畑にはその二種類が棲息しています。
 私が小学生のころはその2種類のほかにアカガエルとツチガエルも棲んでいました。しかし環境が変化したためか中学生のころにはアカガエル・ツチガエル共にいなくなってしまい現在に至っています。

 記事にはトノサマガエルについて「成長しても田んぼなどの水辺から離れず生活します」とありました。これも基本的にはその通りだと思います。
 ところが家の裏のトノサマガエルがいる畑一帯は丘陵地であり水辺がありません。田んぼもなく最も近い池でも住宅地帯をはさんで200m以上離れています。どこからここに来るのだろうかといつも不思議に思っています。ひょっとして私の知らないどこかに小さな水辺があるのかもしれません。

 畑で草取り等をしているとトノサマガエルとよく出合います。その時の私の気持ちは『カエルくん、こんな乾いた畑に住んでいて偉いな。虫をたくさん食べて元気でいてくれ』です。

 秋が深くなるとトノサマガエルは冬眠に入ります。草の根っこ等を取り除くために地面を掘るとトノサマガエルの冬眠穴に当たってしまうことが時にあります。カエルを掌に載せると動くので、完全に眠っているわけではないようです。冬眠穴を壊してしまったときは修復するか別の安全な場所に穴を作って移動させるかしています。

動物に襲われた回数は少ないかも そうでもないか 4 [その他]


 7. アブ類
 山中において夏季は大小のアブ類にまとわりつかれて襲撃を受けることが多く、手で払いのけるだけでは間に合いません。衣服の上からも口を刺しこんで噛みついてくるのでたちが悪いですね。 
 私は以前書きましたように山中で読書(勉強)をしていたことがありました。そのような静止状態でかつ夏季時は蚊取り線香を用意して自分のまわりの二箇所で線香を焚きました。アブも蚊も寄って来ず、長時間効果がありました。
 渦巻き香の外側と内側二箇所に点火するとより効果大です。


 8. ムカデ
 有機物(落ち葉等)の多いところを好んで生息しています。
 山歩きをしている最中に襲撃されたことはありませんが、静止状態でいるとズボンのスソ等から侵入してきて噛みつかれることがあります。皮膚の上を歩かれてモゾモゾ・チクチクと何度も噛まれるとびっくりぎょうてんです。
 私の場合噛まれた箇所は紫色になりますが、今までのところ何故か比較的早く回復しました。侵入防止法はズボンの裾を靴下で覆うことで、それは山を歩くときの原則であるように思います。
 



動物に襲われた回数は少ないかも そうでもないか 3 [その他]


 5. ブユ(ブヨ・ブト)
  当地方ではブトとかブヨと呼んでいます。私の場合、時に腕や首筋等皮膚の露出部で被害を受けることがあります。
 15年ほど前だったか能郷白山に能郷谷から登った時に尾根上でまとわりつかれ吸血被害にあいました。たいへん痒くて家にある置き薬で対処していましたが半年経っても治癒せず、患部が褐色のでこぼこ状できものになってきたので病院で診てもらうことにしました。
 皮膚科の先生から「ブユによるものならあえてガン検査をする必要はないでしょう。強いステロイド軟膏を出します。たぶん一週間余りできれいで平滑な皮膚に戻りますよ」と言われてマイザー軟膏を処方していただきました。
 有難いことに先生から言われたとおり一週間余りで治りました。それ以降ときどきマイザー軟膏のお世話になっております。
 ネットで調べてみたところ、ブヨの場合はやはり遷延化することが多く治癒に一年以上かかることもあるそうです。


 6. ケムシ類
  ケムシ類は襲撃を受けたりすることはありませんが、不用意に触れると強く痛んだり、かぶれたりします。

 イラガ、ヒロヘリアオイラガ
 毛に触れると強く痛みます。当地方ではオコゼと呼ぶことがあります。里ではイラガよりもヒロヘリアオイラガが圧倒的に多く、剪定時に被害を受けやすいです。
 ヒロヘリアオイラガは広範な木々に生息していて、たとえば生け垣のアカメガシ、果樹の柿の木、カエデ、カシの木、サンシュユ、その他等 で集団発生するので厄介です。

 チャドクガ
 ツバキ科の木々に発生し、毛虫は集団で固まっていることが多いです。毛に触れるとかぶれて治癒するまで結構な期間を要します。
 山中ではヤブツバキで発生することがあるので要注意です。たとえばチャドクガの脱皮した抜け殻の付いた葉が長靴の中に入ることがありますが、そのようなときは足がかぶれてひどい目にあいます。
 製茶業の方々は製茶をするとき無農薬栽培の茶葉を好まないことが多いです。実際のところ、無農薬栽培の摘みたて茶葉にはチャドクガ幼虫やその脱皮抜け殻が混入していることがよくあります。




動物に襲われた回数は少ないかも そうでもないか 2 [その他]


 3. ヤマビル
  近年は北部鈴鹿から南部鈴鹿に至る全域で生息するようになりました。鹿の生息数増加によってもたらされたものとされていますが私もそう思います。
 若かった頃は対策不十分で被害を受けたことがありましたが、対策をするようになってからは襲撃を受けても吸血被害を受けることはほぼなくなりました。
 ここで反論を書くことになりますが、近年「ヤマビルは木の上から降ってくることはない」と断じている記述や研究による証明が見られるようになりました。
 私の経験から言いますとそれは違います。なぜなら現実に私が木から落ちてくるヤマビルを目撃しているからです。木から落ちてきたヤマビルが私の前腕に付着したのを目撃し、付着したときのちょっと冷たい感触を体験しました。
 どのような環境でそのような状況が生じるのでしょうか。ヤマビルの生息密度が高い場所において、梅雨期の深い霧の中や霧雨時で頭上に低木林がある所(木々は濡れている)ではヤマビルは木に登ることがあります。その木の下に人間等がいると、それを感知したヤマビルは落下してきます。
 「ヤマビルは木の上から降ってくることはない」と断じている方々はそのような環境の中で、例えば透明傘をさして落ちてくるヒルを観察・経験されると考え方が変わると思います。


 4. マダニ
  笹原や低木林を漕いだりするとマダニが衣服に付着することがよくあります。夏季は動きが機敏になってより付着しやすくなります。運が悪いと皮膚に口を差し込まれ容易にひきはがせなくなってしまいます。
 致死率の高い感染症等を引き起こすウイルスやリケッチアを持っているダニもいるので、軽く見ることはできません。
 運悪くダニに食い込まれたときの私の対処法です。無理に引きはがすことはNGということなので、私は抗生物質軟膏を付着部に塗ってテープを貼ることにしています。一時間後にテープをはがすとダニは死んでいて簡単に引きはがすことができます。

 次回に続きます。




動物に襲われた回数は少ないかも そうでもないか [その他]


 このところ当地ではニホンザルの出没が多くなっており、頻度はすくないですが、人が襲われたこともあるようです。
 さて、山歩き等をしていると様々な動物に出合います。私に関して野生動物に襲われた経験について少し書いてみたいと思います。

 1. マムシ
  マムシに出合うことはときどきありますが、襲われることは滅多にありません。しかし一度だけ襲われたことがあります。
 ある時、山歩きを終えて武平トンネル西口の駐車場に帰着しました。ふと下を見ると小さな若マムシが足元にいました。
 これから他の登山者たちが次々に下山してくるでしょうから、トラブルが発生すると困ります。谷の方に棒で移動されることにしました。
 棒を胴体横に当てて移動させようとすると、なんとジャンプして私に跳びかかってきました。とっさに逃げると追いかけてきてまた跳びかかってきました。それを数回繰り返しました。
 それまでの経験で、アオダイショウやシマヘビを棒きれで他所に移動させたことは何度もありましたが襲われたことはありませんでしたのでびっくりしました。
 その時出した結論は・・・マムシは気が強いと思われるので刺激するのは吉じゃない・・・でした。


 2. ハチ
  山ではありませんが、畑でよく刺されます。近年は毎年3回ほど畑作業中に刺されています。アレルギー体質なので刺されると結構な状態になります。
 趣味の山歩き中では過去に一度だけ刺されたことがあります。
 真夏にフジキリ谷道(千草街道)を歩いてイブネ・クラシに向かっていました。ヤマビルの襲撃ははなはだしくてズボン等に多数くっつきましたがすべて撃退して、杉峠に着きました。
 峠の石に腰かけて涼んでいると左胸にウシアブらしきものがとまりました。血を吸われる前に退治しようと右手でバシンと叩いたところ激痛を感じました。なんと大きな蜂だったのです。身体に付着したハチを手で払い落すと、服には大きな針が分離して残っていました。
 もう山歩きを中止して引き返そうかと思いましたが、しばらくの休息の後イブネ・クラシに向かいました。やはり懲りません。

 夜更けになりましたので、また続きを書きたいと思います。





御在所 東峠谷下降 [鈴鹿南部]


 武平峠から御在所岳に向かう県境尾根の西には峠谷があって南に流下しています。同じく県境尾根の東にも峠谷(私の持っている昔の地図上では「峠谷」と表示)があります。
 今回はこの県境東側の峠谷を下降してみました。この沢の正式な名称を私は知らないのですが、ここでは『東峠谷』と仮呼称をつけることにします。

6月5日  曇り 場所によって 霧

武平トンネル東の駐車場0→0:52御在所岳山頂→0:54望湖台1:01→
1:03御在所岳山頂1:07→1:13長者池1:16→1:18御嶽大権現1:21→
1:33東峠谷源頭(広場)1:35→2:50鈴鹿スカイライン→2:55武平トンネル東の駐車場

平面距離  4.59km

沿面距離  4.95km

累積標高  約495m


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 歩行図

現地到着は午後1時を過ぎており、遅い出発になりました。


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 武平トンネル東口


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 県境尾根から振りかえると、鎌ヶ岳山頂部は霧の中


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 御在所岳三角点
 ここまでの道中で下山者と何度もすれ違いました。多人数の集団に道を譲ったりしましたので、結構時間がかかりました。
 登りの場合、譲ると一息つけて楽になるのでよく譲ります。


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 望湖台から 雨乞岳 方面
 一瞬の雲の切れ間があり運良く撮影できました。


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 長者池


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 御嶽大権現

 参拝のあと旧キャンプ場跡の広場に向かいました。

 広場の写真を撮り忘れましたが広場付近が東峠谷の降り口です。


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 1 はじめは笹溝
 急勾配の沢ですので最初から険阻な雰囲気です。
 スリップ事故になれば大変なことになりますので、びびりながら慎重に降りました。それでも事故にはならない小さなスリップはあります。三点支持は重要です。
 場所によって懸垂下降を行いました。下降できないと判断したときは県境稜線へ逃げることができます。


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 堰堤とスカイラインが見えてきました。


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 緊張状態が続きましたのでスカイラインに降りてホッとしました。


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 タニウツギ


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 ベニドウダン


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 サラサドウダン

 あとがき
 実行できるかどうかわかりませんが、もう少し大きな沢の下降を考えています。今回はその予行演習のつもりで歩きました。

 若かった頃は沢に関して色々な面で無知でしたので時に失敗をしました。たとえば滝下降で失敗して大怪我をしました。幸い自力下山できましたが、手の握力低下等不具合が二十年近く続きました。体調不良も長期に続いてそのトラウマが今もあります。
 わたしはそれでも懲りずに続けていますが、急勾配の沢下降は遡行よりもずっと危険ですので一般的にはお勧めできません。万全の装備と用心深さは必須と考えています。





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