武平トンネル東口～イブネ北端南東尾根～イブネ～雨乞岳

　いま特に山歩きしたいと思っているところは２か所ほど。いずれも中距離で累積獲得標高は1500ｍ～1700ｍと、現在の私には体力的に少しきついような気がします。
　先月に自動車運転免許の高齢者講習を受けて、夜間視力等衰えてきていることを知りました。またその他身体機能の低下も自覚しています。
　それら検査結果等を感じつつ、はたして歩きたいところを歩ける体力があるのか上記タイトルの行程で模擬歩きをしてみました。

　５月８日　　晴れ　のち　薄曇り

武平トンネル東口Ｐ0→0:33沢谷峠→0:59コクイ谷→1:25コクイ谷出合→
1:30休息地1:50→2:03小峠取付き→3:00 P1125北の鞍部→3:10イブネ北端3:15→
イブネ→3:26佐目峠→3:29休息3:34→3:50杉峠3:55→4:19雨乞岳4:22→
4:30東雨乞岳4:33→4:41七人山コル→5:01コクイ谷下流休息地5:06→5:28沢谷峠→
5:58武平トンネル東口Ｐ

水平距離　　１４．０８km

沿面距離　　１４．６０km

累積標高　　約１３３２ｍ

　ＧＰＳ歩行奇跡

　出発地付近
　今回も出発時刻は遅くなりました。

　沢谷峠

　沢谷下流部は「迷」要注意
　以前の下降点からは下降禁止。沢の屈曲点をそのまま下り途中で沢谷を渡渉してコクイ谷に降りつきます。

　下降道からコクイ谷に降りつく
　ここからコクイ谷出合までは少し歩きにくいコースです。

　黒谷出合

　コクイ谷出合
　神崎川とコクイ谷の合流点。神崎川の左岸段丘に渡って食事休息しました。広々とした良いところです。

　神崎川を渡り小峠へ登る地点
　小沢の左岸尾根に取り付きましたがアセビの密林で苦労しました。小沢を上るのが正解かも？

　小峠

　Ｐ１１２５北の鞍部
　ここまでイブネ北端・南東尾根の登りはかなり堪えました。ご飯を食べたのにシャリバテのような状態で不調でした。

　イブネ北端

　北端付近から北の　深谷山地・その他　方面

　御在所岳・鎌ヶ岳　方面

　イブネ最高点付近
　イブネの笹はほとんど消えましたが、近年山上各所にあるアセビの茂みを利用して復活しつつあるようです。

　イブネ南肩付近から　雨乞岳

　佐目峠
　バテバテでしたのでこの少し先の石に腰掛けて休息しました。
　ここで亀田のぽたぽた焼きを二包み（４枚）食べたら何故かエネルギーが出てきて足どりが軽くなりました。

　杉峠
　これから登りになるため、ここでもぽたぽた焼きを二包み食べました。

　雨乞岳山頂
　午後４時を過ぎていて私以外誰もいない山頂でした。

　山頂から　琵琶湖・比良　方面　

　稲ヶ谷　降り口
　稲ヶ谷では近年遭難事故が多発しているためか注意警告の立て札がありました。私もこのルートは失敗すれば危険な事故になるような地点が２～３ヶ所ほどあるように思います。

　東雨乞岳から　イブネ　方面

　七人山のコル

　クラ谷渡渉点を振り返り見る
　ここでクラ谷と別れ、上りになります。ここから少し上ったところで補給のため「柿の種」を食べました。

　武平トンネル西口近くの　雨乞岳登山口
　日没前に戻ってくることができました。

　シャクナゲ

　ヤマシャクヤク

　アップ

　あとがき
　クラシ方面も回る予定でしたが時間切れで立ち寄れませんでした。
　反省点として、シャリバテ状態になりましたのでエネルギーゼリー等歩行時摂取しやすいものも携帯すべきと感じました。
　体力面では、このブログを始めた頃よりも数段落ちたことを実感し、老人になったことを認識しました。好調であれば累積標高1500ｍ以上が可能かもしれません。