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動物に襲われた回数は少ないかも そうでもないか 5 [その他]


 哺乳動物には里でも山でもよく出合います。今までの人生(現在70代)で襲われたことは多くないですが、印象に残っているできごとはかなりあります。

 イヌ  幼少のころから放し飼いのイヌによく追いかけられて恐い思いを何度もしました。怪我をしたこともあります。

 シバイヌ  近年、柴犬はオオカミのゲノムと96パーセントあまりが共通ということが分かったそうですが、私は『なるほどそうかもしれない』と納得しています。

 シバイヌは噛み癖が強く出る犬種といわれていて、幼犬のころからよく噛みつきます。適切な方法かどうかわかりませんが、矯正のため私が行った方法を書きます。
 たとえば指を噛まれたとき、噛まれた指をそのままにして、噛まれてないほうの手でイヌの鼻を握り、しばらくそのままにします。イヌは口をあけることができず不自由な状態になります。それで「噛みつくことは得策ではない」と理解します。
 噛むたびにそれを繰り返せば数回で噛みつかなくなり、手を近づければペロペロなめるだけになりました。そのときは「よしよし」と撫でてあげます。
 主人には忠実でたいへんかわいいシバイヌですが、やはり他人にはきびしく接します。近年は選抜により野生味が薄くなったフレンドリーな柴犬も多くなりつつあるようです。

 ネズミ  昔は小さなイエネズミが屋根裏に住んでいて、ときどき悪さをしていました。 

 クマネズミ  25年ほど前に大発生して木造家屋はかなりの被害を受けました。
 私のすんでいる家は日本家屋で引き戸が多かったのですが、戸はクマネズミに食い破られて家の中に保存していた食料等多くが被害にあいました。
 ワナの他にシバイヌと一緒に狩をして退治したりしていましたが侵入は絶え間なく続きました。戸をサッシに変えたり、弱そうな木部に金網を張ったりして対策をし、ようやく解決しました。

 ネコ  いまはしないようにしてますがかなり昔、野良猫を見てエサをあげたくなって煮干を与えたら、すぐに馴れて「ニャー、エサをくれ」。
 煮干を手に持ってネコに見せたらネコパンチで私の指をひっかいて落ちた煮干をムシャムシャ。やはり野良猫で家ネコのような加減はありません。

 イタチ  ニワトリ小屋など何度も襲撃を受けたことがあり、狩の上手なイタチです。
 ある西日の差す夕方、裏の畑に出たところ、茶色の動物が猛然とダッシュしてきて私の脚にとびかかりました。見ればイタチでした。
 すぐに合点できましたが、白のロングソックスをはいていた私の脚をニワトリと見間違えたのですね。

 アナグマ  通常はおとなしい雰囲気のアナグマです。
 滋賀県側において、3月ころは冬季通行止めの鈴鹿スカイラインですが、車等料金所跡付近ゲートまでは入ることができます。
 サイクリングで野洲川ダム湖畔道路を走っていたとき前方に動物を発見。近づいたとき横を見たら車に轢かれてペシャンコになった動物のそばにアナグマがいました。そのままスルーしたところ「グワー」という恐ろしい唸り声がしたので振り返ったら、怒りの形相のアナグマが追いかけてきました。
 スピードを上げて時速50kmほどで逃げましたが追いつかれそうになったので全力で漕ぎ続けました。しばらくで諦めてくれたのでホッとしましたが、思うに轢かれていたのは家族のアナグマだったのかもしれません。


 




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