雑記 山と小鳥 [その他]
数十年前のことです。私はある資格を取得したくなり結構気合を入れて勉強をしていました。
当時も趣味は山歩きでしたので頻繁に山に行っていたのですが、あるときから形態を変更して軽めの山歩きに変え、現地山中で数時間勉強をするようになりました。
そのやり方は自分には合っていたようで、勉強がはかどりいろいろな事柄がよく理解できました。
以前にも書いたことがありますが、一ヶ所に長時間とどまっていると、動物との出合が必然的に多くなります。
あるとき山の中腹の岩上で勉強していると小鳥たちが飛んできて私の周りに集まりはじめました。
一種類ではなく数種類の小鳥たちが近くの木に来て私を観察しながらさえずっているのを見ると『私に興味をもっているのかな?きっとそうに違いない』と考えたりしました。
私が舌笛でさえずりの真似をすると鳥たちは「何か変なの」と思うのか?手が届くくらい近くまで来てくれて嬉しくなってしまいました。
勉強に集中しているとき、そのようなことがあると一時の気休めとなり心が和むのでした。
資格試験の結果はといいますと、山よりも家で勉強した時間の方が当然長かったわけですが、おかげさまで合格することができました。
2020-08-28 00:27
大岩谷・紺屋谷遡行 宮指路岳周回 [鈴鹿南部]
私にとって初入渓の沢、小岐須峡上流の 紺屋谷 を歩いてきました。しかし今回は大失敗、なんと撮影した画像をすべて失ってしまいました。
水の中にあるものを発見。つかもうとしてしゃがんだとき腹付近にあったウエストバッグを水に浸してしまいました。
撮影時すぐに取り出せるようカメラを小型のウエストバッグの中に入れていたのですが水の中でショートさせてしまったようです。
SDカード内の画像は大丈夫だろうと思っていたのですが、家に帰ってパソコンのスロットに入れたところ画像は消えていて、残念なことになりました。
したがいまして今回は写真無しのレポートになります。ネット上には紺屋谷を遡行した方々の画像がアップされていますので、それらの画像が頼りです。よろしくお願いいたします。
水の中にあるものを発見。つかもうとしてしゃがんだとき腹付近にあったウエストバッグを水に浸してしまいました。
撮影時すぐに取り出せるようカメラを小型のウエストバッグの中に入れていたのですが水の中でショートさせてしまったようです。
SDカード内の画像は大丈夫だろうと思っていたのですが、家に帰ってパソコンのスロットに入れたところ画像は消えていて、残念なことになりました。
したがいまして今回は写真無しのレポートになります。ネット上には紺屋谷を遡行した方々の画像がアップされていますので、それらの画像が頼りです。よろしくお願いいたします。
8月21日 曇り のち 晴れ
大岩谷林道start 0→0:40紺屋谷出合→0:48 8m滝 0:53→
1:18チョックストン滝1:25→1:46大滝1:53→2:28小岐須峠2:33→
2:50宮指路岳山頂3:24→4:17end 大岩谷林道
1:18チョックストン滝1:25→1:46大滝1:53→2:28小岐須峠2:33→
2:50宮指路岳山頂3:24→4:17end 大岩谷林道
平面距離 6.87km
沿面距離 7.11km
累積標高 約705m
スタートは大岩谷林道
本来ならば大石橋付近から入渓すべきですが、過去に何度も歩いているため今回は林道終点まで林道を歩きました。
大岩谷をはじめて遡行したのは50年以上前の高校1年のころで白滝を見に行くことが目的でした。
当時は大岩谷林道や砂防堰堤がなく、無垢の大岩谷を遡行することができました。
紺屋谷出合までの大岩谷
渓相良く大釜は水泳したくなるくらいの広さでした。
渓相良く大釜は水泳したくなるくらいの広さでした。
紺屋谷出合~8m滝
紺屋谷に入るとかなり水量が減ります。最初のポイントは8m滝で向かって右の岩場(左岸)を高巻きました。木の根等のグリップがなく少し怖い高巻きです。
紺屋谷に入るとかなり水量が減ります。最初のポイントは8m滝で向かって右の岩場(左岸)を高巻きました。木の根等のグリップがなく少し怖い高巻きです。
進んでゆくと沢の幅が広いところに倒木があり通過やや困難です。右から巻きました。
チョックストン滝
このあたりは両岸が迫ったV字谷でホールド等がなく直登は手が出ません。廊下と滝が連続しているのが見通せます。
ここで動物と戯れて『元気でいてね』と別れたあと下流へ降り、高巻きの取付きを探しました。しばらく下ると左岸にルンゼがあり登れそうでしたので取付きました。
このルンゼ下部の岩は花崗岩系ですが、あざやかな赤色で少し気味の悪い色をしていました。
途中から尾根に移り少し上ると片足幅くらいの細い道がありました。獣道かと思いましたが本流(紺屋谷)の上流方向に進むと炭焼き窯跡のようなものがありましたので、昔の杣道かも知れません。
さらに進むとまた小さなルンゼがあり、そこから本流に降れそうでしたので下に進みました。
降りついたところは大滝連滝群の下滝(最も高低差がある)の上あたりでした。見た感じでは連滝群の全体高低差は30mほどのように思います。
連滝群を登り詰めた左手(右岸)にはカワラコバコースの「通報ポイント14」標識があります。
家に帰ってから他の方々のレポートを見たところ、ほとんど私と同じコース取りをしていました。
このあたりは両岸が迫ったV字谷でホールド等がなく直登は手が出ません。廊下と滝が連続しているのが見通せます。
ここで動物と戯れて『元気でいてね』と別れたあと下流へ降り、高巻きの取付きを探しました。しばらく下ると左岸にルンゼがあり登れそうでしたので取付きました。
このルンゼ下部の岩は花崗岩系ですが、あざやかな赤色で少し気味の悪い色をしていました。
途中から尾根に移り少し上ると片足幅くらいの細い道がありました。獣道かと思いましたが本流(紺屋谷)の上流方向に進むと炭焼き窯跡のようなものがありましたので、昔の杣道かも知れません。
さらに進むとまた小さなルンゼがあり、そこから本流に降れそうでしたので下に進みました。
降りついたところは大滝連滝群の下滝(最も高低差がある)の上あたりでした。見た感じでは連滝群の全体高低差は30mほどのように思います。
連滝群を登り詰めた左手(右岸)にはカワラコバコースの「通報ポイント14」標識があります。
家に帰ってから他の方々のレポートを見たところ、ほとんど私と同じコース取りをしていました。
連滝群より上流はしばらくのあいだ遡行を続けられます。横の登山道を歩いてもよいでしょう。やがて水量がほとんどなくなります。
小岐須峠
以前あった「通行禁止 進入禁止」のバリケード等は撤去されていました。下山時にカワラコバコース入口を確認したところそこにもバリケードはありませんでしたので、現在カワラコバコースの通行は可能のようです。
以前あった「通行禁止 進入禁止」のバリケード等は撤去されていました。下山時にカワラコバコース入口を確認したところそこにもバリケードはありませんでしたので、現在カワラコバコースの通行は可能のようです。
宮指路岳三角点
ここで30分あまりゆっくりしました。日向は暑いですが日陰は涼しくて心地よく体が休まりました。
ここで30分あまりゆっくりしました。日向は暑いですが日陰は涼しくて心地よく体が休まりました。
以降、宮指路岳登山口まで(ヤケギ谷コース)特に問題はありませんでした。
あとがき反省
つい面倒でいつものカメラを持って行き、うかつにもカメラを壊してしまいました。
沢用に 防水カメラ FUJIFILM ファインピクス XP130 も持っていますので、今後は使い分けしたいと思います。
2020-08-22 19:38
ライド & ウォーク 御在所 [鈴鹿南部]
バイクを長期に放置しておくと様々な部分で不具合が出やすくなりますので、性能維持のため時々動かしてやらなければなりません。
8日に放置ぎみだったバイクで武平峠付近まで行き、県境コースを歩いてきました。
普段は手軽なオートマのバイクに乗っていますが、今回はクラッチレバーの付いたバイクで峠道を走りました。攻めるという感じがして結構楽しかったです。
8月8日 うす曇り
start 0→0:46御在所岳三角点→0:49望湖台1:20→1:26長者池1:31→
1:33御嶽大権現1:37→1:39長者池1:41→2:08 end
1:33御嶽大権現1:37→1:39長者池1:41→2:08 end
コロナ関連で人との接触をなるべく避けるため、スタートした時刻は結構遅かったのですが、それでも数名の方々と出会いました。やはり人気の御在所ですね。
涼しい望湖台で30分あまりゆっくりしたあと長者池に向かいました。
あとがき
年齢を重ねるとともに私の体力は落ちてきたことを実感しています。
武平トンネルから御在所往復ていどの山歩きですと累積標高は400mあまりで、今の私にはちょうど良いように思います。
身体に過度の負担のかからない山歩きを今後も続けてゆきたいと思っています。
2020-08-10 00:50
水量谷 2020-8 [鈴鹿南部]
梅雨が明けたので沢に行きたい。標高があって暑くないところがいい。
2年ぶりに野洲川源流の水量谷に行ってきました。
8月3日 曇り 雨 晴れ ガス 晴れ ガス
出発地0→水量谷→1:33県境コース登山道出合→1:40鎌ヶ岳山頂2:41→
県境尾根コース→3:12武平峠→3:20出発地
県境尾根コース→3:12武平峠→3:20出発地
平面距離 3.97km
沿面距離 4.16km
累積標高 約456m
現地で出発の準備をしていると頭上でゴロゴロと雷の音。谷コースなので大丈夫だろうと思いましたが、少し不安な出発になりました。
最初の滝
向かって左の釜水際をへつり下段滝の上に登ります。水流を横断して上滝の向かって右に移ります。ホールド・スタンスがあります。
水に濡れるのが嫌な場合や自信がないときは、右岸側の巻き道を使うことができます。
梅雨明け間もないためか、ほとんどの岩上がヌメヌメしていてたいへん滑りやすく、緊張を強いられました。
滝7
水量谷で最も難しい滝です。
ルートは複数ありますが、今回は滝下向かって右側にあるガリーを登り、途中で小尾根を越えて本流に戻りました。
本流に戻ってからその先も難所が連続します。登攀が嫌な場合は左手(右岸)の林を登れば県境コースに到達できます。
鳥居の上のアカトンボ
トンボの他にアブ類が多くて、かなりやられてしまいました。まあしかし、こういうところは鳥の給餌活動には良いらしくたくさんのツバメが頂上付近を飛んでいました。
南壁に行くとアブがいなくなり、落ち着いて休むことができました。
1時間ほどゆっくりしたあと下山にかかりました。途端にガスが晴れ初めて見通しがよくなりました。
今回も何とか無事に山歩きを終えることができました。
あとがき
三重県でも新型コロナウイルス感染者が急激に増えはじめ、収まる気配が感じられません。
無力な私にとって不安な毎日が続きます。何とか早く有効な治療法が確立されてほしいと願っております。
山歩きに関しては、なるべく混まないコース・時間帯を選んで行いたいと思っています。
三重県でも新型コロナウイルス感染者が急激に増えはじめ、収まる気配が感じられません。
無力な私にとって不安な毎日が続きます。何とか早く有効な治療法が確立されてほしいと願っております。
山歩きに関しては、なるべく混まないコース・時間帯を選んで行いたいと思っています。
雲母峰山麓のウバユリ
2020-08-05 23:38