紺屋谷左岸尾根を歩く [鈴鹿南部]
前回に引き続き今回も御幣川上流域の尾根を歩いてきました。
地形図を見ると紺屋谷左岸尾根は ━ 痩せ尾根でやや急峻な区間がある ━ と読めますが実際歩いてみるとその通りで、変化とスリルを味わえる魅力的な尾根でありました。
12月11日 曇り のち 時々晴れ
起点0→0:11大石橋→0:41大岩谷・紺屋谷合流点→1:41 P824キレット1:47→1:59凹地2:41→3:01小岐須峠→3:11カワラコバコース19番ポイント展望岩3:16→3:19宮指路岳山頂→4:10起点
平面距離 8.80km
沿面距離 9.16km
累積標高 約917m
紺屋谷左岸尾根ルート入口
灌木にテープが巻かれています。上りはしばらく急ですが尾根上に良い道がついています。
尾根を 下部・中部・上部 に分けますと、下部はしっかりした一般道ルート、中部・上部は三点支持の必要になる区間が所々ある難ルートといった印象です。
キレット下から上を見る
キレット上から少し下ると、オーバーハングでロープなしでは下降できないことが判ります。
ロープなしで降る場合は少し戻って左手から巻き降ります。
ここを過ぎると、これまでとは変わり比較的歩きやすくなります。
凹地に到達
県境尾根東側、標高860m前後の凹地帯に着きました。このあたりはよく見ると少なくとも5か所以上の凹地があります。
宮指路岳~水沢峠間県境稜線付近の地質はほとんど花崗岩ですが、この付近小区間は溶けやすい石灰分を含んだ変成岩帯であるようです。
最東の凹地は北西風が当たらず暖かでしたので、そこで食事休息をしました。
宮指路岳山頂北にある19番通報ポイント西の展望岩場に着きました。
宮指路岳山頂から ヤケギ谷コースで下山にかかりました。
下山中は天気も晴れ傾向となり、おかげさまで快調に降ることができました。
あとがき
御幣川上流部は 沢 尾根 ともに見どころ歩きどころがたくさんあり、四季を通じて楽しめます。
今後も様々なルートを歩ければと思っています。
御幣川上流部は 沢 尾根 ともに見どころ歩きどころがたくさんあり、四季を通じて楽しめます。
今後も様々なルートを歩ければと思っています。
2021-12-12 15:39