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ワークマン ハイキングシューズ 「アクティブハイク」 を履いてみた [その他]


 この秋にワークマンから「1900円で山歩きもできるシューズ→高耐久シューズ アクティブハイク」が発売されました。
 ワークマンのウェブカタログを見て興味がありましたので、10月に購入しました。
 そのまま使わずに保管したままになっていたのですが、12月5日のアライ谷山行と13日の釈迦ヶ岳山行で使用しましたので簡単な感想を書きます。


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 アクティブハイク

 まずとりあえずの感想は、過去2回の山歩きでは「普通に使えた」です。
 山歩きではいろいろな場面がありますが、その全てに遭遇したわけではありませんので、結論を出すのはまだ早いかもしれません。

 以下 ワークマンの商品説明のコピー
・スタイリッシュで高耐久性、軽量で丈夫
・引裂、摩擦、磨耗に対する優れた耐久性
・暮らしのためにデザイン、長持ちします

・砂利などの侵入を防ぐ「ガゼットタン」構造
・耐久撥水「SplaTECH」加工
・耐久性に優れた「CORDURA」生地を使用
 以上 商品タグからのコピー 

 ウェブ上には商品レビューがありますので、いくつか見てみました。
・「岩、マンホールの上など滑りやすくて使えない」
 これに関してはわたし的にはそれ程でもないんじゃないかなーと思っています。
 私が現在使っているサ○○ンのローカットハイキングシューズはずっと高価な商品ですが、濡れた岩の上で非常に滑りやすいです。
 靴底のゴムが硬ければ濡れた岩の上で滑りやすいのは宿命ですね。

・「通気性が悪く蒸れて使えない」
 ワークマンアンバサダーも指摘しているように通気性の良いのはタン部分だけですので、ゴアテックスより劣るのは確かです。
 指摘どおり夏は少しきついかもしれません。

 以上ですが、今のところ消費税込み1900円でこの商品が手に入るのなら「買い」かもしれません。





尾高観音~尾高山~釈迦ヶ岳 周回 [鈴鹿南部]


 今年の山歩きレポートを振り返ってみました。累積標高を見たところ1000m未満のものばかり・・・
 まあ、歳相応の軽め山歩きにシフトした結果なのですが、すこし残念な気もします。
 体調等に注意してゆっくり歩けば、まだまだ中程度もいけるかもしれません。
 コースを探してみたところ、鈴鹿・釈迦ヶ岳東尾根はアップダウンの繰り返しが多く、地形図上の計算で累積標高1000mを超えています。
 そこで、このブログでは初めてとなる釈迦ヶ岳東尾根を歩いてきました。

12月13日  曇り 時々 小雨  上部は 曇り 時々 氷雨

尾高観音駐車場0→0:01尾高観音0:03→0:43尾高山→0:51鞍部→
2:27釈迦ヶ岳山頂2:37→2:40松尾尾根の頭→2:59松尾尾根分岐→3:04休息地3:19→
3:45水無尾根の頭3:47→4:18焼合川大堰堤4:22→4:45尾高観音駐車場

平面距離  9.73km

沿面距離  10.28km

累積標高  約1252m


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 歩行図


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 尾高観音 お堂
 いつものようにお参りした後、まずは尾高山を目指しました。


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 尾高山山頂から下界方面


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 同山頂から釈迦ヶ岳山頂方面


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 尾高山西の鞍部 
 この尾根の鞍部の多くは写真のようにザレ地になっています。


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 東尾根下部は常緑樹が多い

 アップダウンを繰り返しますが標高はなかなか上がりません。後半からきつい登りがでてきます。


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 尾根上部から仙香山方面


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 尾根上部から山頂方面


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 山頂部が近づくと雰囲気のよいブナ林


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 山頂到着
 アップダウンの繰り返しで結構疲れました。
 休息のあと下山にかかり、松尾尾根の頭に向かいました。


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 御在所方面


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 大蔭のガレ上部から松尾尾根の頭を見る


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 猫岳方面


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 松尾尾根分岐
 地形図を見ると松尾尾根は支尾根のように見えます。まっすぐ進んで県民の森方面に進みました。
 途中、休息適地がありましたので、補給休息をしました。


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 難所1


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 難所2
 このあたり、スリップすれば滑落しそうな危険地帯です。


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 水無尾根の頭
 水無尾根道を右に分けます。
 ここからしばらく下ると植林帯に入ります。尾根筋がはっきりしないところは踏み跡もなく迷いやすい区間が続きます。
 赤テープがある程度頼りになりますが、コースを外れないよう要注意です。


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 落ち葉が多くてスリップしやすい


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 焼合川大堰堤到着
 一般的には、ここから歩きやすい川原をさかのぼって左岸林道にとりつき、そこからキャンプ場方面に下るのがよいでしょう。
 今回はここから旧東海自然歩道につながる右岸廃道を下りました。


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 焼合川右岸廃道は痕跡程度で荒廃


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 東海自然歩道旧道に到達
 昔は明瞭な道でしたが、自然歩道コース変更後、旧道も廃道化しつつあります。

 開始から4時間45分後、おかげさまで無事今回の山歩きを終了できました。










アライ谷から宮指路岳 [鈴鹿南部]


 以前より歩いてみたいと思いながら何故か延期を繰り返していた小岐須峡上流部アライ谷に行ってきました。
 この谷は私の年齢二十代前半ころに入渓して以来ですので四十数年ぶりとなります。
 初めて入ったときはたいへん明るく開放感のある沢という印象でありました。しかし今回は植生の変化その他等により、かなりの変化を実感しました。

12月5日  晴れ

起点0→0:07宮指路岳登山口→0:31林道終点0:34→0:51アライ谷道入口→
0:56休息地1:15→1:51アライ谷大滝1:56→2:02アライ谷源頭2:05→
2:16宮指路岳山頂→2:20 19番ポイント西岩場2:35→2:42小岐須峠→
3:05紺屋谷大滝3:17→3:53起点

平面距離  8.21km

沿面距離  8.51km

累積標高  約773m


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 歩行図
(一部軌跡を省略。またGPS電源が紺屋谷大滝の手前で切れたため、10月31日の一部データと結合。上記の距離・累積標高も同様に10月31日のデータと合成した値)


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 大石橋から南に進んだところにある駐車場の先のゲート
 現在堰堤工事中でこの先は通行止ですが休日は入れるようです。
 駐車場の車は結構多くて、ほとんど他県ナンバーでした。


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 林道終点 


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 アライ谷道 分岐(通報ポイント6番)
 アライ谷左岸植林地全体がここ数年の 間伐作業 により倒木だらけになっています。
 アライ谷出合少し上から上流部まで倒木が沢を覆って連続していますので、沢筋遡行をする気にはなれません。
 地理院地形図にはアライ谷に沿って破線が描かれています。これは杣道で現在山仕事の方々に管理手入れされていて、標高635mくらいまで明確です。
 今の状況ですと中流部までその杣道を利用させていただくのがよいでしょう。


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 アライ谷入口付近から沢は倒木がいっぱい


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 コバの雰囲気がある休息適地


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 ここから沢登り
 道も一部残っています。


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 沢


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 沢はまだまだ各所で伐採の倒木だらけ


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 アライ谷の大滝  
 写真ではパッとしませんが間近で見ると迫力があり、難しそうに見えます。
 向かって左(右岸)から取り付き、少し上ると巻きルートのような痕跡があります。
 この谷一番の難所で、滑落しないようしっかり体を確保しながら越えます。


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 滝の上もスリルがあり結構素晴らしい
 少し上るとやがて三つに沢が分かれているように見える場所に達します。
 左手は県境稜線近くの大ガレ、右はヤケギ谷源頭の鞍部に至る沢です。
 大ガレ(P915東面)に向かう赤テープに惑わされますが、そちらは落石の可能性がある危険地帯でNGです。最もそれらしくないと感じられる中央の草付を登ります。草付には昔の峠越えらしき雰囲気があります。


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 「犬返しの険」下の鞍部が見えてくる


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 鞍部〔アライ谷源頭・県境稜線)に到達


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 鞍部付近から宮指路岳山頂方面を見る


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 宮指路岳への道から犬返しの険を振り返り見る


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 宮指路岳山頂から馬乗岩・雨乞岳・綿向山等を見る

 通報ポイント19番西の岩場へ行き休息することにしました。


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 通報ポイント19番西にある岩場からの眺め
 冬型気圧配置で晴れているとき、この岩場の南面は無風となり暖かくなります。今回もここでゆっくりさせていただきました。


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 小岐須峠


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 峠から入道ヶ岳・伊勢湾方面の眺め

 カワラコバ道を下り紺屋谷の大滝見物をしました。


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 大滝
 残念ながら木々が邪魔をして連滝群全体の写真を撮ることはできません。
 大滝下流の廊下も上から見ましたが、その険阻さはなかなかのものでした。
 また機会がありましたら登攀具を持参してこのあたりの全体像を写真に収めたいとおもいます。

 開始から3時間53分後、おかげさまで無事山歩きを終了できました。

 あとがき
 紺屋谷大滝近辺は非常に危険な場所ですので、近づく場合は十分な注意あるいは装備が必要と思われます。





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