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動物に襲われた回数は少ないかも そうでもないか 6 [その他]


 哺乳動物の続きです。
 ニホンザル  少なくとも50代の頃まで、町内周辺でサルが出没するようなことはなかったけれど、60代に入ると時おり見かけるようになり、作物の被害等が出るようになりました。
 さて山歩きをしているとニホンザルに出合うことはよくありますが、私は無視してスルーすることが多く、今まで襲われたことはありません。しかし緊張状態になったことはあります。

 当ブログを書き始めた2012年の秋、養老山地の南端から北端までのワンデイ縦走をしました。そのとき愛宕神社を出発してしばらくでサルの集団に出合いました。
 尾根に取付く手前の掘割道で遭遇したわけですが、いつものように無視してスルーと急ぎ足で歩いていたところ前方25mほどのところにボス猿と思われる大きなサルが群れから離れてやってきました。
 私は『闘いたいのか?急いでいるので闘いたくないけど』と思いながら、ゆっくりスピードに落としサルをガン見しながら進みました。大ザルの方も尻をグイッと上にあげて(ゴリラの尻上げポーズに似ている)私をにらみながら近づいてきました。
 緊張感いっぱいの中ですれ違った時、私が少しでも挙動を変えていたら闘いになっていたかもしれません。しかし何も起きませんでした。数秒後うしろを振り返ったら大ザルもふり返って私を見ていました。
 出だしから前途多難の様相でしたが、おかげさまでその後は特に問題等なく進むことができました。


 イノシシ  山中でイノシシと出合ったことはそれほど多くなく、幸いなことに今まで襲われたことは一度もありません。
 出合った体験の中では鈴鹿山中、石槫峠付近で出合った若イノシシが印象に残っています。

 石槫峠西方の国道旧道を石槫峠に向かって歩いていた時、前方の花崗岩法面下の道端で若イノシシが土掘りをしていました。たぶん食料のミミズを探していたのでしょう。
 イノシシは土掘りに集中していて私に気づかなかったので、私はその後ろ1mほどのところでしゃがんでその様子を見ていました。数分後私が咳ばらいをしたら、ふり返って私をしばらく見ていました。そのあと谷に向かって走り降りてゆきました。食事の邪魔をしてしまったことになりますね。
 その他、南伊勢ではシダ原道の中で就寝中の大イノシシに出合い危うくぶつかりそうになってしまいましたが、イノシシは直前にとび起きて全力で逃げてゆきました。100kgを超えるようなイノシシは走ると地響きがありますので、かなりの迫力があります。
 大イノシシには数回出合っていますが襲われたことがないのは幸運かもしれません。





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