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動物に襲われた回数は少ないかも そうでもないか 3 [その他]


 5. ブユ(ブヨ・ブト)
  当地方ではブトとかブヨと呼んでいます。私の場合、時に腕や首筋等皮膚の露出部で被害を受けることがあります。
 15年ほど前だったか能郷白山に能郷谷から登った時に尾根上でまとわりつかれ吸血被害にあいました。たいへん痒くて家にある置き薬で対処していましたが半年経っても治癒せず、患部が褐色のでこぼこ状できものになってきたので病院で診てもらうことにしました。
 皮膚科の先生から「ブユによるものならあえてガン検査をする必要はないでしょう。強いステロイド軟膏を出します。たぶん一週間余りできれいで平滑な皮膚に戻りますよ」と言われてマイザー軟膏を処方していただきました。
 有難いことに先生から言われたとおり一週間余りで治りました。それ以降ときどきマイザー軟膏のお世話になっております。
 ネットで調べてみたところ、ブヨの場合はやはり遷延化することが多く治癒に一年以上かかることもあるそうです。


 6. ケムシ類
  ケムシ類は襲撃を受けたりすることはありませんが、不用意に触れると強く痛んだり、かぶれたりします。

 イラガ、ヒロヘリアオイラガ
 毛に触れると強く痛みます。当地方ではオコゼと呼ぶことがあります。里ではイラガよりもヒロヘリアオイラガが圧倒的に多く、剪定時に被害を受けやすいです。
 ヒロヘリアオイラガは広範な木々に生息していて、たとえば生け垣のアカメガシ、果樹の柿の木、カエデ、カシの木、サンシュユ、その他等 で集団発生するので厄介です。

 チャドクガ
 ツバキ科の木々に発生し、毛虫は集団で固まっていることが多いです。毛に触れるとかぶれて治癒するまで結構な期間を要します。
 山中ではヤブツバキで発生することがあるので要注意です。たとえばチャドクガの脱皮した抜け殻の付いた葉が長靴の中に入ることがありますが、そのようなときは足がかぶれてひどい目にあいます。
 製茶業の方々は製茶をするとき無農薬栽培の茶葉を好まないことが多いです。実際のところ、無農薬栽培の摘みたて茶葉にはチャドクガ幼虫やその脱皮抜け殻が混入していることがよくあります。




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