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尾高観音~尾高山~釈迦ヶ岳 周回 [鈴鹿南部]


 今年の山歩きレポートを振り返ってみました。累積標高を見たところ1000m未満のものばかり・・・
 まあ、歳相応の軽め山歩きにシフトした結果なのですが、すこし残念な気もします。
 体調等に注意してゆっくり歩けば、まだまだ中程度もいけるかもしれません。
 コースを探してみたところ、鈴鹿・釈迦ヶ岳東尾根はアップダウンの繰り返しが多く、地形図上の計算で累積標高1000mを超えています。
 そこで、このブログでは初めてとなる釈迦ヶ岳東尾根を歩いてきました。

12月13日  曇り 時々 小雨  上部は 曇り 時々 氷雨

尾高観音駐車場0→0:01尾高観音0:03→0:43尾高山→0:51鞍部→
2:27釈迦ヶ岳山頂2:37→2:40松尾尾根の頭→2:59松尾尾根分岐→3:04休息地3:19→
3:45水無尾根の頭3:47→4:18焼合川大堰堤4:22→4:45尾高観音駐車場

平面距離  9.73km

沿面距離  10.28km

累積標高  約1252m


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 歩行図


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 尾高観音 お堂
 いつものようにお参りした後、まずは尾高山を目指しました。


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 尾高山山頂から下界方面


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 同山頂から釈迦ヶ岳山頂方面


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 尾高山西の鞍部 
 この尾根の鞍部の多くは写真のようにザレ地になっています。


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 東尾根下部は常緑樹が多い

 アップダウンを繰り返しますが標高はなかなか上がりません。後半からきつい登りがでてきます。


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 尾根上部から仙香山方面


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 尾根上部から山頂方面


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 山頂部が近づくと雰囲気のよいブナ林


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 山頂到着
 アップダウンの繰り返しで結構疲れました。
 休息のあと下山にかかり、松尾尾根の頭に向かいました。


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 御在所方面


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 大蔭のガレ上部から松尾尾根の頭を見る


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 猫岳方面


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 松尾尾根分岐
 地形図を見ると松尾尾根は支尾根のように見えます。まっすぐ進んで県民の森方面に進みました。
 途中、休息適地がありましたので、補給休息をしました。


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 難所1


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 難所2
 このあたり、スリップすれば滑落しそうな危険地帯です。


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 水無尾根の頭
 水無尾根道を右に分けます。
 ここからしばらく下ると植林帯に入ります。尾根筋がはっきりしないところは踏み跡もなく迷いやすい区間が続きます。
 赤テープがある程度頼りになりますが、コースを外れないよう要注意です。


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 落ち葉が多くてスリップしやすい


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 焼合川大堰堤到着
 一般的には、ここから歩きやすい川原をさかのぼって左岸林道にとりつき、そこからキャンプ場方面に下るのがよいでしょう。
 今回はここから旧東海自然歩道につながる右岸廃道を下りました。


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 焼合川右岸廃道は痕跡程度で荒廃


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 東海自然歩道旧道に到達
 昔は明瞭な道でしたが、自然歩道コース変更後、旧道も廃道化しつつあります。

 開始から4時間45分後、おかげさまで無事今回の山歩きを終了できました。










アライ谷から宮指路岳 [鈴鹿南部]


 以前より歩いてみたいと思いながら何故か延期を繰り返していた小岐須峡上流部アライ谷に行ってきました。
 この谷は私の年齢二十代前半ころに入渓して以来ですので四十数年ぶりとなります。
 初めて入ったときはたいへん明るく開放感のある沢という印象でありました。しかし今回は植生の変化その他等により、かなりの変化を実感しました。

12月5日  晴れ

起点0→0:07宮指路岳登山口→0:31林道終点0:34→0:51アライ谷道入口→
0:56休息地1:15→1:51アライ谷大滝1:56→2:02アライ谷源頭2:05→
2:16宮指路岳山頂→2:20 19番ポイント西岩場2:35→2:42小岐須峠→
3:05紺屋谷大滝3:17→3:53起点

平面距離  8.21km

沿面距離  8.51km

累積標高  約773m


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 歩行図
(一部軌跡を省略。またGPS電源が紺屋谷大滝の手前で切れたため、10月31日の一部データと結合。上記の距離・累積標高も同様に10月31日のデータと合成した値)


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 大石橋から南に進んだところにある駐車場の先のゲート
 現在堰堤工事中でこの先は通行止ですが休日は入れるようです。
 駐車場の車は結構多くて、ほとんど他県ナンバーでした。


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 林道終点 


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 アライ谷道 分岐(通報ポイント6番)
 アライ谷左岸植林地全体がここ数年の 間伐作業 により倒木だらけになっています。
 アライ谷出合少し上から上流部まで倒木が沢を覆って連続していますので、沢筋遡行をする気にはなれません。
 地理院地形図にはアライ谷に沿って破線が描かれています。これは杣道で現在山仕事の方々に管理手入れされていて、標高635mくらいまで明確です。
 今の状況ですと中流部までその杣道を利用させていただくのがよいでしょう。


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 アライ谷入口付近から沢は倒木がいっぱい


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 コバの雰囲気がある休息適地


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 ここから沢登り
 道も一部残っています。


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 沢


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 沢はまだまだ各所で伐採の倒木だらけ


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 アライ谷の大滝  
 写真ではパッとしませんが間近で見ると迫力があり、難しそうに見えます。
 向かって左(右岸)から取り付き、少し上ると巻きルートのような痕跡があります。
 この谷一番の難所で、滑落しないようしっかり体を確保しながら越えます。


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 滝の上もスリルがあり結構素晴らしい
 少し上るとやがて三つに沢が分かれているように見える場所に達します。
 左手は県境稜線近くの大ガレ、右はヤケギ谷源頭の鞍部に至る沢です。
 大ガレ(P915東面)に向かう赤テープに惑わされますが、そちらは落石の可能性がある危険地帯でNGです。最もそれらしくないと感じられる中央の草付を登ります。草付には昔の峠越えらしき雰囲気があります。


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 「犬返しの険」下の鞍部が見えてくる


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 鞍部〔アライ谷源頭・県境稜線)に到達


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 鞍部付近から宮指路岳山頂方面を見る


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 宮指路岳への道から犬返しの険を振り返り見る


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 宮指路岳山頂から馬乗岩・雨乞岳・綿向山等を見る

 通報ポイント19番西の岩場へ行き休息することにしました。


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 通報ポイント19番西にある岩場からの眺め
 冬型気圧配置で晴れているとき、この岩場の南面は無風となり暖かくなります。今回もここでゆっくりさせていただきました。


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 小岐須峠


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 峠から入道ヶ岳・伊勢湾方面の眺め

 カワラコバ道を下り紺屋谷の大滝見物をしました。


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 大滝
 残念ながら木々が邪魔をして連滝群全体の写真を撮ることはできません。
 大滝下流の廊下も上から見ましたが、その険阻さはなかなかのものでした。
 また機会がありましたら登攀具を持参してこのあたりの全体像を写真に収めたいとおもいます。

 開始から3時間53分後、おかげさまで無事山歩きを終了できました。

 あとがき
 紺屋谷大滝近辺は非常に危険な場所ですので、近づく場合は十分な注意あるいは装備が必要と思われます。





カワラコバコース通報ポイント19番~東尾根を降る [鈴鹿南部]


 この数ヶ月、小岐須峡周辺を歩くことが多くなっていますが、今回も大石橋付近を起点として宮指路岳のバリエーションルートを歩いてきました。
 鈴鹿南部では紅葉が進んできており、現地への道中、下界から山々を眺めると、みごとに色づいた紅葉に目を奪われます。
 今シーズン、稜線部の紅葉は今ひとつでありましたが、中腹以下の紅葉はたいへん美しいです。

 11月13日  曇り 時々 晴れ

起点0→0:08大石橋南のゲート→0:19ヤケギ谷コース・カワラコバコース分岐→
1:22東海展望1:25→1:43宮指路岳山頂2:09→
2:13カワラコバコース19番ポイント付近2:17→2:41 P855→
3:24カワラコバコース12番ポイント→3:46起点

平面距離  6.58km

沿面距離  6.87km

累積標高  約743m


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 GPS軌跡(起点付近等、一部軌跡を省略)

 当初の予定はアライ谷遡行でしたが、大石橋南の駐車場にあるゲートまで歩いてゆくと、工事関係者の方がいて「現在工事中で車が頻繁に通行するため危険なので立ち入らないで欲しい」ということでありました。
 そのため予定を変更して上図のルートを歩くことにしました。


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 宮指路岳登山口
 相変わらず普段の歩行運動不足で上りはかなり応えました。


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 ヤケギ谷コース支沢を上る


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 ヤケギ谷コース6番ポイント付近


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 ヤケギ谷渡渉点(7番ポイント) 


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 入道ヶ岳を振り返り見る
 写真では判りにくいですが、紅葉でたいへん美しいです。


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 東海展望から野登山を見る


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 東海展望から県境方面を見る


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 尾根上から仙ヶ岳を見る

 宮指路岳山頂で食事休息をしたあと、カワラコバコース19番ポイント西の岩場で展望を楽しみました。


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 カワラコバコース19番ポイント


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 サクラグチ、綿向山 方面 


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 御在所、鎌、雲母、入道 方面


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 馬乗岩、宮指路岳山頂、仙ヶ岳 方面

 展望を楽しんだあと、カワラコバコース19番ポイントからP855につながる尾根コースに入りました。
 最初は尾根がはっきりしませんのでコンパス・GPSを頼りにして、低木の二次林(一部桧林)を進みました。
 尾根すじが明瞭になるとP855まで特に困難なところはありません。


P-855.jpg
 P855
 ここで尾根が分かれます。そのまままっすぐ進んで「ヤケギ谷コース・カワラコバコース分岐の2番ポイント標識」に到達するコースが比較的明瞭で安全なように思われます。
 しかし今回は「カワラコバコース12番ポイント標識がある尾根乗越」に到達する長尾根に入ることにしました。
 下りはじめると予想どおり上部には踏み跡がなく、またヤブ等で見通し悪くかなり難儀しました。下部は踏み跡がでてきて難度は下がります。


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 上部の尾根


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 途中、右手に岩場が見える
 この撮影ポイントも岩場です。


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 尾根上の アスナロ
 

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 カワラコバコース12番ポイント標識がある尾根乗越
 尾根はまだ続きますが、尾根歩きをここで終わりにしてカワラコバコースを降りました。展望には恵まれない尾根でありましたが、主に二次林帯の楽しい尾根歩きでした。(判断を要する分岐が複数あります。尾根分岐での見極めはたいへん重要です)

 開始から3時間46分後、おかげさまで無事山歩きを終えることができました。

 あとがき
 最初に書きましたように、今年は入道ヶ岳東の扇状地から眺める山の黄葉紅葉の発色がすばらしいです。近くを通行する際には観ていただいて、その感動を共有して頂ければと思います。










カワラコバ・コース から 宮指路岳 [鈴鹿南部]



 10月終盤となり鈴鹿の山も紅葉が見頃になってきたようです。御在所ロープウェイのページを見たところ中腹が見頃ということでしたので、標高900m前後の南鈴鹿稜線付近もちょうど良いころと思われます。

 8月21日の山行のころより気になっていた「カワラコバ・コース」を歩いて宮指路岳を周回してきました。

 今回もスタート時間が午後と遅くなりましたので、時間に余裕のもてる一般コース選定となりました。


10月31日 晴れ


起点0→0:05宮指路岳登山道入口→0:17カワラコバコース分岐→0:47大滝展望所→
1:32小岐須峠1:36→1:55宮指路岳山頂2:56→3:05三体仏岩3:26→
3:28東海展望3:34→4:30起点


平面距離  8.59km

沿面距離  9.39km

上の距離は、下山中にGPSの電源が切れましたので、8月21日の記録データと今回データをドッキングして調整した値です。


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 小岐須峡・大石橋から少し進んだところにある宮指路岳登山道入口


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 カワラコバコースとヤケギ谷コースの分岐点

 まだ序盤ですが、このところの歩行不足で脚が思うように動きません。ただの鈍足老人になってしまいました。(だだし、いろいろな作業をしていますのでかならずしも運動不足ではないと思うのですが、歩行運動は圧倒的不足です)


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 危険箇所 1 フィクスロープ


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 危険箇所 2 鎖場

 この2箇所が通行禁止になった原因の区間ですね。通行可となった今でも危険なことに変わりはありません。

 危険箇所を過ぎるとまもなく大滝の落下音が聞こえてきます。


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 大滝展望所から 大滝 を見る(滝上は14番通報ポイント)

 ここは地理院地形図に滝記号のある場所です。8月21日の記事に書きましたように連滝群の落差は30mくらいありそうです。


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 ここで右岸から左岸に移る

 大滝の上しばらく歩いて、途中からこの辺りまで私は一般ルートを歩かずに遡行しましたが、一般ルートのほうが楽です。


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 小岐須峠


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 県境稜線から 入道ヶ岳 雲母峰 鎌ヶ岳


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 19番通報ポイント西の岩場から 鎌ヶ岳 御在所岳 雨乞岳


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 19番通報ポイント西の岩場から 仙ヶ岳


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 馬乗岩 サクラグチ 綿向山


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 宮指路岳山頂付近から 鎌ヶ岳 御在所岳 雨乞岳


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 宮指路岳山頂付近から 県境尾根 仙ヶ岳

 山頂付近で約1時間、景色を楽しみながらゆっくりしました。

 8月と同じくヤケギ谷コースで下山しました。


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 三体仏岩 1


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 三体仏岩 2


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 三体仏岩 3 (向こうに見える岩は 東海展望)


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 宮指路岳を振り返る見る


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 東海展望


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 東海展望から 三体仏岩 を見る


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東海展望から 県境方面 を見る


 開始から4時間30分後、おかげさまで無事今回の山歩きを終了できました。


 あとがき

新聞では、近年まれな良い紅葉であるという記事でしたが、わたくしの頭の中には鈴鹿の本当に綺麗な紅葉の記憶が残っていますので、75点と言いたいです。








鳩ヶ峰 登山道踏査 [鈴鹿南部]


 以前から歩きたいと思っていた鳩ヶ峰に行ってきました。
 鳩ヶ峰は小岐須峡から一ノ谷道を経てマド(野登山と鳩ヶ峰を結ぶ尾根の鞍部)に至り左折して尾根伝いに山頂到達するのが一般的です。
 今回は廃道化して利用されることが少なくなっている鈴鹿市西庄内町上野を起点にして歩いてきました。

 9月21日  晴れ

起点0→0:12林道終点→1:13 H=630水平道東端→1:26水平道右折点→
1:39鳩ヶ峰南峰→1:46鳩ヶ峰北峰→1:52鳩ヶ峰南峰2:26→2:35水平道東端→
3:36自然歩道フェンス扉→4:05起点

平面距離  6.16km

沿面距離  6.40km

累積標高  約633m


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 GPS歩行軌跡


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 上野(かみの)集落北はずれにある東海自然歩道標識
 ここは上野から小岐須に向かう県道11号線で八島川にかかる橋から100mほど北の地点です。
 自然歩道に入ってしばらく進んだところを起点にしました。


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 自然歩道の橋を渡る


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 橋を渡って右折し少し歩けば分岐
 自然歩道から分岐して右の地道林道に入りました。
 地形図では分岐から60mほどで八島川が二股に分かれていて、左股に登山道が描かれています。この登山道は二十数年前は明確でよい道でした。
 現在は草が繁茂していて廃道のように見えましたので、そのまま林道を終点まで進みました。


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 林道終点
 地形図には林道終点の手前に尾根道登山道入口が描かれていますが廃道で道は消失しています。
 山斜面には間伐木が多く横たわり草が繁茂していますので、木々と草を漕いで尾根上へ行くことにしました。


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 左股 廃登山道
 尾根を越えて左股登山道に到達しました。間伐の倒木だらけで歩行しにくい現況です。
 標高450m弱まで左股廃道を進み、そこから右折して尾根道に行きました。尾根道は比較的はっきりしていて歩きやすいです。
 標高530mからは道が消えてよじ登る感じになります。


h=570-nagame.jpg
 標高565mは展望良好
 ここは地形図で左股道と尾根道が合流するところです。左股道はほとんど消失しています。
 ここから標高615mの平尾根上までのルートも不明確ですので適当に登りました。


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 標高615m 平尾根
 ひら地の植林帯で良いコバになっています。


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 標高630m 水平道分岐
 ここから北に160m進めば(道は無し)鳩ヶ峰南峰ですが、昔は明確であった「マド」に向かう水平道を踏査することにしました。


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 水平道 道中のトリカブト(カワチブシというらしい)
 水平道も現在は廃道でほとんど判らなくなっています。
 分岐から235mほど進むと尾根に到達します。そこからマドへは220mくらいですが廃道であることがはっきりしてましたので、右折して標高700m地点まで尾根を上りました。


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 標高700m尾根から鳩ヶ峰南峰を見る


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 鳩ヶ峰南峰山頂


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 山頂少し北の石灰岩露頭


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 鳩ヶ峰北峰

 鳩ヶ峰南峰に戻って食事休息をしました。


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 南峰山頂からの眺め


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 南峰山頂から扇状地の太陽光発電所と西庄内町上野を見る
 地形図には南峰山頂から南東方向にまっすぐ道が描かれています。これは木々が伐採された部分で里からもよく見えています。
 この伐採部分があるため山頂からよい展望が得られるようになっています。

 ゆっくり休息したあと、地形図には描かれていない庄内白石鉱山の上を通る尾根道経由で下山しました。上で書きましたように標高630m水平道分岐までの南下ルートに道はありません。
 さらに南の平尾根そして標高560mまでの急斜面にも道はありません(二十数年前には道があった)ので地形を判断しながら下ることになります。
 標高560m地点から細尾根になり道がはっきりしてきます。


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 標高550m地点から庄内白石鉱山を見る
 尾根上にも石灰岩の露頭が各所にあります。


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 鉱山上の尾根を過ぎて植林尾根を下る
 標高410m地点で左折します。まっすぐ降りないよう注意です。
 標高320m地点で右折です。尾根を離れて山腹道を下ります。


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 ヌタ場に到達
 ここから傾斜が緩やかになります。ちょっと迷いやすいですがルートがあります。


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 東海自然歩道に合流
 登りの場合は杉に巻かれた赤テープが目印です。鋭角に左折すれば上記の東海自然歩道の橋に到達です。下山ですので右折して自然歩道を降りました。


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 東海自然歩道フェンスの扉
 ここから少し降って交差点を左折しました。


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 途中上野扇状地から 鳩ヶ峰を見る
 山頂から南東にのびた直線の伐採跡が見えています。


 開始から4時間5分後、おかげさまで無事ルート踏査を終えることができました。


 あとがき
 久々の鳩ヶ峰でした。入山者が少ないためかかつてあった山道は廃道化が進んでいます。
 私がよく歩いていた二十数年前ころは、鈴鹿市消防署員の方々が訓練で歩くこともあった山であります。
 現在、庄内から登りやすい一般ルートはありませんが、あえて選ぶとすれば下山に選んだルートがベストかもしれません。

 昔のことですが、源明川源流右股をときどき遡行して鳩ヶ峰に登りました。ヒルのいない晩秋から春にかけてがよいです。遡行途中に昔の鉱山跡(坑道口)があります。




大岩谷・紺屋谷遡行 宮指路岳周回 [鈴鹿南部]


 私にとって初入渓の沢、小岐須峡上流の 紺屋谷 を歩いてきました。しかし今回は大失敗、なんと撮影した画像をすべて失ってしまいました。
 水の中にあるものを発見。つかもうとしてしゃがんだとき腹付近にあったウエストバッグを水に浸してしまいました。
 撮影時すぐに取り出せるようカメラを小型のウエストバッグの中に入れていたのですが水の中でショートさせてしまったようです。
 SDカード内の画像は大丈夫だろうと思っていたのですが、家に帰ってパソコンのスロットに入れたところ画像は消えていて、残念なことになりました。
 したがいまして今回は写真無しのレポートになります。ネット上には紺屋谷を遡行した方々の画像がアップされていますので、それらの画像が頼りです。よろしくお願いいたします。

8月21日  曇り のち 晴れ

大岩谷林道start 0→0:40紺屋谷出合→0:48 8m滝 0:53→
1:18チョックストン滝1:25→1:46大滝1:53→2:28小岐須峠2:33→
2:50宮指路岳山頂3:24→4:17end 大岩谷林道

平面距離  6.87km

沿面距離  7.11km

累積標高  約705m


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GPS軌跡


 スタートは大岩谷林道
 本来ならば大石橋付近から入渓すべきですが、過去に何度も歩いているため今回は林道終点まで林道を歩きました。
 大岩谷をはじめて遡行したのは50年以上前の高校1年のころで白滝を見に行くことが目的でした。
 当時は大岩谷林道や砂防堰堤がなく、無垢の大岩谷を遡行することができました。

 紺屋谷出合までの大岩谷
 渓相良く大釜は水泳したくなるくらいの広さでした。

 紺屋谷出合~8m滝
 紺屋谷に入るとかなり水量が減ります。最初のポイントは8m滝で向かって右の岩場(左岸)を高巻きました。木の根等のグリップがなく少し怖い高巻きです。

 進んでゆくと沢の幅が広いところに倒木があり通過やや困難です。右から巻きました。

 チョックストン滝
 このあたりは両岸が迫ったV字谷でホールド等がなく直登は手が出ません。廊下と滝が連続しているのが見通せます。
 ここで動物と戯れて『元気でいてね』と別れたあと下流へ降り、高巻きの取付きを探しました。しばらく下ると左岸にルンゼがあり登れそうでしたので取付きました。
 このルンゼ下部の岩は花崗岩系ですが、あざやかな赤色で少し気味の悪い色をしていました。
 途中から尾根に移り少し上ると片足幅くらいの細い道がありました。獣道かと思いましたが本流(紺屋谷)の上流方向に進むと炭焼き窯跡のようなものがありましたので、昔の杣道かも知れません。
 さらに進むとまた小さなルンゼがあり、そこから本流に降れそうでしたので下に進みました。
 降りついたところは大滝連滝群の下滝(最も高低差がある)の上あたりでした。見た感じでは連滝群の全体高低差は30mほどのように思います。
 連滝群を登り詰めた左手(右岸)にはカワラコバコースの「通報ポイント14」標識があります。
 家に帰ってから他の方々のレポートを見たところ、ほとんど私と同じコース取りをしていました。

 連滝群より上流はしばらくのあいだ遡行を続けられます。横の登山道を歩いてもよいでしょう。やがて水量がほとんどなくなります。

 小岐須峠
 以前あった「通行禁止 進入禁止」のバリケード等は撤去されていました。下山時にカワラコバコース入口を確認したところそこにもバリケードはありませんでしたので、現在カワラコバコースの通行は可能のようです。

 宮指路岳三角点
 ここで30分あまりゆっくりしました。日向は暑いですが日陰は涼しくて心地よく体が休まりました。

 以降、宮指路岳登山口まで(ヤケギ谷コース)特に問題はありませんでした。


 あとがき反省
 つい面倒でいつものカメラを持って行き、うかつにもカメラを壊してしまいました。
 沢用に 防水カメラ FUJIFILM ファインピクス XP130 も持っていますので、今後は使い分けしたいと思います。 





ライド & ウォーク 御在所 [鈴鹿南部]


 バイクを長期に放置しておくと様々な部分で不具合が出やすくなりますので、性能維持のため時々動かしてやらなければなりません。
 8日に放置ぎみだったバイクで武平峠付近まで行き、県境コースを歩いてきました。
 普段は手軽なオートマのバイクに乗っていますが、今回はクラッチレバーの付いたバイクで峠道を走りました。攻めるという感じがして結構楽しかったです。

8月8日  うす曇り

start 0→0:46御在所岳三角点→0:49望湖台1:20→1:26長者池1:31→
1:33御嶽大権現1:37→1:39長者池1:41→2:08 end

 コロナ関連で人との接触をなるべく避けるため、スタートした時刻は結構遅かったのですが、それでも数名の方々と出会いました。やはり人気の御在所ですね。


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 武平峠少し上からの鎌ヶ岳方面 


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 県境コース岩場


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 岩場から鎌ヶ岳


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 御在所岳三角点
 到着時、すでに御在所ロープウェイの営業時間は終了していて、人のいない山頂でした。


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 望湖台から 雨乞岳 イブネ


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 望湖台から イブネ 深谷山方面


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 望湖台から 御在所三角点 朝陽台


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 望湖台


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 少し離れたところから 望湖台


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 国見岳 方面

 涼しい望湖台で30分あまりゆっくりしたあと長者池に向かいました。


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 長者池・八大龍王 入口


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 長者池・八大龍王
 参拝のあと御嶽大権現に向かいました。


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 御嶽大権現
 お参りしたあと、写真を撮り忘れたのでまた長者池に立ち寄りました。


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 下山道中から 鎌ヶ岳


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 武平トンネル西口


 あとがき
 年齢を重ねるとともに私の体力は落ちてきたことを実感しています。
 武平トンネルから御在所往復ていどの山歩きですと累積標高は400mあまりで、今の私にはちょうど良いように思います。
 身体に過度の負担のかからない山歩きを今後も続けてゆきたいと思っています。




水量谷 2020-8 [鈴鹿南部]


 梅雨が明けたので沢に行きたい。標高があって暑くないところがいい。
 2年ぶりに野洲川源流の水量谷に行ってきました。

8月3日  曇り 雨 晴れ ガス 晴れ ガス

出発地0→水量谷→1:33県境コース登山道出合→1:40鎌ヶ岳山頂2:41→
県境尾根コース→3:12武平峠→3:20出発地


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歩行軌跡(一部省略)

平面距離  3.97km

沿面距離  4.16km

累積標高  約456m

 現地で出発の準備をしていると頭上でゴロゴロと雷の音。谷コースなので大丈夫だろうと思いましたが、少し不安な出発になりました。


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 最初の滝
 向かって左の釜水際をへつり下段滝の上に登ります。水流を横断して上滝の向かって右に移ります。ホールド・スタンスがあります。
 水に濡れるのが嫌な場合や自信がないときは、右岸側の巻き道を使うことができます。
 梅雨明け間もないためか、ほとんどの岩上がヌメヌメしていてたいへん滑りやすく、緊張を強いられました。


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 滝2


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 滝3
 この辺りから雨が本降りになりましたので合羽を着ましたが、20分ほどで止みました。


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 沢の分岐
 向かって右が本流です。水量谷の中では最も広々しているところです。


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 滝4


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 高杉
 太くはありませんが40mを超える高木です。水量谷にはこのほかにも高杉があります。


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 滝5


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 滝6
 この滝から沢が急勾配になり、県境コース出合まで難所が連続します。


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 滝6を登ればまた難所


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 難所の上部


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 滝7
 水量谷で最も難しい滝です。
 ルートは複数ありますが、今回は滝下向かって右側にあるガリーを登り、途中で小尾根を越えて本流に戻りました。
 本流に戻ってからその先も難所が連続します。登攀が嫌な場合は左手(右岸)の林を登れば県境コースに到達できます。


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 難所が連続
 今回は岩のヌメリのため、かなり困難でした。


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 県境コース出合
 ここで遡行を中止して一般コースで頂上に向かいました。


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 鎌ヶ岳山頂
 山頂についてまもなくガスの中になりました。
 私以外誰もいない山頂でしたので、ゆっくり休息することにしました。


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 鳥居の上のアカトンボ
 トンボの他にアブ類が多くて、かなりやられてしまいました。まあしかし、こういうところは鳥の給餌活動には良いらしくたくさんのツバメが頂上付近を飛んでいました。
 南壁に行くとアブがいなくなり、落ち着いて休むことができました。

 1時間ほどゆっくりしたあと下山にかかりました。途端にガスが晴れ初めて見通しがよくなりました。


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 夕刻の鎌ヶ岳 


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 武平トンネル西口

 今回も何とか無事に山歩きを終えることができました。

 あとがき
 三重県でも新型コロナウイルス感染者が急激に増えはじめ、収まる気配が感じられません。
 無力な私にとって不安な毎日が続きます。何とか早く有効な治療法が確立されてほしいと願っております。
 山歩きに関しては、なるべく混まないコース・時間帯を選んで行いたいと思っています。


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 雲母峰山麓のウバユリ









尾高山 5月の記録 [鈴鹿南部]


 各地で大雨被害が頻発しております。被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 さて2か月前のことで遅くなりましたが、尾高山を歩いた記録をアップいたします。

0尾高観音0:05→0:36見晴コース分岐→0:47尾高山山頂0:59→1:18鞍部→
1:32尾高山山頂→1:35大石1:37→1:46見晴コース分岐→1:59見晴コース入口→
2:27尾高観音

平面距離  5.59km

沿面距離  5.73km

累積標高  約466m


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 歩行図


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 尾高観音 お堂
 まずは尾高観音にお参りしてから出発しました。


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 東屋の展望地からの眺め


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 岩場
 尾高観音からのコースはこのような岩場もあります。


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 見晴コース分岐
 ここは 見晴コース 長坂コース の分岐が近接しています。


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 山頂からの眺め
 あいにくモヤっていました。


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 山頂2
 鉄製の展望鉄塔は解体されていました。
 休息したあと釈迦ヶ岳に通じる尾根を歩いて鞍部付近まで進みました。


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 シロダモ
 シロダモの多い山頂台地です。クスノキ科のシロダモやヤブニッケイはよい香りがします。
 わたくし事で申し訳ないですが、家の畑にはなぜか最近同じクスノキ科のニッケイが自然に数本生えてきました。ニッケイはたいへん良いニッキの香りがします。


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 可憐なイワカガミ

 鞍部からもう少し釈迦ヶ岳方面に進んでから折り返しました。
 山頂に戻ってすぐ近くの分岐から大岩に立ち寄りました。


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 大岩からの眺め
 御在所岳 鎌ヶ岳 雲母峰 の山頂が少し見えてよい景色でした。

 見晴コース分岐まで降り、見晴コースに入りました。


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 見晴コース 見晴台からの眺め
 海側 山側 ともに切り開かれておりよい眺めですが、あいにく霞んでいました。


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 見晴しコース入口
 ここからは舗装林道を降ります。


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 長坂コース入口
 以前はこのコースをレポートしました。写真のように入口付近は開けていて、海側が好展望になっています。

 開始から2時間27分後おかげさまで無事山歩きを終えることができました。

 










仙ヶ岳東峰北尾根 東股尾根を登る [鈴鹿南部]


 5月30日に仙ヶ岳東峰北尾根の北俣を下降しました。今回はその北尾根の東股尾根を歩いてきました。

 6月21日  晴れ のち 曇り

小岐須峡・大石橋付近0→0:25林道終点→0:34仙ヶ谷道分岐→
1:39仙ヶ岳東峰1:53→2:03仙ヶ岳西峰2:08→2:21小社峠→2:46仙ヶ谷道分岐→
3:16小岐須峡・大石橋付近

平面距離  8.48km

沿面距離  8.75km

累積標高  約753m


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 歩行軌跡

 出発地点は 小岐須峡・大石橋付近(宮指路岳登山口付近) で、仙ヶ谷道分岐までは5月30日のコースと同じです。
 2日前に大雨が降りましたので地面は湿っていてある種の予感がありましたが、予想通り地表ではヤマビルたちがウネウネと動き回っていました。
 歩行開始して15分後くらいに手の甲を見たところヒルを発見。吸血前に退治してセーフ。やれやれです。


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 仙ヶ谷道分岐
 ここで仙ヶ谷道に入りました。沢を渡渉して尾根道になりますが、その尾根が仙ヶ岳東峰北尾根の東股尾根になります。


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 仙ヶ谷道を離れる地点
 ここで仙ヶ谷道は山腹道になりますので右手の尾根に入ります。
 いきなり急登で難所の岩場が現れ前途多難を予感させます。


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 ヒノキ尾根
 岩場を乗り越えるとこのような区間もありますが、緊張感いっぱいの難所が続き標高810mまで登攀主体の登りになります。


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 岩場


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 標高約810m地点の岩場
 このピナクルは地理院地形図では判りません。この写真を撮った地点に登り付き、ルートは右折です。
 心身ともに疲れて登攀欲ゼロでしたが、岩上は好展望が広がる地点かもしれません。


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 花崗岩の尾根
 好展望が広がります。


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 花崗岩尾根から宮指路岳方面を見る


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 北尾根北俣と合流した地点
 合流点付近に二又のブナがあります。


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 仙ヶ岳東峰が近づく

 仙ヶ岳山頂はガスの中でした。


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 仙の石
 ここでしばらく休息しました。


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 仙ヶ岳西峰


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 西峰から東峰を見る
 ちょうど良いタイミングでガスがはれました。


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 県境尾根展望地からサクラグチ方面を見る
 写真では判りませんが、琵琶湖も薄く見えていました。


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 小社峠
 ここまで来れば一安心です。
 小岐須までの道はよく踏まれていて歩きやすく、沢の増水がなければ仙ヶ岳登山ルートとしては最も安全なコースのように思います。

 開始から3時間16分後、おかげさまで無事今回の山歩きを終えることができました。


 あとがき
 仙ヶ岳東峰北尾根 東股尾根は手応え十分なルートでした。整備されていない分、難易度が高いように思います。
 逆に仙ヶ岳南尾根のようにコース整備されれば、スリルを感じながら比較的楽に歩けるコースになるかもしれません。

 虫の季節になりました。先週の御池岳ではブヨ(ブユ)の襲撃にあい。腕がブツブツだらけになって今でも痒いです。
 今回もヒルおよびブヨの襲撃にあいましたが、はやく気付きましたので幸い被害はありませんでした。
 長袖・虫除け剤等、対策を怠らないよう注意してゆきたいと思っています。

 5月30日(31日アップ)の記事序文で、仙ヶ岳東峰を「北峰」と書いている部分がありましたので訂正しました。お詫び申し上げます。







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