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水量谷 2020-8 [鈴鹿南部]


 梅雨が明けたので沢に行きたい。標高があって暑くないところがいい。
 2年ぶりに野洲川源流の水量谷に行ってきました。

8月3日  曇り 雨 晴れ ガス 晴れ ガス

出発地0→水量谷→1:33県境コース登山道出合→1:40鎌ヶ岳山頂2:41→
県境尾根コース→3:12武平峠→3:20出発地


20-8-3-水量谷歩行図.jpg
歩行軌跡(一部省略)

平面距離  3.97km

沿面距離  4.16km

累積標高  約456m

 現地で出発の準備をしていると頭上でゴロゴロと雷の音。谷コースなので大丈夫だろうと思いましたが、少し不安な出発になりました。


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 最初の滝
 向かって左の釜水際をへつり下段滝の上に登ります。水流を横断して上滝の向かって右に移ります。ホールド・スタンスがあります。
 水に濡れるのが嫌な場合や自信がないときは、右岸側の巻き道を使うことができます。
 梅雨明け間もないためか、ほとんどの岩上がヌメヌメしていてたいへん滑りやすく、緊張を強いられました。


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 滝2


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 滝3
 この辺りから雨が本降りになりましたので合羽を着ましたが、20分ほどで止みました。


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 沢の分岐
 向かって右が本流です。水量谷の中では最も広々しているところです。


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 滝4


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 高杉
 太くはありませんが40mを超える高木です。水量谷にはこのほかにも高杉があります。


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 滝5


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 滝6
 この滝から沢が急勾配になり、県境コース出合まで難所が連続します。


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 滝6を登ればまた難所


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 難所の上部


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 滝7
 水量谷で最も難しい滝です。
 ルートは複数ありますが、今回は滝下向かって右側にあるガリーを登り、途中で小尾根を越えて本流に戻りました。
 本流に戻ってからその先も難所が連続します。登攀が嫌な場合は左手(右岸)の林を登れば県境コースに到達できます。


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 難所が連続
 今回は岩のヌメリのため、かなり困難でした。


tozandou-deai.jpg
 県境コース出合
 ここで遡行を中止して一般コースで頂上に向かいました。


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 鎌ヶ岳山頂
 山頂についてまもなくガスの中になりました。
 私以外誰もいない山頂でしたので、ゆっくり休息することにしました。


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 鳥居の上のアカトンボ
 トンボの他にアブ類が多くて、かなりやられてしまいました。まあしかし、こういうところは鳥の給餌活動には良いらしくたくさんのツバメが頂上付近を飛んでいました。
 南壁に行くとアブがいなくなり、落ち着いて休むことができました。

 1時間ほどゆっくりしたあと下山にかかりました。途端にガスが晴れ初めて見通しがよくなりました。


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 夕刻の鎌ヶ岳 


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 武平トンネル西口

 今回も何とか無事に山歩きを終えることができました。

 あとがき
 三重県でも新型コロナウイルス感染者が急激に増えはじめ、収まる気配が感じられません。
 無力な私にとって不安な毎日が続きます。何とか早く有効な治療法が確立されてほしいと願っております。
 山歩きに関しては、なるべく混まないコース・時間帯を選んで行いたいと思っています。


ubayuri.jpg

 雲母峰山麓のウバユリ









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