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仙ヶ岳東峰北尾根 東股尾根を登る [鈴鹿南部]


 5月30日に仙ヶ岳東峰北尾根の北俣を下降しました。今回はその北尾根の東股尾根を歩いてきました。

 6月21日  晴れ のち 曇り

小岐須峡・大石橋付近0→0:25林道終点→0:34仙ヶ谷道分岐→
1:39仙ヶ岳東峰1:53→2:03仙ヶ岳西峰2:08→2:21小社峠→2:46仙ヶ谷道分岐→
3:16小岐須峡・大石橋付近

平面距離  8.48km

沿面距離  8.75km

累積標高  約753m


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 歩行軌跡

 出発地点は 小岐須峡・大石橋付近(宮指路岳登山口付近) で、仙ヶ谷道分岐までは5月30日のコースと同じです。
 2日前に大雨が降りましたので地面は湿っていてある種の予感がありましたが、予想通り地表ではヤマビルたちがウネウネと動き回っていました。
 歩行開始して15分後くらいに手の甲を見たところヒルを発見。吸血前に退治してセーフ。やれやれです。


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 仙ヶ谷道分岐
 ここで仙ヶ谷道に入りました。沢を渡渉して尾根道になりますが、その尾根が仙ヶ岳東峰北尾根の東股尾根になります。


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 仙ヶ谷道を離れる地点
 ここで仙ヶ谷道は山腹道になりますので右手の尾根に入ります。
 いきなり急登で難所の岩場が現れ前途多難を予感させます。


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 ヒノキ尾根
 岩場を乗り越えるとこのような区間もありますが、緊張感いっぱいの難所が続き標高810mまで登攀主体の登りになります。


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 岩場


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 標高約810m地点の岩場
 このピナクルは地理院地形図では判りません。この写真を撮った地点に登り付き、ルートは右折です。
 心身ともに疲れて登攀欲ゼロでしたが、岩上は好展望が広がる地点かもしれません。


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 花崗岩の尾根
 好展望が広がります。


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 花崗岩尾根から宮指路岳方面を見る


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 北尾根北俣と合流した地点
 合流点付近に二又のブナがあります。


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 仙ヶ岳東峰が近づく

 仙ヶ岳山頂はガスの中でした。


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 仙の石
 ここでしばらく休息しました。


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 仙ヶ岳西峰


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 西峰から東峰を見る
 ちょうど良いタイミングでガスがはれました。


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 県境尾根展望地からサクラグチ方面を見る
 写真では判りませんが、琵琶湖も薄く見えていました。


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 小社峠
 ここまで来れば一安心です。
 小岐須までの道はよく踏まれていて歩きやすく、沢の増水がなければ仙ヶ岳登山ルートとしては最も安全なコースのように思います。

 開始から3時間16分後、おかげさまで無事今回の山歩きを終えることができました。


 あとがき
 仙ヶ岳東峰北尾根 東股尾根は手応え十分なルートでした。整備されていない分、難易度が高いように思います。
 逆に仙ヶ岳南尾根のようにコース整備されれば、スリルを感じながら比較的楽に歩けるコースになるかもしれません。

 虫の季節になりました。先週の御池岳ではブヨ(ブユ)の襲撃にあい。腕がブツブツだらけになって今でも痒いです。
 今回もヒルおよびブヨの襲撃にあいましたが、はやく気付きましたので幸い被害はありませんでした。
 長袖・虫除け剤等、対策を怠らないよう注意してゆきたいと思っています。

 5月30日(31日アップ)の記事序文で、仙ヶ岳東峰を「北峰」と書いている部分がありましたので訂正しました。お詫び申し上げます。







御池岳のニッコウキスゲ 2020 [鈴鹿北部]


 ニッコウキスゲの季節になりましたので今年も御池岳へ花見に行ってきました。
 時期的に少し早かったようで、咲いていたのは数株のみでしたが、運良くそのうちの一株に近づくことができました。

 6月15日  曇り 一時 晴れ

鞍掛トンネル東口0→0:17鞍掛峠→1:06鈴北岳1:08→1:33御池岳丸山1:36→
山中撮影歩行→2:59御池岳丸山→3:25鈴北岳3:31→3:51鞍掛峠→
3:59鞍掛トンネル東口

平面距離  10.57km

沿面距離  10.86km

累積標高  約990m


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 歩行軌跡
 御池岳丸山以南の軌跡は省略しました。


 天気予報は午後から晴れの予報でしたが、あいにく鈴鹿北部山中は曇りでした。
 鞍掛トンネル東口に到着後、早速準備をして出発しました。


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 県境尾根のピークから 鈴北岳 方面 


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 鈴北岳山頂から 三国岳・烏帽子岳 方面


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 鈴北岳山頂から 御池岳丸山・藤原岳 方面


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 御池岳丸山 到着

 このあと花を撮影するため山中を歩き回りました。


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 ニッコウキスゲ


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 ニッコウキスゲ アップ


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 ニッコウキスゲ 群落

 見た感じ、開花のピークは6月20日前後のようで、少し早かったです。
 開花している株には近づけないかと一瞬思いましたが、運よく一株だけ近くに到達できました。
 しかし過去に何度も書いているとおり、生育している区域は非常に危険な崖地なので、一般向きではありません。
 それでも鹿(カモシカ?)は入っているようで真新しい糞があり、一部荒らされていました。
 崖縁には獣道ができており、そのたくましさを知ることができました。


baikeisou.jpg

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 バイケイソウ
 バイケイソウの花も20日前後が見頃になりそうです。


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 天狗の鼻


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 ボタンブチ


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 奥の平 方面
 このときだけ晴れ間が広がりました。


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 真の池


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 幸助の池


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 まゆみ池


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 モリアオガエル 卵塊


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 ふたたび鈴北岳
 山頂部はガスっていました。
 しばらく休息したあと速脚で降りました。


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 途中 西方の琵琶湖方面
 一気に下るつもりでしたが、左手に風変わりな景色が見えましたので、写真撮影をしてしばらく眺めていました。


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 鞍掛トンネル東口 到着

 開始から3時間59分後、おかげさまで無事今回の山歩きを終えることができました。




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