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鍛冶屋トンネル南口西、NTT電話線トンネル南口から町境尾根縦走周回 [三重県の山]


 土曜日2回目の山歩きは、鍛冶屋トンネル南口西のNTT電話線トンネル南口からトンネル真上にあたる場所にある町境尾根鞍部に至る沢ルートを登るということを主目的にしました。
 ただ鞍部に登って降るだけではすぐに終わってしまいますので、南伊勢町町境の峰々を歩く(9)で縦走した迷いやすい町境尾根を今度は逆に進み、縦走周回することにしました。
 尾根歩きの一般常識では下から上に登る場合は尾根が収束し迷いにくいというのがあります。はたして今回はその常識通りで迷いやすい区間も難なく通過することができました。


 11月25日  晴れ


NTT電話線トンネル南口0→0:17町境尾根鞍部→ 0:48 P501→1:15牛草辻→
1:50 NTT電話線トンネル南口 


歩行距離  5.8km

累積標高  513m


牛草山歩行図.jpg
 歩行図
 クリックすると見やすい大きさになります。
 赤色の実線が今回歩いたGPS軌跡(手描きトレース)で、青色実線は以前歩いたルートです。


ntt-tonnel.jpg
 NTT電話線トンネル南口
 向かって左手のフェンス沿いに少し上ると杣道があり、左折してしばらく進むと涸沢に到達します。


karesawa.jpg
 涸沢
 広い涸沢で炭焼き窯跡があちこちにあります。かつてあったであろう杣道はほぼ消えていますが、テープがたくさん木々に付けられています。
 地形を見ながら登り進むと程なく鍛冶屋トンネル真上に当たるところに位置する鞍部に到達します。


karesawa-gentou-anbu.jpg
 鞍部
 標識を見ると鍛冶屋トンネル北口へ降りることもできるようです。
 左折して縦走尾根を進むとすぐに大岩につき当たります。向かって左側に巻き道があります。


shuurei-f-tonnel-ue-anbu.jpg
 大岩上からの眺め(今年5月撮影)
 眼下にサニー道路や横輪の集落が見えます。遠景は鷲嶺です。
 この先、牛草辻まで展望地はありませんので、ここで一息入れたいところです。

 町境尾根を登り進んでゆくとやがて迷いやすい区間に到達します。しかし登りの場合は上で書きましたように収束するわけですから、上に進めばよいだけで一般的には迷いません。
 今回注意深く歩いてみたらやはり下りの場合は迷うであろうことが確認できました。ここを降る場合、地図とコンパスは必須です。

mayoione-ue.jpg
 迷いやすい区間の上部

 今回と反対方向の縦走で下る場合ここで二又にルートが分かれます。左折が正解で右手の木馬道へ入るのはNGです。
 下りの場合は先ず左折して距離30mほど下り次に直角に右折します。この辺りはテープ等での判断ができなくなっています。

 迷いやすい区間を過ぎてP501が近づくとちょっとした岩場を通過します。


P501minami-iwa.jpg
 ちょっとした岩場


P501.jpg
 P501
 縦走ルートはここで直角に左折です。ここから180mほど進むとヘリコプター発着用に伐採された広場に着きます。


heli-hiroba.jpg
 ヘリコプター発着用広場


P514-kajiya.jpg
 P514 
 現地標識では「カジヤ」


oneiwa-2.jpg
 P514から100mほど進んだところにある岩場
 
 P501から牛草辻までは小ピークを七つ以上越えるアップダウン繰り返しルートです。


ushikusatsuji.jpg
 牛草辻


dainichiyama-f-usikusatsuji.jpg
 牛草辻から少し北の切り開き地から 内城田大橋、大日山、岩坂 方面を見る
 南伊勢町町境尾根の中の展望地では珍しく、ここからは伊勢湾を見ることができます。

 牛草辻の分岐点で左折して本谷コースに入り、山腹道を降ると本谷の広河原に下りつきます。


hontani-kawara.jpg
 広河原(今年5月撮影)

 本谷コースはかなり荒れていて少し迷いやすいルートですが、テープは短い間隔で木に付けられています。?と思ったときは辺りを見回せばテープが目に入り、ルートに復帰できます。

 2回目の山歩き開始から1時間50分後、おかげさまで無事今回の山歩きを終えることができました。





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