五僧峠から霊仙山 [鈴鹿北部]
このブログでは鈴鹿主稜のうち五僧峠以北が未踏になっていましたので、9月30日五僧峠・霊仙山間を歩いてきました。
天気は曇りのち晴れとなり、稜線上では素晴らしい好展望になりました。
天気は曇りのち晴れとなり、稜線上では素晴らしい好展望になりました。
9月30日 曇りのち晴れ
五僧峠0→0:19P656→1:27P746→2:52谷山(H=992.7)3:12→
3:22谷山谷道分岐→3:50霊仙山三角点3:53→4:01霊仙山最高点4:03→
4:23谷山谷道分岐→4:45白谷林道出合4:47→5:23白谷林道起点→5:53五僧峠
歩行距離 20.5km
累積標高 1523m
出発地点の五僧峠
峠付近は広くなっており、駐車スペースがあります。
近くで現在送電鉄塔の工事が行われておりますが、工事も終盤の付帯工事になっているようです。
写真右手に見えている登り口は鉄塔の巡視路で以前はなかったものです。私は『新しい縦走路ができたんだな』と勘違いして巡視路を登りました。
しかし登り道は現在鉄塔で終わっていて、その先はしばらく有棘植物がいっぱいの急斜面激ヤブです。
一般的な県境尾根への取付きは、峠から30mほど時山側の谷入口から杣道を歩いて尾根に登るか、植林下のヤブのない斜面に取付くかになります。
鉄塔付近から入った激ヤブを越えると植林帯になり歩きやすくなりました。ピークを一つ越えた次のピークがP656で図根点があります。
P656
ここでルートは右に曲がります。まっすぐ進んでしまいやすいところですが、間違ってまっすぐ進んで谷近くまで降りた場合でも途中廃道に出合えば、廃道を通ってP656北東の県境鞍部付近へ容易に行くことができます。
P656で右折する正規の県境ルートには所々赤テープが木に付けられています。下部の難所にはフィクスロープもあります。
ここから標高差200mあまりは急登になりますが、その後は穏やかな尾根歩きになります。展望のあまり良くない尾根を進むとやがて右手が若い植林帯になり、好展望になります。
谷山(H=992.7)山頂
ここまでの道中、ヤブ気味のところが所々にあり、ズボンにはマダニがたくさん付着しました。
衣類にあらかじめ虫よけスプレーを吹きかけておいたり、ズボンのすそを靴下の中に入れておく等の対策が必要です。
山頂付近で、補給休息をしました。
休息の後カレンフェルトの尾根上を進んで柏原道に合流し、鞍部に到着ました。
ここから折り返しとなり、谷山谷道分岐に向かいました。
帰りのルートは谷山谷道分岐から白谷に入って白谷林道出合付近まで沢を下降し、その後林道および峠越え道を通って駐車地に戻るというものです。
白谷下降は滝がなく、それほど難しくありませんが、滑落等要注意箇所はいくつかあります。特に白谷林道出合手前の堰堤下降は要注意で、ロープが無ければ降りられないと思われる方がおられるかも知れません。
白谷の下部
帰りのルートは谷山谷道分岐から白谷に入って白谷林道出合付近まで沢を下降し、その後林道および峠越え道を通って駐車地に戻るというものです。
白谷下降は滝がなく、それほど難しくありませんが、滑落等要注意箇所はいくつかあります。特に白谷林道出合手前の堰堤下降は要注意で、ロープが無ければ降りられないと思われる方がおられるかも知れません。
白谷の下部
ここで左折して権現谷林道→県道139号線と進み、五僧の駐車地に向かいました。
出発から5時間53分後駐車地に帰着。おかげさまで無事今回の山歩きを終えることができました。
2017-10-01 22:38