御在所周辺で花見 シロヤシオ他 [鈴鹿南部]
今年の鈴鹿はシロヤシオの花つきが良いという情報でしたので、先日23日(月)、武平トンネル西口から御在所方面に行き、シロヤシオを見てきました。
どの程度の開花状況なのだろうと期待を抱きつつ登ってゆくと、果たして山頂台地のシロヤシオは見事な花つきでした。このような立派な開花群を見たのは初めてで、驚きの連続でした。
過去のシロヤシオ見物は、微妙に時期がずれていたり、裏年だったりで、期待外れのことが多かったのですが、どんぴしゃりの素晴らしい花見山行になりました。
5月23日 晴れ
武平トンネル西口駐車場0→0:08武平峠→0:43御在所岳三角点→1:02朝陽台1:08→
1:21国見峠→1:36国見岳山頂1:42→1:53青岳1:58→2:14国見岳→
2:44御在所岳望湖台2:49→3:00長者池→3:05御嶽権現→3:29武平峠→
3:33武平トンネル西口
鈴鹿スカイラインの駐車場は蒼滝橋東の駐車場と旧料金所のスカイライン側は満車でしたが、上部の駐車場は余裕がありました。今回私が駐車した武平トンネル西口の駐車場は、私の車が入って満車になりました。平日でも登山者等は、かなり多かったようです。
トンネル西口駐車場から御嶽権現方面を仰ぎ見る
今回の出発は遅く、午後になりました。
雨裂の尾根道
下部はこのような展望のないルートが大部分ですが、直射日光がかなり遮られているので、体は楽です。尾根の上部は日当たりが良くなります。
途中滋賀県警の方々に出合い、「訓練ですか?」と尋ねたところ、「いいえ、遭難者を探しています。61歳の方です」という返事でしたので、「もし私が発見したならば連絡します」と言って別れました。
順調に進み、山頂台地に到達したあたりからシロヤシオの花が見え始めました。見事な花つきの木々が多く、写真を撮りながら山頂に向かいました。
今回のカメラは、1/2.3CCDのおんぼろコンデジで、画質があまり良くないところが残念です。
山頂三角点
山頂はたくさんの方々で賑わっていました。
撮影依頼を受けたり、風景撮影したりしながら朝陽台方面に向かいました。
朝陽台のシロヤシオは花つきのよい木々が多くて素晴らしかったです。写真撮影をしたあと国見岳に向かいました。
国見岳山頂から北方の鈴鹿連山を見る
判りにくいですが、手前に青岳やキノコ岩が見えています。遠方は霞んでいましたので、御池岳くらいまでの展望でした。
山頂で撮影、補給をした後、予定通り青岳に向かいました。
国見岳北の鞍部付近より青岳を見る
青岳は県境稜線上の単なる小ピークですが、この辺りから見ると山らしく見えます。
青岳山頂から国見岳方面を見る
青岳付近もシロヤシオが多いです。しかし標高的に時期が遅く、ほぼ終わっていました。代わってベニドウダン、サラサドウダンが咲き始めていました。
今回はこの青岳までと決めていましたので、ここで折り返しました。
国見岳山頂に戻りました。
国見岳山頂台地北端から イブネ・クラシ、銚子ヶ口 方面を見る
この山頂台地北端の岩場も、眼下がすっきりしていて良い眺めです。
往路で立ち寄らなかった御在所山頂の望湖台で一休みしました。
望湖台から御嶽権現方面の山頂台地を見る
シロヤシオの白が目立つ景色でした。
長者池、御嶽権現を参拝した後、下山にかかりました。
武平トンネル西口付近のタニウツギ
武平峠への下り道は、ところどころ滑りやすい区間がありますので、慎重に歩いて通過しました。
出発から3時間33分後、おかげ様で無事今回の山歩きを終えることができました。
上に書きましたように御在所のシロヤシオは当たり年で、良好な開花状況でした。
過去には、大峯山脈の大普賢岳で花つきの良いシロヤシオの木々を見たことがありますが、今回はそれを上回る素晴らしい開花状況の木々に出合うことができました。