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仙ヶ岳とアカヤシオ [鈴鹿南部]


 先週土曜日、約一か月ぶりに鈴鹿の山を歩いてきました。それまでにも、桜の花見では三重県側、滋賀県側の鈴鹿山麓に行きましたが、「山歩き」というほどのものではなかったです。
 さて、御在所ロープウェイのサイトでは、中腹辺りでアカヤシオが見ごろということでしたので、今回は同じくらいの標高にアカヤシオがたくさんある仙ヶ岳も見ごろだろうという予想で、仙ヶ岳南尾根を歩いてきました。
 当日の空模様は曇り時々ガスと、あいにくの天気でした。それでも標高800m付近より上では、アカヤシオがちょうど見ごろで、素晴らしい景観となっておりました。

 4月23日  曇り


石水渓駐車場0→0:26石谷川大堰堤上駐車場→0:56白谷・南尾根分岐→
1:30不動尊1:55→2:48仙ヶ岳東峰→3:11仙ヶ岳西峰→3:38御所谷峠→
4:18御所谷道・白谷道 出合→4:52白谷・南尾根分岐→5:13石谷川大堰堤上駐車場→
5:20石水渓駐車場


画像調整中.png
 今回のルート
 GPSが使えなくなってしまいましたので、手描きのルート図です。


石水渓登り口.jpg
 石水渓入口の登山口付近
 この少し上流側に車5台くらい置ける駐車場があります。登り口から少し歩いて小尾根を乗り越し、山腹道を進むと、石谷川の渡渉点に到達します。下流側には滝が連続し、水量にもよりますが素晴らしい渓相です。


白糸の滝.jpg
 白糸の滝
 渡渉点から少し登ると、白糸の滝への分岐標識があります。せっかくですので立ち寄りました。滝への道はあまり良くなく、滑落に注意です。白糸の滝は高さはありませんが、その釜は大きくて深く、見ごたえがあります。
 
 分岐まで戻り、階段道を登ると、大堰堤上の駐車場です。駐車場には数台の車が留めてありました。
 石谷川沿いの緩やかな勾配の林道歩きは、付近の景観が素晴らしく、飽きることがありません。林道終点から少しで、白谷道・南尾根道分岐の標識があります。


白谷・滝谷不動、分岐.jpg
 分岐標識


滝谷不動尊.jpg
 滝谷不動尊
 ここまでの谷ルートは、以前はガシガシ登っていました。最近はそのような元気はなくなってしまいましたので、今回はゆっくり登りました。
 不動尊上のお地蔵さま横で、食事休息させていただきました。

 
 アカヤシオは、標高800m付近から見頃の開花状況でした。鈴鹿のアカヤシオの花つきは昨年に引き続き、今年も良好のようです。


アカヤシオ1.jpg

アカヤシオ2.jpg
 南尾根のアカヤシオ


濃色アカヤシオ.jpg
 濃色のアカヤシオ


仙ノ石.jpg

アカヤシオ3.jpg

仙東峰・アカヤシオ.jpg
 仙ヶ岳東峰付近のアカヤシオ


ミツバツツジ.jpg
 ミツバツツジも綺麗です

 東峰付近は西峰付近に比べてピンクがより多くて、華やかです。


仙西峰頂上.jpg
 仙ヶ岳西峰


仙ヶ岳東峰・西面.jpg
 西峰少し南から東峰の西面のアップ


南尾根アップ.jpg
 西峰少し南から南尾根のアップ

 県境稜線のアカヤシオは、南尾根に比べると少ないですが、所々で間近に見ることができます。


御所谷コース・降り口.jpg
 御所谷峠

 今回は、何十年ぶりかで御所谷を下りました。御所谷は、上流部にはほとんど踏み跡等がありませんが、比較的穏やかです。中流部以降には道型があります。道型があっても小滝が連続し、岩場が多いですから、落ちないように注意が必要です。

 
御所谷・平瀬.jpg
 穏やかな御所谷の辺り


御所谷・連滝帯.jpg
 中流部以降、滝が連続する


御所谷・連滝帯、最下部の滝.jpg
 この滝が御所滝かも?


御所谷コース・白谷コース、合流点.jpg
 御所谷コース・白谷コース 合流点
 これ以降、白谷コースを下りました。時期的なものなのか、渡渉点の岩上ではツルツルとよく滑り、苦労しました。


梯子.jpg
 御存じ、山抜け箇所のアルミ梯子
 この付近はかなり標高が低くなっていますが、アカヤシオが咲いていました。(写真右上)


イワカガミ.jpg
 イワカガミ
 登山コース付近では、ほとんど見かけなくなりました。コースを外すと見ることができます。


朽ちた木橋.jpg
 山腹道の朽ち木橋
 白谷道山腹のほとんどの木橋は朽ちていて渡れませんが、山側に道型があります。

 
 この後順調に進み、5時間20分後山歩きを終了しました。


ヤマビル.jpg
 下山後足元を見たら大きなヤマビル
 スプレーをシュッで、ポロリと落ちました。いよいよシーズンインとなりました。


 今回の山歩きでは反省点がいくつかあります。
 まず、不注意によりGPSを岩場で落としていまい、使用できなくなってしまいました。これはミスですね。大切なものはストラップで体から離れないようにしておかなければならないように思います。
 つぎに体力です。登りではパフォーマンスが出せなくなってきました。今後は時間に十分余裕を持った山歩きを心がけなければならないかもしれません。

 反省点ではありませんが、大切なことを一つ。
 今回仙ヶ岳東峰山頂の岩上に、真新しいキ△打ち跡がありました。人間も動物ですから、急な生理現象は仕方ありません。しかし、山頂の岩上というのはよろしくないように思います。他の来訪者に対して迷惑をかけるわけですから、別の方法を考えるべきでしょう。




 


 


 
 


 


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