SSブログ

御池岳のニッコウキスゲ、今年は? [鈴鹿北部]

 6月24日  晴れ

藤原・簡易パーキング0→0:12白瀬峠登山口→1:38白瀬峠→
2:00真ノ谷から奥ノ平直登尾根取付き→2:38奥の平→
3:31ボタンブチ上→3:42丸山→4:06鈴北岳4:09→4:27鞍掛峠→
5:41藤原・簡易パーキング

歩行距離 21.95km


 6月14日、伊吹北尾根のニッコウキスゲは、良い状態の花を見ることができませんでした。おそらく、鹿に荒らされたものでしょうが、残念な結果でありました。

 ならば、鹿が容易に近づけないところが生育地の御池岳へ行けば、良い状態の花を見ることができるかもしれないと、御池岳を周回してきました。

 伊吹北尾根のニッコウキスゲは6月末で終わることが多いのですが、御池岳の場合は7月上旬まで咲いていることが多いです。




kani-parking.jpg
 出発地の藤原・簡易パーキング(帰着時に撮影)

 本日も、午前中は色々ありましたので、簡易パーキングの出発は午後1時過ぎになりました。




shirase-tozanguchi.jpg
 白瀬峠登山口

 山口の冷川林道を少し上ると、登山口があります。



 下部は杉桧林、中部は落葉広葉樹林や杉桧林、上部は落葉広葉樹林になります。汗びっしょりになりながら登りました。




tettou-yamaguti.jpg
 高圧鉄塔下から、霊仙山、伊吹山方面を見る




shirahune-bunki.jpg
 坂本道と巡視路の交差点(ここまでは、巡視路を登ってきました)

 右折して白瀬峠(白船峠)方面へ進みました。




shirase-touge.jpg
 白瀬峠の標識


 真ノ谷に降りて、しばらく遡行し、奥ノ平に通じる尾根の末端で尾根に取付いて、直登しました。下部は傾斜の急な普通の尾根、上部は石灰岩の露出が多いカルスト地形尾根です。



one-baikei.jpg
 下部の尾根

 バイケイソウの花は今が見ごろです。特有の花の香りが漂っていました。



one-ue.jpg
 上部の尾根




near-okunohira.jpg
 奥の平が近づいてきました




hujiwara-fr-okunohira.jpg
 奥の平から藤原岳方面を見る




ryozen-ibuki.jpg
 奥の平から霊仙山、伊吹山方面を見る

 焼尾山、烏帽子岳、三国岳、ダイラ、ダイラの頭、その他等も見えます


 ここから、ニッコウキスゲ生育地に向かいました(危険地帯です)。

 さて、期待していたのですが、こちらも残念。生育地周辺の少し傾斜の緩いところは、既に鹿のテリトリーで、糞が落ちていました。鹿の口が届かない断崖絶壁のみ生育しているという有様で、2年前よりも生育範囲は狭くなっていました。落ちればただでは済まないというような露岩地帯にまで侵入してきているのには驚きます。
 たくさん撮影したかったのですが、時刻は16時を過ぎていましたので、数枚の撮影のみで引き返すことにしました。


nikkou-k-3.jpg

nikkou-k-2.jpg

nikkou-k-1.jpg
 断崖に咲くニッコウキスゲ



oike.jpg
 池

 水のある池サイドの木には、モリアオガエルの卵塊がたくさん付いていました。


 

botanbuti-tengudou.jpg
 

 左横に天狗堂が見えます。



biwako-1.jpg
 ボタンブチから、天狗の鼻(右)、琵琶湖方面を見る

 琵琶湖湖面の反射が綺麗でした。天狗の鼻からは、さらに広い琵琶湖を見ることができました。




maruyama-6-24.jpg
 本日の丸山山頂

 標柱の左に養老山地、笙ヶ岳が見えています




shika-m-bunki.jpg
 元池分岐周辺の鹿の群れ

 元池周辺は草原地帯なので、たくさんの鹿を見ることができますが、本日も5~6群、50頭以上の鹿を見ました。これだけ多くの鹿がいるということは、御池岳はよほど豊かな山なのでしょう。



eboshi-shou.jpg
 鈴北岳山頂から、焼尾山、烏帽子岳、三国岳、笙ヶ岳等を見る



biwako-2.jpg
 鈴北岳山頂から、鈴ヶ岳(手前)、琵琶湖方面を見る

 17時過ぎ、広大な琵琶湖の逆光ビューは素晴らしかったです。




k-tunnel.jpg
 鞍掛トンネル東口

 いつものように、ここで水を補給して、腹ごしらえをしました。




kogurumi-ent.jpg
 コグルミ谷登山口付近

 コグルミ谷登山道は、相変わらず進入禁止です。道路復旧工事が、本格的になってきたようで、各所で、工事が進んでいます。




306-365-bunki.jpg
 黄金大橋横交差点



 出発から5時間41分後、おかげさまで無事、駐車地の藤原・簡易パーキングに帰着することができました。
 
 
 
 
  
 
 
 
 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 




この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。