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東海道 土山・歌声橋~水口宿~石部宿東・三雲 [旧東海道]

 1月3日  晴

土山・歌声橋3:39→4:01反野畷・松並木→4:17安井酒造場→
5:11水口宿・東見附跡→5:42五十鈴神社→6:21横田の渡し・右岸常夜燈→
6:38横田の渡し・左岸常夜燈→6:41三雲駅→電車→7:51関駅→
8:10関宿・西の追分
(時間表示は出発地からの経過時間)


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 歌声橋から松尾川(野洲川)、田村川合流点を見る

 歌声橋を渡って直ぐに右折して、松尾川の渡し右岸に行くのが本来なのですが、今回は省略して、そのまま西進しました。この付近には垂水斎王頓宮跡があります。毎年3月の最終日曜日に祭りがあり、大野小学校から頓宮跡まで、斎王行列が再現されるそうです。


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 地安禅寺

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 反野畷と松並木
 江戸期、頓宮山から流れる大日川の水が平坦部でたびたび大きな水害をおこしたので、元禄十二年(1699年)市場村は領主の許可を受けて、排水路工事に着手し、元禄十六年(1703年)大日川掘割が完成したそうです。


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 街道から綿向山、雨乞岳等を見る

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 土山町徳原の地酒、初桜。 安井酒造場。
 野洲川流域には酒造場がたくさんあります。安井酒造場の少し手前に明治天皇の宿泊地石碑があります。


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 土山町大野歩道橋上から国道一号線と旧東海道を見る
 この後、街道は一号線や旧一号線から離れたり、合流したりを繰り返します。

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 大野から飯道山方面を見る
 


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 要所にある旧東海道標識
 数年前に、三重、滋賀共に旧東海道要所には標識が整備されましたので、迷うことは少なくなりました。


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 水口宿入口にある案内板と東見附跡
 見附とは、防御や管理のために見張り番が置かれていた施設場所で、東海道では、概ね宿場や城下の東端(江戸口)と西端(京口)にあったそうです。


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 三筋の町、第一分岐。高札場跡。左が東海道です。

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 宿場の町並み。本陣跡付近。

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 三筋の町、第二分岐。右が東海道です。地図を見ると判るように三筋の町が約1km続きます。



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 街道より古城山(水口岡山城跡)方面を見る。山頂からの展望が良い山です。



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 近江鉄道、水口石橋駅横の踏切
 この辺りで、宿場町から城下町へと、町の構造が変わります。


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 最初の折れ点、右折地点
 踏切から約250mの地点で、直進せずに右折します。城下特有の道で、右、左、左、右、左、右と、曲がりまくりですが、標識が整備されましたので、迷うことは無くなりました。途中、左折すれば、加藤氏二万五千石の水口城跡に行くことができるのですが、今回は時間の関係で立ち寄りませんでした。


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 五十鈴神社
 五つ目の曲がり角に五十鈴神社があります。私は、自転車で旧東海道の桑名七里の渡し・京都三条大橋間を何度も走りましたが、時々ここで休息させていただきました。神社西端には一里塚跡の石柱があります。この先の最後の曲がり(交差点)が水口宿の西端だそうです。


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 美冨久酒造
 水口宿西端交差点から250mほど西に美冨久酒造があります。この先しばらくで人家が少なくなります。まっすぐな街道(北脇畷)を西進しました。


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 舞込橋
 この橋(泉川)を渡った所に一里塚跡があります。ここから約200mで横田の渡し跡です。


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 野洲川、横田の渡し跡
 江戸期には、3月から9月の間は舟での渡しで、10月から2月の間は仮橋が設置されたそうです。


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 横田の渡し、右岸の大きな常夜燈

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 野洲川
 ここから見る野洲川は大川の様相で、近江国一の川の雰囲気があります(瀬田川除く)。野洲川を渡ることはできませんので、下流の横田橋を渡って三雲の町に入りました。


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 横田の渡し、左岸の常夜燈
 建立された当時は、現在地よりも200mほど上流側にあったそうですが、その後現在地に移設されたそうです。


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 JR西日本、三雲駅プラットホーム
 電車で柘植駅まで、柘植で気動車に乗り換えて、関駅で下車しました。


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 JR西日本、関駅

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 関地蔵院

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 駐車地、関 西の追分

 本日は行動中、穏やかな冬晴れに恵まれました。おかげさまで出発から8時間10分後、無事駐車地の関宿・西の追分に帰着することができました。
  

  

  

  

  

  

  

  

 




 

   










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