南木曽岳 [中央アルプス]
8月19日 曇り
駐車場6:43→金時の洞窟看板7:10→高野槇林説明板7:25→7:59頂上三角点8:06→
8:08南木曽嶽山大神(見晴台)8:11→山小屋8:16→第一展望台8:19→
8:30摩利支天・第二展望台8:37→登山口9:20→9:26駐車場
当初は摺古木山・安平路山に登る予定で、東沢林道のロープゲート前広場に午前2時前に到着しました。しかし3時半頃から雨が降り出して、5時を過ぎてもまだすっきりしない状態でした。ゲート前から歩くことにしていたのでタイムリミットを過ぎてしまいました。登山はあきらめて家に帰ることにして峠道を走っていると、大平峠を越えた頃、ラジオの天気予報で、今日の東海地方は「はじめすっきりしないが次第に晴れてくる」ということを聴いて、どこか近くの登りやすい山に登ってみようという気になりました。
すぐ近くに南木曽岳があり、今まで一度も登ったことがなかったので、蘭登山口から登らせていただくことにしました。
午前6時25分駐車場に到着しました。準備をしていると年配の夫婦が到着し「天気が心配ですね」と言っておられましたが、実際この時点では雨がパラパラと来たりしてかなりあやしい天気模様でした。
6時43分出発。
歩き始めてしばらくは針葉樹ではアスナロが目立ちました。やがてアスナロは見られなくなり、ヒノキやサワラが目立つようになりました。
しばらく歩くとヒノキ等に替わってほとんどがコウヤマキだけの純林になりました。
山頂が近くなってくるとコウヤマキは少なくなり、針葉樹ではネズコ・ヒノキ・コメツガ・ヒメコマツが見られるようになり、広葉樹ではハクサンシャクナゲ・アケボノツツジ(アカヤシオかも?)・ダケカンバ・ナナカマド等が目に付きました。
登山道は登り・下り別経路の一方通行になっていて、下部では緩く、後急峻で、桟道や木製階段が多く、雨後のためかなり滑りやすい状態でした。笹はよく刈り払われているのですが、一部で張り出しているので、ズボンはビショビショになりました。
南木曽嶽山大神(山ノ神)。道を挟んで向かい側には見晴台があります。あいにくの天気で遠望はできませんでした。
山小屋。中は明るい板間で、しばらく滞在したくなるような雰囲気の小屋でした。
第二展望台から引き返してしばらく下山路を歩くとやがて急勾配の降りになります。木製階段やはしごが多く、やはり滑りやすいので慎重に降りました。やがて登り専用道との分岐点に到達し、その後は緩やかな下り勾配になります。
終始曇天の中で遠望のきかない山歩きとなりましたが、午前9時26分無事出発点の駐車場に帰着することができました。
山歩き終了後、午前10時半過ぎには天気も回復し、麓の国道256号線から山頂部が望めるようになりました。