SSブログ

福島Bコースから木曽駒ケ岳・宝剣岳 [中央アルプス]

 8月10日  晴れのち時々曇り


木曽駒高原スキー場跡5:26→渡渉点(林道終点)5:54→力水6:24→7合目避難小屋7:23
→山姥岩7:41→玉乃窪山荘8:35→9:05木曽駒ケ岳山頂9:10→9:40宝剣岳9:51→
10:05木曽中岳10:25→10:40木曽駒ケ岳山頂10:50→7合目避難小屋12:12→
12:55力水13:00→13:38木曽駒高原スキー場跡 


 アルプスへ行きたい。重太郎新道を登って周回したい。しかし、今の穂高は激混みかも知れない。
 ということで、穂高はまたの機会に歩くことにして、昨年の夏に歩いたけれども深い霧と雨のために全く展望に恵まれなかった上記のコースを再び歩くことにしました。今回は稜線上ではすばらしい展望に恵まれ、富士山も見ることが出来ました。当初は三ノ沢岳まで行って往復するプランだったのですが、宝剣岳手前でカメラが故障してしまったのでモチベーションが下がってしまい、宝剣岳から折り返すことにしました。

 夜に自宅を出発し翌日未明に木曽駒高原スキー場跡に到着しました。深夜の国道19号線はすいていて走りやすく、比較的楽に目的地に到着することができます。
 車の後部座席を倒して後ろのスペースで横になりましたが、まったく睡眠できずに朝になりました。アルプス山行の場合は常にこのパターンで、不眠のため歩き始めはいつもボーッとしています。
 5時26分出発。よい天気になりそうな雰囲気でした。

kisokoma kougen 1.jpg
 出発点よりこれから歩く方向の景色

toshou 1.jpg
 渡渉点(林道終点)

tikaramizu 2.jpg
 力水

 力水の下方で先行者に追いつき、その方の後を歩いてゆきました。30分ほどそのような状態が続きましたが、その方が休息されたときに挨拶をして追い抜きさせていただきました。

7goume 1.jpg
 7合目避難小屋

 渡渉点から7合目避難小屋を過ぎてしばらくまでは針葉樹林帯の中の歩きやすい道です。その後はダケカンバやナナカマド帯になりますが、花崗岩の露出が多くなり歩きにくくなります。山と高原地図シリーズの説明にはこの福島Bコースは「全体に歩きやすい」と書かれていますが、私には歩きにくいコースです。他の中央アルプス諸コースと比べても自分には歩きにくく、不規則な花崗岩の露出が変則的な歩行ピッチを強いて、私の脚を疲れさせます。鈴鹿のようなザレザレ度の大きい花崗岩道とは異なって、定状ピッチ歩行型の私には苦労を伴う道で、上部では半分泣き面で歩いていました。

yamanba.jpg
 山姥岩付近

tamanokubo.jpg
 玉乃窪山荘と木曽駒ケ岳
稜線部は風が強くて寒く体が冷えてきたので、一枚重ね着をしました。

houken 1.jpg
 玉乃窪山荘付近から宝剣岳方面

sannosawa.jpg
 玉乃窪山荘付近から三ノ沢岳。空木岳・南駒ケ岳等も見えます。

kisokoma sankaku.jpg
 木曽駒ケ岳山頂

koma jinja 1.jpg
 神社

 山頂神社で買い物をしたあと宝剣岳に向かいました。駒ケ岳山頂付近から中岳そして宝剣岳にかけてたくさんの人で賑わっていました。
 歩道の岩場を少しジャンプしたところがあったのですが、衝撃が強かったのかカメラが故障してしまいました。レンズカバーがほとんど開かない状態になって、細い帯状の写真しか撮れなくなり、ピクチャー再生も変な表示が出て不能になりました。

houken 2.jpg
 宝剣岳山頂
山頂ピナクルからは360°遮るもの無しのすばらしい展望でした。

 しかしながら、カメラの故障によりモチベーションが低下してしまいました、当初予定していた三ノ沢岳往復はあきらめることにしました。復路では高山植物等の撮影も予定していたのですが、これも出来なかったのは残念に思います。

 カメラ故障というアクシデントもありましたが、ケガすることも無く一日の行程を終えることが出来たことをありがたく思います。


夏の御池岳と藤原岳南木曽岳 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。