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夏の御池岳と藤原岳 [鈴鹿北部]

 8月4日  曇り後時々晴れ


鞍掛トンネル東口駐車場6:13→鈴北岳7:05→御池岳丸山7:30→
7:42ボタンブチ7:45→7:55ボタン岩周辺8:22→御池岳丸山8:43→
カタクリ峠9:11→白瀬峠(白船峠)9:39→頭陀ヶ平9:56→
10:17藤原岳天狗岩10:21→山頂小屋10:37→10:48藤原岳展望丘11:00→
山頂小屋11:10→頭陀ヶ平11:45→白瀬峠11:56→カタクリ峠12:18→
12:30長命水12:35→コグルミ谷道登山口12:54→13:10鞍掛トンネル東口駐車場


 本日はアルプス方面に行こうと思っていたのですが、夏バテ気味で少し疲れがたまっていたのでまたの機会に行くことにして、自宅から比較的近い御池岳と藤原岳を歩くことにしました。

 国道306号線の峠道では現在もガス管工事が行われていて三重県側で2箇所片側交互通行になっています。その二つ目の工事箇所を過ぎるとまもなくトンネル東口の駐車場です。
 駐車場に着いて上のほうを見ると雲がかかっていました。

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 トンネル東口と雲

 6時13分出発。峠付近からは霧の中の歩行になり、視界のきかない県境尾根を黙々と登って行きました。鈴北岳山頂が近くなった頃、サーと霧がとれて青空がひろがり始めました。7時4分山頂到着。さわやかな朝風が吹いていました。

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 鈴北岳山頂標識と鹿
山頂すぐそばに約10頭、日本庭園に約25頭の鹿の群れが見えました。

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 御池岳丸山。周りの木々で展望はよくありません。

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 ボタンブチから天狗堂方面

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 ボタンブチから天狗の鼻

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 幸助の池

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 迫力のあるボタン岩。左斜面にボタンブチの一部が細長く見えています。

 最近西南斜面では遭難事故が頻発しています。私が書くと矛盾しているので心苦しいのですが、西南斜面には危険箇所が多く、事故ると助からない可能性もあるので、なるべく危険地帯には入り込まないのがよろしいのではないかと思います。

 ボタン岩周辺を散策したあと、ボタンブチ・丸山を経由して藤原岳に向かいました。

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 ヤマジノホトトギス? ヤマホトトギス?
花の姿と形はヤマジノホトトギス、開花時期的にはヤマホトトギスでよく分かりません。

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 カタクリ峠

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 白瀬峠(白船峠)

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 頭陀ヶ平の手前から御池岳を望む

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 頭陀ヶ平三角点

 カタクリ峠からこの頭陀ヶ平の手前までは樹下の歩きやすい大部分が玄武岩質のトレールです。展望はほとんどありませんが、ミズナラ・ブナ・ナツツバキその他諸々の木々が日差しを遮ってくれますので夏でも比較的楽に歩くことができます。頭陀ヶ平を過ぎてしばらく歩くと石灰岩地形に変化します。植生も変化してイタヤカエデが多くなりオニグルミも目に付くようになります。

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 天狗岩

 ここまで歩行開始時から誰にも会わず、静かな山歩きになりました。やはり夏の鈴鹿は暑さとヒル被害のためか人が少ないようです。ヒルに関しては、本日のように晴天の続いているときは、乾燥したルートではほとんど見かけることがありません。実際被害も0でした。

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 天狗岩から展望丘を望む

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 山頂小屋

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 藤原岳展望丘
 ここを藤原岳山頂としている書物が多く、ここには測量標石と方位石があります。

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 展望丘から天狗岩・御池岳方面

 展望丘で10分あまり休息して景色を楽しんだたあと、下山にかかりました。天狗岩付近からカタクリ峠までは誰にも会わず静かな歩行になりました。カタクリ峠で一人の若い登山者に追いつきました。その登山者は藤原岳から御池岳に向かう途中で往復するということでした。
 私は水がほとんどなくなっていたので、ここから右に折れコグルミ谷道を降って行きました。長命水でおいしい水をたっぷり頂きました。
 コグルミ谷道入り口から国道を歩いて、午後1時10分出発点に帰着することができました。
 事故なく本日の山歩きを終了できたことをうれしく思います。


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