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水量谷 2021-8-8 [鈴鹿南部]


 少し古くなりますが8月8日の記録です。
 当日は台風10号が関東沖を通過したため西風が強く吹きました。そのため鈴鹿では比較的湿度が低くなり、からりとした晴天の中の山歩きになりました。
 
8月8日  晴れ

武平トンネル西口P0→水量谷遡行→1:37登山道出合→1:45鎌ヶ岳山頂2:25→2:44武平峠→2:49武平トンネル西口P

平面距離  3.45km

沿面距離  3.74km

累積標高  約515m


 開始地点は 武平トンネル西口 にある駐車場です。


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 最初に出合う滝
 右岸をへつったあと下滝の上に登り、そこで落水の左岸側に移り岩場を上に進みます。
 ホールド、スタンスともに適度にあります。ただし、すべて自己責任。

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 この辺りから核心部が始まります。

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 年寄りになって身体能力がそれなりに落ちてきましたので、よりスリルを感じるようになり(怖さを感じながらの登攀)、慎重に行動しました。

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 この大滝(滑滝)が水量谷最大のポイント
 ルートはいくつかありますが、落ちれば命にかかわるかもしれませんので、失敗は許されません。


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 向かって右の沢をよじ登り、上部で小尾根を越えて大滝の上流に降りました。
 このルンゼ状右沢も難度が高くなってきており危険です。

 大滝上から鎌ヶ岳登山道出合まで核心部が続き、楽しめます。


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 鎌ヶ岳登山道出合
 引き続き鎌ヶ岳山頂まで岩盤の沢を詰めることができますが(一般向きではない)もうここまでで十分堪能しましたのでここからは一般登山道を歩きました。



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 山頂北から御在所岳方面


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 山頂北からイブネ~雨乞岳~綿向山方面


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 山頂から南の眺め

 山上でゆっくり食事休息したあと下山にかかりました。
 下山では現在の自分の身体の状態を知りたかったので、安全に留意しながら、スピードを上げました。
 新型コロナ感染症のワクチン接種の後、副反応がかなり出て体調がすぐれなかったのですが、やはり一本調子で降ることができず、息切れ等で休み休みの下山になりました。


 あとがき
 近年は夏山シーズンに水量谷を歩くことが多くなっています。それには私なりの理由や思いがあります。
 四十数年前から感じている日本の亜熱帯化━━鈴鹿は標高がないことにより夏の沢歩きは結構暑くなってしまいバテます。(四十数年前以前の鈴鹿沢歩きは涼しくて快適でした)
 水量谷は開始地点が標高約800mと高く、また日陰が多いということと相まって若干涼しめの沢歩きができます。
 例えば猛暑日の場合、鈴鹿では標高のある神崎川源流━コクイ谷・クラ谷を歩いても『なんて暑いのだろう』と感じることがよくありますので、水量谷のありがたさを私は感じております。


 変わりまして
 日本各地で、また当地において新型コロナウイルス感染症がコントロールの限界を超えて感染爆発になってしまったようです。
 このような事態になってしまったのは、自分も含めて人間の欲等や集団の欲等が優先し、あるいは個人および集団の自己規制が一部でうまく機能しなかったことによる結果のように思えます。
 過去において重症型コロナウイルス感染症については、サーズ・マーズともに感染爆発を抑えることができたのに今回できずに爆発してしまったのは残念です。
 現在、国外企業のワクチン接種でしのいでいますが、完全ではなく心休まりません。
 日本企業や研究機関も従来法で鋭意ワクチン開発を進めたり、新治療法を模索しているようで、なんとか成功してほしいと願っております。
 私個人程度では大きな協力などできる能力等なく歯がゆく思います。
 この苦しい状況から早く脱出し、世界が平穏で安心して暮らせる状況になることを強く望んでいます。





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