鈴の音アルプス縦走周回 [三重県の山]
11日、松阪市の桝形山~堀坂山を縦走周回してきました。
このブログでは2012年2月に往復縦走をアップしておりますので、この区間の縦走は2回目になります。
2012年の縦走時は結構寒くてカメラの調子が悪く、体温で温めながら撮影した記憶があります。
今回の11日も冬型で寒さを感じる一日でした。しかし2012年よりは気温が高かったように思います。
さて、最近堀坂山~桝形山の連山に「鈴の音アルプス」という呼称がつけられているのを知りました。松阪の国学者である本居宣長にちなんで名づけられたのでしょうか。
12月11日 晴れ時々曇り
浄眼寺前駐車場0→0:27桝形山(白米城跡)0:30→0:50枳峠→1:10鉢ヶ峰→
1:40日川富士→1:46日川峠→2:06観音岳→2:30堀坂峠→2:59堀坂山3:23→
3:57雲母林道出合→4:04雲母林道起点→5:20浄眼寺前駐車場
歩行距離 20.9km
出発点、帰着点ともに同じで、浄眼寺(じょうげんじ)前の駐車場です。
駐車場を維持管理されている方々様、いつも清掃活動等ありがとうございます。
浄眼寺
駐車場に到着後、準備をして出発しました。私が準備をしている最中にも何人かのグループや単独者の方々が出発されました。
桝形山までの道中は、道幅広くて歩きやすく、状態も良好です。
薬王寺方面からの道と合流
薬王寺道は現在砂防工事中で通行止めのようです。
椎の木城跡の少し南が白米城跡です。
山頂から椎の木城跡方面を見る
遠景は、青山高原、経ヶ峰 等です。
白米城跡で写真撮影した後、南に向かって進みました。山頂少し南で縦走路は右に鋭角で曲がります。直進してしまわない様、注意が必要です。
降りと上りを繰り返しながら進み、やがて枳峠に着きました。
枳峠
縦走路はここで、尾根コースと、右から巻いていく迂回コースが分かれています。上部で合流しますが、迂回コースは岩場がなくて若干緩勾配です。
今回は直進しました。鉢ヶ峰までの標高差約200mの登りは結構きついです。
鉢ヶ峰山頂
縦走路のうち好展望なのは、桝形山山頂、観音岳山頂、堀坂山山頂 の3箇所ですが、鉢ヶ峰山頂は西方の展望がやや開けています。
この先縦走路は南西方向に進みます。ほとんどが植林帯で展望には恵まれません。
日川富士の直下付近で二次林帯に入ります。そこに日川富士への分岐点があり、山頂へ行く場合は右折です。
日川富士山頂
山頂は桧林の中です。日川富士は、平野部から見ると容姿端麗です。
日川峠
日川富士分岐点から数分で日川峠に着きました。
縦走路付近は落葉樹林帯が多くなり、雰囲気が変わります。
観音岳東峰への分岐を過ぎて降り、登り返すと観音岳山頂です。
日川峠から堀坂峠間の縦走路サイドには、数ヶ所に自然生えの柿の木があり、まだ実が残っていました。
この時期になりますと、柿の実の渋も自然に抜けてきて、熟柿として食べることができることがありますので採って食べてみようかと木の近くまで行きましたが、木に登って落ちたら困りますので、止めました。
堀坂峠
山頂で食事休息した後、東尾根経由 雲母コースで下山しました。
東尾根はアップダウンの繰り返し、雲母林道への小尾根下りは急勾配と、結構ハードに感じるコースです。
山頂から東へ400mほど進むと、勢津方面分岐です。
この先、標高510mあたりで左に曲がり、小尾根の激下りになります。勾配が緩くなった辺りで林道出合です。
雲母林道起点
ここで県道45号線に合流です。この夏に森林公園駐車場から観音岳・堀坂山を周回しましたが、その駐車場まで百数十メートルとすぐ近くです。自転車を利用する場合、森林公園駐車場を使わせていただくと便利かもしれません。
今回は徒歩で出発地まで戻りました。
伊勢自動車道を潜る手前地点で左折して自動車道側道に入りました。(県道58号線は判りやすい一本道ですが後半道幅狭くて交通量が多く危険です)
注意ヶ所は松阪インター付近で、インターの前後は東側ですと遠回りになりますので、西側の側道を歩きます。
山見付近からは集落の道を歩いた方が歩きやすいです。北出付近で短区間県道58号線を歩いて4差路で左折します。あとは道なりに進んで浄眼寺前駐車場到着です。
出発から5時間20分後、駐車地に帰着しました。
反省点
よくある私の失敗ですが、雲母林道を降っているとき、コンクリート舗装の盛り上がりにつまずいて転倒しました。
何でもないようなところで気を抜いて転倒してしまいます。
一段落ついたところで転倒するのが私の弱点ですので、今後はより一層注意をしてゆきたいと思います。