宇治岳道から朝熊ヶ岳~金剛證寺~庫蔵寺~中河内~船津駅 [三重県の山]
9月5日 晴れ
出発地0→0:30ゲート→0:37折り返し点→0:43宇治岳道起点→
1:53とうふ屋旅館跡→2:06朝熊ヶ岳山頂2:43→2:54金剛證寺3:04→
3:08河内方面下山口→3:39水平道→3:52水平道終り→4:07庫蔵寺4:10→
4:27中河内三叉路→5:02船津駅→近鉄電車370円→五十鈴川駅→出発地
近鉄船津駅までの距離 20.8km
出発地から少し歩くと、五十鈴川左岸の田園地帯に入ります。
刈り取りの終わった田圃道から近鉄高架と朝熊最西端の峰、284.7mピークを見る
橋から五十鈴川の流れを見る
右岸に総合運動場の赤い体育館の屋根が見えています。
総合運動場と五十鈴公園を通り抜けると、伊勢志摩スカイラインを潜り抜け、三叉路に突き当たります。右折すれば、おはらい町方面へ行けますが、登山口は左折です。
ゲート
ゲートの手前にある駐車場付近が、旧バス道の起点なのですが、ゲートを越えました。
ゲートを越えてしばらく歩くと、宇治岳道の石標があります(朝熊岳道 寛永三年)
いつものことですが、うっかりして、この起点を通り過ぎ、島路川方面に向かってしまいました。途中で気づいて折り返し、石標まで戻りました。石標からしばらくの登りで、旧バス道(宇治岳道)に到達します。
開けたところ(スカイラインを横断する橋)から、五十鈴川河口、宮川河口方面を見る
とうふ屋旅館跡
朝熊岳道との合流点です。ここで水分補給をしました。宇治岳道は、意外に歩かれているようで、ここまで7~8名の下山者さんと出会いました。
朝熊ヶ岳・山頂標石
登りの道中は暑かったのですが、山頂は丁度良い気温で、涼やかでした。
八大龍王社
参拝そして食事休息の後、金剛證寺方面に向かいました。
経塚群跡からしばらく歩き下ると、金剛證寺に着きます。
以下二行の説明文は、前回「伊勢参宮街道を南下してお伊勢参り(自転車)」で、ここを訪れたときの記事コピーです。
「金剛證寺は6世紀、欽明天皇の創建で、弘法大師が中興、禅師東岳文昱が再興して、現在は臨済宗南禅寺派に属しているそうです」
金剛證寺を参拝した後、庫蔵寺方面への下山口に向かいました。
庫蔵寺方面への道(丸山岳道)ですが、大雨の影響なのか、たいへん荒れています。水平道に至るまでは、気を抜くことができません。
タイル張りの階段道もあちこちにあります。荒れていますが、20年ほど前に訪れた時よりも、整備は進んでいるように思います。
水平道(最後は少し登る)
水平道に至って道がよくなりなりました。道横のウラジロが目立ちます。
水平道終り
ここから、本来の山道ルートではなく、鳥羽レストパーク(墓)の舗装された外周道路を下りました。しばらく下ると、庫蔵寺方面への分岐があります。
庫蔵寺分岐にある案内看板
ここから標高差60m余りの登りになります。かなり登り応えがあります。
丸興山庫蔵寺本堂
丸興山庫蔵寺は真言宗御室派の寺院で、西暦825年、弘法大使が金剛證寺を中興した翌年に、奥の院として建てられたそうです。
ここから中河内に至る参拝道は、よく整備されています。しかし、長く続く石段の足置場は、必ずしも水平ではなく、下向きに傾いている箇所が所々にあります。苔等が付いているところでは、滑って転ばないよう注意が必要です。
石段が終わり、コンクリート道に変わると、しばらくで彦瀧大明神があります。白蛇を祀った婦人病や安産の明神様だそうです。彦瀧大明神からしばらく下ったところで、参拝を終えたと思われる方々を追い越しました。
中河内の三叉路に下り着きました。
案内標識があり、道路横の空きスペース(上の写真の右側)に駐車可能です。
中河内から田園地帯と河内川を見ながら、東進しました。世古地で国道に合流し、加茂川左岸を北上すると、やがて近鉄船津駅に到着しました。
船津駅
出発から5時間02分後、おかげさまで無事、今回の山歩きを終えることができました。
さて、今回の反省点ですが、水分補給の大切さを感じた山歩きでした。補給が面倒で、省略してしまいがちですが、怠ると、やはり熱中症になりかけかなと思うような状態になってしまいます。早めでこまめな水分補給が大切ですね。