SSブログ

サイクリング 能褒野神社~三重県民の森 [自転車]

 2月21日  晴れ

自宅→能褒野(のぼの)神社0→0:36内部川・昭和橋→1:05近鉄湯の山温泉駅前→
1:34三重県民の森1:44→3:08能褒野神社→自宅
(能褒野神社南の駐車場を起点にしています)


 今回の走行距離 51.65km


 21日に、自宅から 亀山市の能褒野神社を経由して菰野町の三重県民の森 間の往復サイクリングをしました。余裕があれば、尾高山山頂までの山歩きもと考えていたのですが、時間不足で、山歩きは出来ず となりました。

 能褒野神社からのコースは、私のとっておきコースの一つで、鈴鹿扇状地の末端付近から上端付近へ進み、鈴鹿山ろくを北上するものです。扇状地のメイン道路から外れた道は、交通量が少なくて、きつい坂道もなく、また鈴鹿山脈の景色も素晴らしく、サイクリングには最適です。

 

nobono-ike.jpg
 能褒野神社南にある駐車場横の池


koi.jpg
 池の鯉


nobono-jinja.jpg
 能褒野神社入口
 能褒野神社の主祭神は日本武尊です。古事記によりますと、倭建命(日本武尊)は能褒野の地で亡くなられています。この付近には、倭建命の陵墓とされる塚がいくつかあるのですが、1879年、内務省が現在の能褒野神社境内にある前方後円墳を倭建命の墓であると決定したそうです。
 
 この神社から1.2km東に、古代日本の律令国であった伊勢国の国府がありました。調べてみると、「ここには、平城京・平安京のような方格地割が現存している」とありますので、驚きですね。
 また能褒野付近には、第二次大戦中に明野飛行学校の分教場として開設された陸軍北伊勢飛行場がありました。私の子供のころには、その名残と思われるコンクリート構造物を見ることができたのですが、現在の残存構造物は僅かになってしまったようです。


suzukayama1.jpg
 鈴鹿扇状地から、入道・鎌・御在所・雲母・釈迦等の山々を見る

 椿一宮から水沢野田までは、一部区間広い道になり交通量少なく、その気になればスピードを出すことができます。
 水沢野田で内部川にかかる昭和橋を渡りますが、渡ったところの水沢本町あたりから坂道がきつくなり始めます。


suzukayama2.jpg
 水沢小学校北東隣りの池から、鎌ヶ岳(左)、雲母峰(中央)、釈迦ヶ岳等を見る

 水沢の町を離れて、雲母峰の麓を走るようになります。四日市少年自然の家の屋外活動エリアを過ぎたあたりが坂道の頂点で標高約255mと、今回のコース最高点になります。最高点の先で左折して道幅の狭い県道752号線に入ります。


kantani-hudou.jpg
 金谷不動
 


yunoyama-humikiri.jpg
 近鉄湯の山温泉駅近くの踏切
 踏切を渡って、三滝川を越えると、雲母峰の山麓から御在所岳の山麓に移ります。北上すると、やがて千草に至ります。


suzukayama3.jpg
 千草から釈迦ヶ岳、竜ヶ岳を見る

 千草から朝明渓谷の入り口である一之瀬橋までは、標高差約90mと、登り応えがあって結構疲れます。


ichinose-hashi.jpg
 一之瀬橋から朝明川下流方面を見る
 橋の少し下流右手に千草水力発電所があります。  
 


kenminmori1.jpg
 三重県民の森 建屋付近


kenminmori2.jpg
 県民の森から伊勢平野方面を見る
 県民の森は、家族連れの方々が散見されました。
 ここから尾高山に登れるかなと思いましたが、時間的にすこし厳しそうでしたので、あきらめることにしました。園内を少し歩いてから、Uターンすることにしました。
 


chigusa-jouyatou.jpg
 大きな千草の常夜燈
 帰り道で、常夜燈に立ち寄りました。この常夜燈は、巡見街道と旧千草街道との交差点にあるもので、明治25年に建てられたものです。石材は千草発電所のさらに上流で切り出され、牛車で運ばれたそうです。

 帰路は往路よりも楽なのですが、近鉄湯の山温泉駅東の踏切から四日市少年自然の家付近のコース最高点までは、標高差が約130m(累積登行は約170m)ほどありますので、疲れた体にはかなりこたえます。最高点から先は、登りがほとんどありませんので、能褒野まで余裕のサイクリングになります。


 今回も、出発時刻が午後と、遅くなったのですが、トラブルはチェーン外れ程度の軽いものでした。おかげさまで、明るいうちに帰宅することができました。







 


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。