古い山用品 6 水筒 コッヘル [古い山用品]
エルニーニョにもかかわらず、寒い日が続いていますね。冬型の気圧配置が続いて、御在所にもかなりの雪が積もったようです。樹氷見物には最適の連休なのですが、残念ながら、私のモチベーションは低下中です。
さて、私が二十代~三十代前半の頃、山行で使っていた水筒とコッヘルをご紹介したいと思います。
先ずは、エバニューのGI水筒。
1970年代の初めころに買ったものですので、買ってから四十数年経っています。アルミ製の水筒で、箱から出したときは黒ずんでいたのですが、磨いたら綺麗になりました。
冬山でツエルト泊した際の就寝時、あまりに寒いので、ガソリンストーブで湯を沸かし、その湯をこの水筒に入れて湯たんぽ代わりにしたことがあります。しかし、それでもまだ寒かったですね。思い出深い水筒です。
箱についている値段シールを見ると「コロナスポーツ 1400円」となっています。コロナスポーツさんは、昨年まで四日市市日永に店舗があったのですが、残念ながら閉店してしまいました。近くに大型店が開店したからなのでしょうが、少し寂しいですね。と書きつつ、私は日永の店舗ではありませんが、その大型店舗チェーンには、以前からかなりお世話になっています。
ネットで検索してみると、このGI水筒は現在も販売されているんですね。エバニューの随一のロングセラー商品でしょうか。
次は、マルキルのアルミ水筒です。
1970年代に買ったもので、made in Germany ですね。この水筒もアルミ製ですので、やはり黒ずんでいましたが、磨いたら綺麗になりました。が、ゴムパッキンはボロボロです。
この時代の山用水筒は、マルキルとグランテトラ( made in France )が双璧だったように思います。シグやラーケンというブランドが、そのあと出てきましたね。
マルキル、グランテトラともに当時様々な製品を出しましたので、骨董的な価値もあるようで、コレクターがかなりおられるようです。
続いて、エバニューのコッヘルです。
この製品も1970年代に買ったものです。幕営山行等で活躍しました。自分的には、家庭用のアルミ鍋の方が丈夫で使いやすかったので、小型の家庭用鍋を主に使っていたように思います。
このころのコッヘルは、東京トップ、HOPE、エバニューと3つのメーカーが有名でしたが、現在では、3つのメーカーのうちエバニューだけが生き残っています。
おまけ写真
懐かしいIBS石井の紙袋です。当時は、IBS石井、駅前アルプス、金山アルプス、大阪ロッヂ、四日市マツダ(コロナスポーツ系列だと店主さんが言ってました)、その他スポーツ用品店、にお世話になっていました。