御池岳、鈴ヶ岳周辺の春の花 [鈴鹿北部]
4月13日 曇り
R306ゲート0→1:14鞍掛トンネル東口1:29→1:45鞍掛峠→2:28鈴北岳2:31→
2:56鈴ヶ岳3:04→3:25鈴北岳→3:52御池岳丸山3:57→4:18鈴北岳→4:38鞍掛峠→
4:47鞍掛トンネル東口4:50→ 5:34 R306ゲート
歩行距離 24.06km
鈴鹿北部の雪もほとんど溶けて、いよいよ本格的な花の季節が到来しました。私は昨年、フクジュソウの花を見る機会がありませんでしたので2年ぶりに見てみたくなり、御池岳周辺を歩いてきました。
天気は曇りで、花の開きはいま一つだったのですが、期待していたとおり、綺麗な花々が出迎えてくれました。藤原岳のフクジュソウもよいのですが、こちらのフクジュソウも素晴らしかったです。
ゲート付近から周辺の山々を見ると、山桜が満開で、山腹が綺麗な色に染まっていました。
コグルミ谷付近の道路修復工事は進んでおらず、三重県側の復旧はまだまだ先のようです。歩行には問題なく、トンネルまで快適に歩くことができました。
ここで食事休息をしました。
昨年夏に来た時は、三重県側峠道が廃道に近い状態だったのですが、踏み跡がはっきりして、歩きやすくなっていました。
山頂で小休止した後、鈴ヶ岳へ向かいました。沢筋やドリーネには残雪があり、春山らしい光景でした。
鈴ヶ岳へのルートは、場所によってはっきりしない区間がありますが、見通しの良い天候であれば、問題ないでしょう。ガスっているときは、迷いやすいかもしれません。
鈴ヶ岳山頂部を散策した後、折り返して、鈴北岳経由で丸山に向かいました。先週、イヌツゲについて書きましたが、鈴北岳山頂南面の斜面には、イヌツゲがあちこちに点在して生育していました。
よく見ると、堅い枯れ枝の中に葉があり、枯れ枝によって食害を免れている様子でした。堅くてトゲトゲした枝は、鹿も好まず、そこから、はみ出てくる軟らかい枝葉を食べているものと思われます。
ここからコグルミ谷経由で下山したかったのですが、途中出会った方々のお話では,「泥濘がひどい」とか、「コグルミ谷を登ってきたが、たいへん荒れている」とかの情報でしたので、来た道を鈴北岳経由で引き返すことにしました。
下山の道中ルートの状態は良好で快適でした。おかげさまで、無事駐車地に帰着することができました。
本日見た花々の一部
標高の高いところの開花はもう少し先になりそうです
かつて、この山域には白花や薄青紫のキクザキイチゲが群生していました。
水場での一コマ
トンネル東口の水場で、小鳥が近くにいたので、舌笛を吹いたら、目の前まで近づいてきてくれました。