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伊勢参宮街道を南下して お伊勢参り (自転車) [自転車]

 12月23日  晴時々曇り


自宅0→0:45津江戸橋常夜燈0:48→1:30雲出川右岸常夜燈→1:44三渡川橋→
2:18櫛田川の渡し→2:48宮川の渡し→2:59伊勢神宮(外宮)3:19→
3:40伊勢神宮(内宮)4:10→4:20サークルK内宮前店→
4:30朝熊ヶ岳登山口4:50→5:52朝熊ヶ岳山頂(八大龍王社)5:57→
6:07金剛證寺6:13→6:58朝熊ヶ岳登山口7:03→7:25猿田彦神社7:30→
8:18サークルK明和斎宮店8:28→10:10ファミリーマート津丸之内店10:23→
11:30自宅



 津市江戸橋から自宅までの距離は二十キロメートル弱です。自宅から金剛證寺までの距離は片道七十数キロメートルです(参拝等の距離を除く)。


 遷宮後、お伊勢さんにお参りしたいと思っていたのですが、本日は日よりも良く、天皇誕生日でもありますので、久々に自転車でお伊勢参りに出かけることにしました。また、「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊をかけねば片参り」といわれているそうですので、神宮の鬼門を守る寺、朝熊の金剛證寺にも立ち寄ることにしました。
 先週、長時間の持久運動について書きましたが、たまにはこういう長距離もやりたいです。


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 津市江戸橋の常夜燈
 ここは伊勢参宮街道と伊勢別街道との分岐点(追分)です。自宅から45分で到達しました。ここから伊勢神宮内宮前まで、困難な区間を除いて、ほぼ忠実に伊勢参宮街道を進みました。


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 津市大門の標石と津観音寺山門を見る

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 真教寺。江戸期のこの辺りは、蕎麦屋や茶店等で賑わっていたそうです。

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 雲出川橋右岸、移設された常夜燈
 雲出川の渡し付近に着きました。常夜燈の左に見えるのが堀坂山、右に見えるのが矢頭山です。私の40代の頃は参宮街道の雲出川付近両端をつなぐ木橋があったのですが、残念なことに老朽化で取り壊されてしまいました。現在は新しい雲出橋が旧橋跡の西に建設されています。


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 三渡橋
 この橋の右岸側堤防道が初瀬街道の東の起点(追分)です。石標や常夜燈(写真左端付近)があります。


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 松阪商人の館
 旧小津清左衛門家で、一般に公開されています。写真左の橋(坂内川)の向こうに金物屋の須川屋さんが見えています。


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 櫛田川左岸に着きました。
 この辺りに櫛田川の渡し場があったそうです。橋を渡ってしばらく進んで、斎王の禊、清め場とされた祓川を渡り、さらに進むと斎宮分岐の信号交差点に到達します。左折すれば県の斎宮博物館まですぐなのですが、今回は立ち寄りませんでした。


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 老舗、明野の へんば餅本店(へんばや)
 「へんば」は「返馬」で、往路の参宮客がこの辺りで馬を降りて返し、参宮したそうです。


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 宮川橋
 この付近が宮川・桜の渡し(下の渡し)です。この橋の少し上流側に有名な桜の名所があります。


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 伊勢神宮・外宮 西北の入口
 交通整理の方に伺って、自転車を指示されたところに置きました。


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 外宮・正殿前
 近くの「三つ石」はパワースポットだそうで、人だかりができていました。

 
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 伊勢・古市の町並
 江戸・吉原、京都・島原と並ぶ三大遊廓街だったそうです。


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 猿田彦神社
 往路では写真撮影のみでしたが、復路で参拝しました。


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 伊勢神宮・内宮前広場
 自転車で来るときは、たいていここに駐輪させていただきます。


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 五十鈴川と御手洗場

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 小魚の群れ
 御手洗場には小魚が群れていて、たくさんの方々がその群れを撮影していました。


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 内宮・正殿前
 参拝の後、順路にしたがって進みました。


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 白馬

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 餅つきイベント
 内宮参拝の後、五十鈴川沿いに下ってゆくと、おはらい町主催で、餅つきイベントをしていました。無料のふるまい餅が提供されていましたが、たいていの人は寸志を出していたようです。私も食べたかったのですが、順番待ちの列が長く、この後の予定に響きそうでしたので、遠慮しました。
 サークルK内宮前店で昼食のオニギリを買って、朝熊に向かいました。

 
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 朝熊ヶ岳登山口駐車場と東屋
 ここで食事休息した後、朝熊岳道経由で山頂に向かいました。


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 橋上からケーブルカー跡を見る

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 二十二町標石(朝熊峠付近)
 朝熊岳道の所々で見かけた距離標石もこの二十二町で終わりです。ここは宇治岳道との合流点です。ケーブルカーのあった頃は、ここにたいへん繁盛した「とうふや旅館」があったそうです。
 ここからしばらく舗装道を歩いた後、左折して山道に入りました。


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 山頂の八大龍王社
 やっと山頂に到着しました。自転車漕ぎの後のためか、たいへん疲れました。いつもよりも時間がかかりました。
 八大龍王社をお参りした後、金剛證寺に向かいました。


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 山頂から鳥羽、伊良湖方面を見る
 菅島、神島等、鳥羽沖の島々がよく見えました。


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 金剛証寺、経塚群跡 分岐
 左の地道へ入りました。遠回りになりますが右の経塚群跡経由もOKです。


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 金剛證寺本堂(摩尼殿)
 金剛證寺は6世紀、欽明天皇の創建で、弘法大師が中興、禅師東岳文昱が再興して、現在は臨済宗南禅寺派に属しているそうです。


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 開山堂
 弘法大師を祀るお堂だそうです。


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 明星堂
 金剛證寺最初のお堂だそうです。

 金剛證寺境内付近をもっと歩きたかったのですが、時間的に厳しくなってきましたので、本堂参拝の後、折り返すことにしました。

 自転車での帰路はかなり厳しくなりました。宮川を越えた辺りからシャリバテ気味になり、3速しか踏めなくなりましたので(往路では5速~7速を踏んでいました)、コンビニに立ち寄り、補給をしました。私の場合、自転車長距離は山歩きよりも消耗が大きいように思います。
 その後、津市内でも補給をしましたが、補給後は元気が復活し、4速・5速が踏めるようになりました。

 久々の長時間行動になりましたが、自宅出発から11時間30分後、おかげさまで無事帰宅することができました。
  
  
  
  
  





  
  
  
  
  

  
 


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