信楽町宮町登山口から 飯道山・大納言・阿星山 縦走周回 2 [滋賀県の低山]
続き
飯道山山頂から阿星山にかけての縦走路は木々のため、一部を除いて、展望にはあまり恵まれません。やや迷いやすいですが、案内表示が導いてくれるので助かります。里山の雰囲気漂う縦走路です。
飯道山と613mピーク(白草山)の間にある鞍部(峠)
地理院地図には道路が描かれていますが、この道路は廃道化しています。木が茂っていて、山と同化しているような区間もあります。
白草山へ向かう縦走路から鈴鹿の山を望む
短い区間ですが、展望の良い区間で、ザレた花崗岩の尾根には丈の低いマツやヒメコマツが見られます。
アセボ峠
縦走路を降りてくると、写真の階段にたどり着きました。左に折れて二車線の車道をしばらく降ると、右手に林道入り口があり、その林道に入りました。
縦走路取り付き口
ここで大納言三角点へ向かう縦走路に取り付きました。
大納言三角点。林の中で展望はありません。最高点付近にあった三角点がこちらに移設されたのではないかと思われます。
大納言西方にある電波反射板近くの分岐点標識
ここで先に進むかどうか思案していました。しばらくして地元のシキミ採集のご夫婦に出会いました。縦走路の情報を聞いたところ「まったく大丈夫、道はついている」ということで、私の不安を払拭してくれました。
峠
十数年前に車でここに来たときは峠を通過できたのですが、現在は倒木や土砂崩れのために、車は通過できないようです。
ここから十数年前の記憶を頼りに、林道を長壽寺方面に歩いて、阿星山登山口を目指しました。しかしこれは遠すぎでした。途中で諦めて折り返し、登りやすそうな所から登山道のある尾根に取り付きました。峠付近から縦走路に取り付くのが正解だったようです。
阿星山山頂。15時59分到着。
暗くなる前に林道に降りたかったので、休息せずに写真だけ撮って下山にかかりました。
下山方向にあるマイクロウェーブ中継所
二つ目の中継所付近の車道から地道の縦走路に入り、しばらく降ると分岐がありますが、左の縦走路ではなく、ルート短縮できる右のルートを降りました。
林道に降りつきました。
宮町方面からの亜星山登山口の中の一つで、赤テープがあります
あとは広い舗装路を歩くだけになり、ホッとしました。
午後5時16分無事出発点に帰着することができました。
いろいろ反省すべきところがありますが、ケガなく山歩きを終了できましたことをありがたく思います。