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元越谷中俣遡行 [鈴鹿南部]


 8月8日の水量谷遡行より山歩きから遠ざかっていましたが、久々先週の日曜日に武平トンネル西口から紅葉見頃の御在所岳にのぼりました。
 体力面においてゆっくりであればまだまだ歩けそうな感覚がありましたので、次回は5月3日に多段滝下降で苦労した元越谷南股を遡行しようと計画しました。
 11月6日いつものように遅めの時間に自宅を出発しました。順調に進んでいたところが鈴鹿スカイライン鳥居道キャンプ場付近から渋滞が発生していたため現地到着が遅れてしまいました。
 元越谷起点に到着した時点で、林道を速歩きすれば南俣遡行は可能かもしれないと予測し出発しました。
 元越谷林道ジグザグ下降地点の下に到達したとき ― 南股を遡行すればヘッデン使用になるかもしれない ― と思い、南股遡行から比較的容易な中股遡行に変更しました。

 11月6日  晴れ のち 曇り

元越谷起点0→0:48林道ジグザグ下降点→0:54元越谷遡行開始点1:00→
1:30休息地点1:43→2:02林道ケルン→2:27水沢峠→2:31休息2:36→
2:47林道ケルン→3:06林道ジグザグ下降点→3:33元越谷起点

平面距離  9.63km

沿面距離  9.79km

累積標高  約618m


motokoshi-gate.jpg
 起点 元越谷バリケードフェンス
 帰着時撮影


inoashi-bunki.jpg
 猪足谷方面 分岐


rindoh-kakouten.jpg
 林道ジグザグ下降点
 この少し先にある以前の林道終点まで進んでしまい、戻りました。
 下降地点は木に赤テープが付けられています。ジグザグ道は植物繁茂と浸食崩壊で荒れていて歩きやすかったころの面影はありません。


kakoumichi-are.jpg
 荒れた箇所


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 堰堤下に到着
 ジグザグ道の下部水平道(中股上流部に進む林道)へは入らず、川床に降りました。
 ここでもう一度検討。南股遡行をあきらめ、短時間で完了するであろう中股を歩くことにしました。


entei-ue-koware-hashi.jpg
 堰堤上流部の壊れた橋
 北股に架かっていた橋の残骸です。ここを渡渉すればまた林道が現れ、中股右岸側上流部まで続いています。


higashimata-touboku.jpg
 橋残骸から少し南に行くと倒木が目立つ中股


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 平瀬


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 滝1
 この滝付近から両岸が迫ります。


taki-2.jpg
 滝2

taki-2-no-johryu.jpg 

 滝2の上流
 ここを過ぎると左手(右岸)に林道が見えてきます。林道下にはところどころ旧峠道が残存しています。


rindoh-cairn.jpg
 しばらく進むと杉の切株にケルンがある
 谷沿い林道はここで終わりですが、ここより少し下流部で林道は右岸側斜面を上がってゆきます。


futamata-1.jpg
 遡行してゆくと二股分岐
 右に入ります。


futamata-1-no-ue.jpg
 分岐の上流部


futamata-2.jpg
 また二又分岐
 右に入ります。


near-touge.jpg
 やがて峠が見えてくる


suizawa-touge.jpg
 水沢峠到着
 ここで遡行が終了しました。
 ふり返りますと元越谷中股の核心部は滝1から滝2の上流部付近までのようです。滝の巻きは斜度があり少し面倒です。

 ジグザグ道より上部の林道開設以前、旧峠道近江側は支沢斜面道崩壊等で通行困難箇所がありましたが、上部林道開設でそれは解消されました。

 現在の峠道において林道ケルンより上部について、水沢峠から下降の場合は峠道を見つけやすく判りやすいです。
 逆に林道ケルンから沢を遡行する場合は沢分岐箇所で判断に迷いました。地形図付きのGPSが頼りになります。

 さて、水沢峠からの降りは上に書きましたように上部では主に峠道を進み比較的楽でした。林道ケルンから先は林道を通り、荒れた区間等を除いて低速ジョグで進みました。


takamaru-yama.jpg
 帰り道、ジグザグ林道から高円山方面を見る
 うまく撮れてませんが、よく色づいた木々がところどころにあり綺麗です。
 







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