元越谷南股源流 周回 2 [鈴鹿南部]
5月3日 晴れ 時々 曇り
起点0→0:06大岩谷終点→0:19紺屋谷出合→0:25大岩谷渡渉点→
0:43連滝群最奥滝0:57→1:07 H=610尾根とりつき1:10→1:41イワクラ尾根→
2:03イワクラ尾根No.1ポイント→2:06県境鞍部→2:23休息地2:53→
3:18多段滝3:34→3:41仏谷出合3:47→3:55休息地4:03→4:28吊尾根→
4:34小岐須峠4:41→5:48起点
0:43連滝群最奥滝0:57→1:07 H=610尾根とりつき1:10→1:41イワクラ尾根→
2:03イワクラ尾根No.1ポイント→2:06県境鞍部→2:23休息地2:53→
3:18多段滝3:34→3:41仏谷出合3:47→3:55休息地4:03→4:28吊尾根→
4:34小岐須峠4:41→5:48起点
落葉に埋もれた源頭付近の沢
窯跡からしばらく降ると両岸にはアスナロが目立つようになります。
やがて沢筋はそれまでと変わって岩盤となり、ゴルジュと滝が連続します。
やがて沢筋はそれまでと変わって岩盤となり、ゴルジュと滝が連続します。
渕
この時点ではまだ余裕でした。
ここから少し進むと岩溝が続いて、その先が切れ落ちています。多段滝です。
想定外の大きな滝を見てびっくりしました。
見込み違いで装備を持ってきませんでしたので、ザック以外丸腰で下降しなければなりませんでした。
そのときの私の判断は『右岸からなんとか下降できるだろう』でした。
右岸は急傾斜に木々がまばらに生えていて根っこが所々ありますが、その下は切れ落ちた岩壁が続きます。
『スリップすれば人生終わりだな。絶対失敗できない』と思いながら長いトラバースをして下降しました。
腕力とバランスを要し、極限の緊張状態がしばらく続きました。
下降後、多段滝を見る
なんとか無事に降り終えることができましたので、とりあえずホッとしました。が、まだ先があります。
なんとか無事に降り終えることができましたので、とりあえずホッとしました。が、まだ先があります。
(さて、家に帰ってからネットで遡行記を見ましたが、この多段滝のルートは左岸にあって比較的容易なようです。今回はミスが重なったことになります)
滑滝を降る
この下流、小滝の下に廊下がありました。
通過するには渕に飛び込むのが最良と判断しました。右岸壁をできるだけへつって高さ2mくらいから渕末端付近の水面に飛び降りました。
腹まで水につかりましたがOK。沢ではよくあることなので想定内でした。
仏谷 合流点
左手の沢が仏谷です。この大きな岩床の上で靴に入った砂を洗い出しました。
そのあとしばらく呆然としていました。
ここから先は過去に数回歩いていましたのでかなり気が楽になりました。地獄を体験したので仏に癒してもらいます。
ここからは歩きなれたカワラコバ・コースを降りました。
開始から5時間48分後、おかげさまでなんとか怪我等なく山歩きを終えることができました。
あとがき
失敗記を書くのはあまり気が進みません。
まあしかし事実なので仕方ないですね。今回のことを心に留め、今後はより気を引き締めて、安全な計画と装備で行動したいと思います。
開始から5時間48分後、おかげさまでなんとか怪我等なく山歩きを終えることができました。
あとがき
失敗記を書くのはあまり気が進みません。
まあしかし事実なので仕方ないですね。今回のことを心に留め、今後はより気を引き締めて、安全な計画と装備で行動したいと思います。
2021-05-06 22:33