上石津町時山から五僧峠、東ヨコネ、ダイラの頭、ダイラ、周回 [鈴鹿北部]
10月14日 晴れ
出発地0→0:39五僧峠0:41→1:30東ヨコネ→2:18ダイラの頭→
2:35高圧鉄塔2:37→2:55ダイラ3:01→3:18ピーク732m→(途中休息5分)→
4:15出発地
距離 12310m
沿面距離 12986m
所要時間 4時間15分
本日はこのブログ内での鈴鹿縦走未踏区間を埋めるため、時山を出発地として五僧峠、三国岳三角点北の高圧鉄塔、ダイラと、反時計回りに周回しました。
鈴鹿縦走路の中で、三国岳三角点から霊仙山までの区間は、ブッシュに歩行を妨げられるところが多くあります。また、地形も複雑で迷いやすいので注意が必要です。今回の縦走路では、東ヨコネからダイラの頭の区間が、アセビ、ユズリハ等の密生ブッシュでした。
ゲート
時山の集落を過ぎて、薮谷橋を渡った先にゲートがあります。
五僧峠から東ヨコネ下の鞍部までは比較的歩きやすいのですが、落葉が堆積しているときは、ルートがはっきりしないことがあります。東ヨコネ手前の鞍部から山頂までは急登で踏み跡がありません。
東ヨコネ山頂付近から、ダイラの頭、三国岳双耳峰、焼尾山方面を望む
東ヨコネ山頂からダイラの頭まではアセビやユズリハの密生が多く、歩きにくい区間です。ブッシュの中を進むとダニが数多く付着しますので、体の皮膚面まで侵入されないような対策が必要です。私の最近の山行ではいつもそうなのですが、今回も私の衣服にはダニがたくさん付着しました。下山後ダニ取りをしましたが、ほぼ全て取り終えるのに約30分を要しました。そのまま家までダニを持ち帰ってしまう恐れもありますので、家に帰ったら直ぐに衣服を洗剤で洗濯(洗剤でダニを退治できます)するようにしています。
計画では三国岳三角点(阿惣)まで行くことにしていたのですが、残念ながら時間切れとなりましたので、ここで折り返すことにしました。先月の阿蘇谷下降と同じルートで荒れた谷を下ってゆきました。標高570m付近で谷は緩勾配になりますが、そこがダイラ入口です。
ダイラの森
秋の紅葉時に来れば、マッタリ良い気分に浸れそうなところです。所々に炭焼き窯跡があります。
ここから732mピークに登り、しばらくの間、毘沙門谷右岸尾根を下りました。660mピークの尾根分岐で右岸尾根を離れ、時山集落西端付近に達する尾根に乗りかえました。乗りかえて直ぐに落葉樹下の密生したユズリハのブッシュが始まります。踏み後はありません。ユズリハの密生はシャクナゲの密生に似た雰囲気がありますが、しなやかで、シャクナゲの密生ブッシュよりも楽に漕げます。ユズリハの密生ブッシュ区間は長く、下部の常緑帯との植生境界まで続きます。
牧田川に架かる蔭橋
この橋の30mほど上流が降りてきた尾根の末端です。
本日はブッシュ区間が長いコースでしたが、出発から4時間15分後、おかげさまで無事山歩きを終了することができました。