亀山・鈴鹿市境コースから 野登山 [鈴鹿南部]
地理院地形図に描かれている野登山登山道のうち、亀山市と鈴鹿市の市境に沿っているルートは古くからある道と思われます。しかし近年あまり顧みられていないようで、ネット上ではほとんどレポートを見ることがありません。
そこで今回自分としては数十年ぶりになりますが、このルートを歩いてみることにしました。
登山口までのアプローチは、いつものように自転車を使いました。
5月5日 晴れ
自宅0→1:10坂本越え(仮称)1:15→1:17市境ルート取付き1:28→
2:51山頂電波等2:53→2:57国見石2:59→3:04国見広場3:09→3:15野登山三角点→
3:30野登寺3:33→3:36野登山最高点3:38→3:40野登寺3:44→3:57林道→
4:21市境ルート取付き4:24→4:26坂本越え(仮称)4:31→5:25自宅
2:51山頂電波等2:53→2:57国見石2:59→3:04国見広場3:09→3:15野登山三角点→
3:30野登寺3:33→3:36野登山最高点3:38→3:40野登寺3:44→3:57林道→
4:21市境ルート取付き4:24→4:26坂本越え(仮称)4:31→5:25自宅
平面距離 40.41km
沿面距離 40.63km
山歩き等 8.27km(沿面)
自転車走行 32.36km(沿面)
自宅から野登山登山口に向かうルートは、安楽川支流の八島川堤防道路を経由して鈴鹿市西庄内に至るルートを利用しました。
地道の堤防道路から鳩ヶ峰を見る
上流に進むと県道との立体交差地点以降は舗装路から地道に変わります。そのまま堤防道路を進み、堤防終点で左折して県道に合流しました。
ロード自転車の場合はパンクが怖いので立体交差地点で県道に乗り移るほうが良いでしょう。復路ではこの地点まで県道を走りました。
八島川扇状地上部の太陽光発電所と東海自然歩道標識
上野の交差点から県道を進まず、上野集落の扇状地道を上に向かいました。やがて東海自然歩道に登りつきました。
この地点で左折してしばらく進むと四差路になりますが、そこで右折して上に進めば扇状地頂点に至り、鳩ヶ峰、野登山への登山口に着きます。
この鳩ヶ峰登山道も現在の地理院地形図に描かれています。現在の状況は判りませんが、数十年前私がよく利用したルートです。
また機会がありましたら鳩ヶ峰登山道を歩いてみたいと思います。
私はその四差路で右折してしばらく坂道を登った後、折り返して下の県道に降りました。そこで右折して亀山市坂本方面に進みました。
坂本越え(仮称)付近
亀山市坂本と鈴鹿市庄内を結ぶ道の峠(標高約350m)です。
峠付近で三叉路になっていて、まっすぐ進めば坂本、右の林道に入って進めば野登山山頂に至ります。
ここまでの急坂は結構体に堪えました。
近くに自転車を置かせていただいたあと、地図上の市境コースに入りました。
最初ははっきりしませんが、尾根上に達すると幅広の古道に合流します。
沢に近づく
標高550m付近で道は右手の沢に近づきます。
道はここで無くなっているように見えましたので、私はここから左に折れて尾根に取り付きました。
しかし本来のルートはこのあと判りましたが沢に降りてゆくようです。またいつかそのルートを歩いてみたいと思います。
尾根ルートにはところどころ、木にテープが付けられています。
本来のルートがこの市境尾根についていない理由は、おそらく急勾配で岩場もあるということによるものでしょう。
標高650m付近で右手の沢から幅広道が尾根に登ってきていて、合流しました。
本来のルートにまた合流したものと思われます。
本来のルートにまた合流したものと思われます。
少し進むと他の尾根と合流し、その先すぐに小さなキレットがあります。
霞んでいましたがよい景色でした。
折り返して三角点に向かいました。
折り返して三角点に向かいました。
毎度思うことですが、野登山山上には豊富な水があり、ありがたく思います。
お参りしたあと下山にかかりました。
坂本からの参道を下り、林道に到達した地点からは林道を低速ジョグで降りました。
お参りしたあと下山にかかりました。
坂本からの参道を下り、林道に到達した地点からは林道を低速ジョグで降りました。
坂本越えの峠付近で小休止したあと折り返して、一部ルートを変えましたが、もと来た道を進みました。
帰り道は終盤を除いて下り道が大半で助かります。
今回も予定より30分ほど早く家に着きそうでしたので、3kmほど余分に自転車を流して時間調整をしました。
帰り道は終盤を除いて下り道が大半で助かります。
今回も予定より30分ほど早く家に着きそうでしたので、3kmほど余分に自転車を流して時間調整をしました。
開始から5時間25分後、おかげさまで無事今回の行程を終えることができました。
あとがき
市境コースは現在廃道状態になっています。
元は幅広のたいへん歩きやすい道だったように思いますので、復活させると良コースになるかもしれません。
2019-05-07 23:02