SSブログ

1月10日レポート 追記しました [その他]


 「南伊勢町町境の峰々を歩く(12)」で歩くことのできなかった町境尾根区間を昨日歩いてきました。
 1月10日レポートの末尾に追記しましたので、よろしくおねがいいたします。
 全般にわたって詳細なレポートを書くことはできませんでしたが、これでやっと「南伊勢町町境の峰々を歩く」を終了することができました。いろいろお世話になりましたこと感謝しております。ありがとうございます。

 さて、私は未熟でがさつな人間ですので文章を書いてアップしたあと読み返して「自分はなんてひどい表現をしているのだろう」と気恥ずかしくなり大いに反省することがよくあります。
 そのため後に修正させていただくことがたびたびあります。どうかご了解いただきますようお願いいたします。

 



南伊勢町町境の峰々を歩く(12) 県道16号線登山口から宿浅間山 [三重県の山]


 冬型の気圧配置が緩んでよい天気になった1月7日、昨年に歩くことのできなかった南伊勢町町境ルートの残り部分を歩いてきました。

 
 1月7日  晴れのち曇り

県道16号線登山口0→0:43桜山山頂→1:00桧山峠手前尾根分岐→1:03林道出合→
1:18林道離脱点(尾根分岐)→1:45県道152号線(峠)→2:23 P167.2三角点→
2:46三郎山(P184)→3:02南張峠→3:13 P157(構造物)3:33→3:38荒廃車道→

3:50南志摩パールランド東端家屋→4:12町境尾根鞍部(旧R260)→
4:48 P118南の配水タンク→5:17宿浅間山電波塔→5:22宿浅間山三角点→
5:23浅間神社5:27→5:35展望所5:40→6:10浜島町南張→途中休息8分→
7:47県道16号線登山口

歩行距離  24.7km   (浜島町南張までの歩行距離)16.0km

累積標高  1321m


18-1-7南伊勢歩行図.jpg
 歩行図


K16-touge.jpg
 起点の県道16号線登山口

 駐車地に到着後、早速準備をして出発しました。
 町境尾根はいきなり藪尾根になりますので1.8kmほどの区間は林道を歩きました。

wana.jpg
 獣捕獲ワナ
 この地点にテープが付いていたので右折して入ってしまいました。途中で気づき折り返して林道に復帰しました。
 起点から1kmあまり(道迷い歩行距離は含まず)の地点に倒木があり、車はそれ以上進めなくなっています。


amida-nyorai.jpg
 阿弥陀如来像と後方の 桜山送電鉄塔方面を見る(起点から約1.3km地点)
 ここは展望所になっていて南伊勢の山々の眺めがいいです。

 起点から約1.8km地点で林道を離れて尾根に取付き登ると送電鉄塔に達します。その少し先に桜山三角点があります。


sakurayama-top.jpg
 桜山三角点
 ここから1分ほど南へ降ると桜山展望所があります。


gokasho-f-sakurayamatenbousho.jpg
 展望所からの眺め
 五ケ所と南伊勢の山々等の眺めが素晴らしいです。

 さらに南下すると桜山南峰の尾根分岐に着きます。左が町境尾根です。
 起点から約2.8km地点に桧山峠と町境の分岐標識があります。標識を見逃すと桧山峠に進んでしまいます。右折してヤブの急斜面を降ると3分ほどで林道に到達します。
 その地点から次の尾根分岐まで町境尾根に沿った林道を進みました。林道上あちこちに倒木があります。
 起点から約3.8km地点で尾根分岐になり町境尾根は左で地道になります。林道は右の尾根上についています。
 町境尾根上の地道は不明確でところどころウラジロの藪区間があります。


shida-one-1.jpg
 ウラジロの藪

 途中シダ藪下の地道上で猪が寝ていたようで、2mほどの至近距離で突然大きな猪が逃げ出しました。
 やや難路区間を進んで県道152号線の峠に着きました。


K152-touge.jpg
 県道152号線の峠

 152号線峠少し上から猛烈なシダ藪の登りになります。密生したシダの高さは2mを越えています。たいへん厄介なシダで折れ茎により衣服がズタボロになりました。400mの区間を進むのに35分かかりました。
 この先、宿浅間山電波塔までのルート上にはシダ藪区間が何ヶ所もあります。


shida-one-2.jpg
 シダ藪の登り


P167.jpg
 P167.2三角点 


saburouyama-houmen.jpg
 P167.2三角点西のピークより少し進んだ地点から三郎山を見る

saburouyama-top.jpg
 三郎山山頂


hamajima-f-saburou.jpg
 山頂から 浜島、先志摩 方面を見る


nanbari-touge.jpg
 南張峠

 藪ルートを進みP157に達すると尾根分岐になります。その地点にはコンクリート構造物があります。


P157-kouzoubutsu.jpg
 コンクリート構造物
 左手前のピークはP155、その少し右の遠景が田曽浅間山、その右が宿浅間山、その右の近景は南志摩パールランドです。


gokasho-f-kouzoubutsu.jpg
 コンクリート構造物から 五ケ所、南伊勢の山々等 を見る

 コンクリート構造物の上で食事休息をさせていただきました。

 休息地点で左折して急斜面を降ると荒れて藪化した車道に到達します。


haidou.jpg
 荒れた藪の車道
 藪化した車道は南志摩パールランド東端家屋の80mほど東まで続き、その先は車通行可能になります。


pearl-land.jpg
 南志摩パールランド 


pearl-land-yamamichi-ent.jpg
 パールランドを離れ藪山に入る地点
 オレンジ色標識が入口から少し入ったところに設置されています。


old-R260-anbu.jpg
 旧国道260号線降下地点
 ここから右手の林道に入り途中から町境尾根に取付いて進むことにしました。しかしこれは失敗で、取付き付近の尾根は歩行困難なシダ藪で、途中で進むのををあきらめました。
 先ほどの旧国道260号線降下地点まで林道を歩き戻り、残り時間の関係からワンスパンの町境尾根歩行をパスすることにし、国道を歩いてP118南の峠まで進みました。


P118-minami-touge.jpg
 P118南の峠付近とP118
 ここから旧国道をもう少し進むと大きな配水タンクがあります。


mizu-tank.jpg
 大きな配水タンク
 ここから宿浅間山山頂まで1km足らずですが、電波塔のある林道まで尾根上のシダ藪漕ぎが続きます。この区間も所々丈の高いウラジロが密生しているところがあり、そこでは厳しい藪漕ぎになります。


denpa-tou.jpg
 電波塔と林道
 林道に到達してやっと藪漕ぎから解放されました。


shuku-sengensan-sankakuten.jpg
 宿浅間山三角点(181.7m)


sengen-jinja.jpg
 浅間神社
 神社を参拝したあと一旦林道終点まで戻り、その後展望所に向かいました。


shuku-sengensan-tenbousho.jpg
 展望所


hamajima-f-shuku-sengentenbousho.jpg
 展望所から 浜島、先志摩 方面を見る

 展望所で補給休息をしたあと山腹ルートを歩いて山頂直下の町境尾根に取付きました。
 町境尾根の下りルートは意外にも幅広で歩きやすくなっています。
 下りルートでは2回大きな猪に遭遇しました。
 標高110m地点で尾根分岐になります。町境は右ですが地形図では終了間際に急斜面になっていますので左に進み浜島町南張の林道に降りることにしました。


nanbari-koukaten.jpg
 南張の林道降下地点
 

 ここから国道260号~県道16号と進み、おかげさまで開始から7時間47分後駐車地に帰着することができました。

 歩けなかった区間はまたの機会に歩きたいと思います。




1月21日追記

 1月20日、今月7日に縦走を省略した区間を歩いてきました。
 縦走区間は短く1.25kmで、区間歩行に要した時間は45分でした。
 ルートの現況ですが、一部を除いて尾根上にはシダが繁茂しています。しかし尾根を少し外すとシダの生えていない所や疎らなところがありますので、藪漕ぎを回避できる区間も多いです。前回のような強烈な藪漕ぎはありませんでした。


hokouzu2.jpg
 1月20日 歩行図(破線部分が今回の町境尾根縦走区間)


kyuu-R260-touge1.jpg
 町境尾根取付き地点
 しばらく登るとシダ尾根になりますが向かって左にトラバースしながら進むとシダを回避できます。


P102.jpg
 P102山頂
 展望はありません。
 P110までのルートもシダを回避して進める区間があります。P110に近づくと藪漕ぎになります。


P110-inoshishi-bed.jpg
 P110山頂にある猪の寝床
 山頂から先の尾根方向が判りにくいです。コンパスが頼りになります。
 山頂前後からウラジロよりもコシダが優勢な区間が多くなります。
 P118までの尾根ルートには少し深いシダ漕ぎ区間があります。


P118.jpg
 P118山頂
 少し丈の高いコシダに覆われた山頂です。
 この先の下り方向も判りにくいですからコンパスで方向を定めます。少し下るとシダ原から解放されます。


kyuu-R260-touge2.jpg
 旧国道260号線 降下地点付近
 峠よりも少し南東に降りました。

 縦走が短時間で終わりましたので、よい展望を求めて宿浦方面に向かいました。かなり進んでやっと若干の展望が得られる地点に到達しました。


michikatayama-f-shukuura.jpg
 南伊勢の山々を見る 
 春のような天気でしたので少し霞んだ遠景です。
 左の遠景は高山北のP500です。その下にタコラの双耳峰が見えます。
 中央に高く見える遠景は道方山です。その右下(尖がり屋根の左)は霧間の八です。
 遠景右端のピークはP706です。

 ここで折り返して西日を受けたP118や宿浅間山等の景色を見ながら駐車地に向かいました。
 短時間の山歩きでしたが、おかげさまで無事今回の山歩きを終えることができました。



















大津市大谷から 音羽山・千頭岳・岩間寺 縦走周回 [その他]

 謹賀新年
 旧年中は格別のご厚情を賜り
 御礼申し上げます
 本年もご指導ご鞭撻のほど
 よろしくお願い申し上げます

 
 1月2日、音羽山~岩間寺を縦走周回してきました。

 1月2日  曇り後一時晴れ


大谷の公園駐車場0→0:05蝉丸神社0:10→1:07音羽山山頂1:10→1:33石山分岐→
1:53東千頭岳2:01→2:21 P464分岐→2:33県道→3:03奥宮神社3:09→
3:19岩間寺3:34→
3:55中千町信号→4:07石山寺三丁目西信号→
4:37国分一丁目中信号→5:20鶴の里橋→5:30国道一号線出合→
6:13大谷の公園駐車場


 歩行距離  26.6km

 累積標高  1403m


18-1-2音羽山歩行図.jpg
 歩行図


 大津市の京阪電鉄大谷駅から北へ390mほど進んだところ(団地方面には進まず左に進む)に公園駐車場があります。今回はそこに駐車させていただきました。


ohtani-P.jpg
 起点の公園駐車場

 到着後さっそく準備をして出発、まずは蝉丸神社を参拝しました。
 参拝後国道一号線方面に進んで、逢坂の関石碑等を見学しました。
 その後少し戻って逢坂の関休息所西端付近にある東海自然歩道取付き道に入り、東海自然歩道に合流しました。


semimaru-jinja.jpg
 蝉丸神社


ousaka-touge.jpg
 逢坂の関石碑と国道一号線の峠


shizenhodou-hodoukyou.jpg
 国道一号線を横断する東海自然歩道の歩道橋

 今回の区間の東海自然歩道は一部区間を除いて幅広の歩きやすい道が続きます。
 音羽山山頂までは400mあまりの標高差があって歩きごたえがあります。


otowa-kyuusokusho.jpg
 音羽山山頂手前の休息所


otowa-sankakuten.jpg
 音羽山山頂三角点 


kyouto-f-otowa.jpg
 山頂から 京都方面を見る


ohtsu-f-otowa.jpg
 山頂から 大津・琵琶湖方面を見る

 音羽山から南進すると一部大津琵琶湖方面が見えるポイントがありますが、見える範囲は広くありません。
 音羽山から1.6kmあまり進んだ地点に東海自然歩道の三叉路「石山分岐」があります。

ishiyama-bunki.jpg
 石山分岐


 石山分岐から1.3kmほど歩くと東千頭岳山頂に到着です。


higashi-senzudake.jpg
 東千頭岳山頂
 ここのベンチで8分ほど補給休息させていただきました。
 西千頭岳には三角点があり標高601.8mで東千頭岳よりも少し高いですが、結構離れていますので今回はパスしました。
 東海自然歩道のルートはこれから先、主稜線(分水嶺)を外れます。

 東千頭岳からの下りルートはしばらくの区間、荒れてボコボコになり歩きにくくなっています。よく見たところ最近四輪駆動車が入って荒らしたもののようです。


hoso-one.jpg
 細尾根


one-bunki.jpg
 P464分岐点
 標識の方向が微妙でうっかり左折してしまいやすいところです。右折が正解です。


daigo-sannokiri.jpg
 県道降下点
 県道に降りついたら左折です。しばらく進むと右折点があり川に橋がかかっています。


ishiyamasenmachi4.jpg
 右折点の橋
 橋を渡って山腹道に入りますが、奥宮神社参拝用の車道に到達するまで今回の自然歩道の中ではやや道幅が狭いです。


okumiya-sanpai-shadou.jpg
 奥宮神社参拝用の車道に到達
 ここから奥宮神社駐車場までは200mほどです。


okumiya-kita-torii.jpg
 奥宮神社駐車場付近から奥宮神社北の鳥居を見る

 奥宮神社を参拝して出発しようとしたとき、神社の方から甘酒をふるまっていただきました。
 シャリバテ気味でしたので、飲んだ後元気が出て助かりました。感謝です。


okumiya-minami-torii.jpg
 奥宮神社南の鳥居と展望所


mikami-aboshi-f-okumiya.jpg
 展望所からの眺め
 金勝の山や 阿星山、飯道山、三上山、そして琵琶湖の一部が見えます。

 さらに南に進んで西国十二番霊場 岩間寺(岩間山正法寺)に着きました。


iwama-tera.jpg
 岩間寺
 手前左が 大師堂、手前右が 集会所、奥の左が 本堂、奥の右が 不動堂。

 参拝料は五百円で通常は駐車場で納めますが、歩いて南下してきたときは本堂で納めます。


bokehuuji-kannon.jpg
 ぼけ封じ観音と鐘楼


raijin-reisen.jpg
 雷神霊泉


 岩間寺から先はすべて舗装路になりますので歩きやすくなりました。
 麓に下山後は歩行図にありますように、中千町信号~石山寺三丁目西信号~国分一丁目中信号~鶴の里橋~国道一号線~駐車地の順に進みました。
 途中補給のため鶴の里橋手前の側道公園で休息をしました。
 

 開始から6時間13分後、おかげさまで無事今回の山歩きを終えることができました。


 反省点
 名神高速道路側道はアップダウンがたくさんあり疲れます。
 早めに東レ滋賀工場西の南北道に入って国道一号線に合流すればもっと楽に歩けたのではないかと思います。






この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。