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御幣川 紺屋谷大滝周辺 [鈴鹿南部]

 昨年より気になっていた紺屋谷の大滝周辺を歩いてきました。
 前回遡行した際に見たゴルジュ帯始まり付近からの険阻さから「この一帯は高千穂峡をミニチュアにしたような深緑の淵が続いているかもしれない」と期待をしながらの訪問でした。
 まあ期待と現実は異なることがよくありますが、そのとおり残念ながら深々とした淵の連続はありませんでした。しかしその独特な景観は小さいながらも小岐須屈指のものであることに違いありません。

2月27日  晴れ

起点0→0:09カワラコバコース入口→ 0:46 14番通報ポイント→
1:05大滝周辺探索4:10→ 4:19 12番通報ポイント4:24→4:30 P614→5:03起点

平面距離  5.00km

沿面距離  5.22km

累積標高  約480m
現地では3回ほどGPSをデポして行動したため実際値は上記より大きくなります


21-2-27-konya-ohtaki-hokouzu.jpg
 GPS歩行図(一部省略)


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 大滝周辺見取図


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 カワラコバコース入口


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 12番通報ポイント


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 鎖場


kawarakoba-point14.jpg

 14番通報ポイント
 ここで左岸に渡り炭焼き窯跡にザックをデポしました。
 食事休息の後、適地を探して下降ロープを設置しました。(10.5mmシングル30m、予備8mm20m)

kouka-chiten.jpg 

 降下した地点 
 メインロープは3mほど谷底に届きませんでしたが、丸腰で降りられそうでしたので予備ロープの接続はしませんでした。
 写真右下の白い岩は第2滝上のチョックストンです。
 この地点から大滝は見えませんが、少し遡ると期待の大滝が出現しました。


konya-ohtaki-1.jpg

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 大滝


karyu-houmen.jpg
 大滝の少し下から下流側を見る


dai2taki-uekara-karyuu.jpg
 第2滝上から下流側を見る
 第1滝上のチョックストンが見えます。
 沢から両岸を見たところ、谷底に下るには右岸側からのほうがロープが短くて済み、ずっと容易そうなことが判りました。

 眺めを堪能したあと上に引き返すことにしました。やはり登りは手間がかかります。


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 大滝上から下を見る


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 大滝上の滑滝群


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 右岸側から大滝を見る


dai2taki-ugan-kara.jpg
 右岸側から第2滝


dai1taki-ugankara.jpg
 右岸側から第1滝
 第1滝下には深い淵があります。

 ここで滝見物を終えて帰路につきました。
 帰りのコースは12番ポイント(小峠)から法丁の滝には向かわず尾根ルートを進みました。
 尾根分岐で間違えやすかったり急傾斜があって要注意ですが危険な岩場はありません。


P614.jpg
 P614

 あとがき
 鈴鹿にはまだまだ見どころがあちこちにありそうですので、これからもそのようなところを訪れてみたいと思います。



 

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