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晩秋の 旗山~三国岳 [鈴鹿南部]


 穏やかで良い天気になった11月10日、鈴鹿山脈南端部を歩いてきました。

11月10日  晴れ のち うす曇り

出発地0→0:37旗山0:43→0:55分岐ピーク→1:06烏山(小平山)1:18→
1:30分岐ピーク→1:35北打山→1:55ぞろ峠→2:09倉部山→2:16鳥不越峠→
2:22三国岳2:31→2:34鳥不越峠→2:56三馬谷道出合→3:01奥余野公園P→3:24出発地

平面距離  8.91km

沿面距離  9.23km

累積標高  約891m


11-10-minamisuzuka-hokouzu.jpg
 歩行図(GPS軌跡)

 家を出たのは午後で、いつものように遅い出発になりました。


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 電力会社の巡視路入口にある東海自然歩道標識
 余野公園と柘植駅方面を結ぶ東海自然歩道にある標識で巡視路コース旗山登山口の目印になります。この標識の対面には高圧鉄塔標識(No.281とNo.282)があります。
 
 今回の出発点はこの巡視路入口から少し離れたところになりました。


rindou-one-toritsuki.jpg
 細道入口
 巡視路入口からここまでは荒れた林道です。ここから急勾配のきつい登りがはじまります。


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 一つ目の鉄塔


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 二つ目の鉄塔を見る
 ここで熊鷹神社を経由する旗山登山道と合流しました。


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 旗山山頂標識と三角点
 高圧鉄塔下にある展望地に立ち寄りました。


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 展望地からの眺め
 左手の台形ピークが神武谷の頭、真ん中遠景が笠取山、右手高く見える山が霊山、左手下の池が大杣池。

karasu-shakujou-f-one.jpg 

 分岐ピークへ向かう尾根道から烏山(小平山)方面を見る
 烏山は写真中央のピーク、左手に高く見えるのが分岐ピーク、右端遠く見える山は錫杖ヶ岳。


bunki-peak-and-buna.jpg
 分岐ピーク頂点と標識
 標識左手に薄く見えている山は那須ヶ原山。
 毎度書きますが、この辺りはブナの中径木が多くて良い眺めです。


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 烏山(小平山)方面に進み、少し下ると大きなブナの木
 山頂部のブナと違いまだ葉が残っていました。


karasu-kinkei.jpg
 714mピーク付近から見る烏山(小平山)山頂部
 地上4m地点から撮影しました。
 地形図では判別できませんが、烏山山頂部は717mピークとその東のピークからなっています。

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 烏山(小平山)山頂


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 山頂から 錫杖ヶ岳、経ヶ峰(真ん中)、神武谷の頭(右端)等を見る


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 山頂から北の眺め
 地上5m付近から撮影しました。
 真ん中は那須ヶ原山。その左が綿向山。鎌ヶ岳、仙ヶ岳双耳峰、野登山も見えます。

 ここで折り返して三国岳方面を目指しました。


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 北打山から笹ヶ岳~高旗山の台形山地を見る
 台形山地の左、高旗山の左手に薄く生駒山が見えます。
 台形山地の右、笹ヶ岳の右手には鷲峰山が見えます。


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 北打山の萱原から旗山、霊山を見る
 旗山山頂は近景右端のピーク。中央遠景が霊山。


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 北打山山頂北端付近から北の眺め
 左端が油日岳、その右が忍者岳、真ん中少し左の尖りピークが三国岳、その右が那須ヶ原山。
 薄く見えている山は、忍者岳と三国岳の間に綿向山、その右に雨乞岳、そして御在所岳。

 さらに北上して、ぞろ峠(ぞろぞろ峠)、倉部山、鳥不越峠、三国岳と進みました。


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 倉部山山頂


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 鳥不越峠


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 三国岳山頂少し南からの眺め 1


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 三国岳山頂少し南からの眺め 2


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 三国岳山頂北端からの眺め
 綿向山、雨乞岳、御在所岳、鎌ヶ岳 等がすっきり見えています。

 時間的にリミットになりましたので、ここで折り返して鳥不越峠に向かい、そこで右折して谷ルート(谷上部に不動谷コースという標識有り)を下降しました。
 私は以前この谷道を利用したことがありましたが、そのときは容易なルートでした。しかし現在は中間部がかなり荒れていて滑落注意な状況ですので、お勧めできないルートです。東海自然歩道であるゾロ峠道が一般的で、安心して下山できます。

 ルート状況は
 源流部は道なく急斜面を降ります。やがて道型が現れ歩きやすくなります。
 中間部にさしかかるとゴルジュ帯を避けるため、左岸道から右岸の高巻道に移ります。取付きの渡渉点を見逃さないよう注意です(ピンクテープ有り)。急下降する巻道は浸食で荒れてほとんど消えており、分かりにくいです。
 ゴルジュ帯が終わったところで川原に降ります。そこから先の川原ルートは倒木だらけで荒廃しています。
 やがて堰堤上部に到達し、右岸が林道終点になっています。この林道も各所で路肩が大きく崩れて抜けまくっています。


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 上部の細道 


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 川原の倒木帯を歩く


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 林道を降る

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 林道を降り進めば三馬谷ルートに出合う

 この見慣れたルートに出て、ホッと一息つきました。以上はじめに書きましたが荒廃ルートでお勧めではありません。ただし昔は歩きやすいルートでした。要所にはピンクテープがありルートの見当はつきます。


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 奥余野公園駐車場


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 東海自然歩道分岐
 まっすぐ進めば余野公園(東海自然歩道)、左折すれば柘植駅方面(東海自然歩道)です。

 開始から3時間24分後、おかげさまで無事今回の山歩きを終えることができました。

 あとがき
 このコース、天気がよければ様々な方向の好展望を楽しむことができます。
 鈴鹿最南部の紅葉に期待していたのですが、御在所と同じく今一つの状況でした。
 さてこれから始まる山麓・平野部の紅葉はどうなりますでしょうか。

 




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