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自転車+山歩き 藤原岳 [自転車]


 サイクリングでいなべ市藤原町まで行き藤原岳に登ってきました。
 当日は 曇り時々晴れ と雲りがちで、展望には恵まれなかったのですが、花を楽しむにはちょうどよい時期で、山中は登山者でたいへん賑わっていました。

4月21日  曇り 時々 晴れ

自宅0→1:13近鉄湯の山駅前→2:44藤原町坂本駐輪地2:49→2:55裏道・最上部堰堤→
3:57大貝戸道合流点→4:25避難小屋→4:37藤原岳山頂4:39→4:44休息地A5:16→
5:29避難小屋→5:48天狗岩→6:17休息地A→6:25藤原岳山頂→6:35避難小屋→
7:30坂本駐輪地7:40→10:10公園で休息10:12→10:35自宅

平面距離  108.54km

沿面距離  109.06km

歩行距離  11.57km(沿面)

累積標高  約2342m


名称未設定 1.jpg
 GPS軌跡(田光以南 省略)

 自転車+山歩きの行動時間を約10時間ほどと見積もって自宅を出発しました。
 朝方は曇りで、鈴鹿の山々には低い層雲がかかり平地からの展望は不良でした。しかし自転車漕ぎにはちょうど良い天気で、藤原町まで快適に進むことができました。


yunoyamaonsen-eki.jpg
 近鉄湯の山温泉駅

 先月のルートと少し異なり、今回は試しに 田光~石槫 まで初めてのルートを進みました。(ひょっとして通った記憶がないだけかもしれません)


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 宇賀川にかかる鍋坂橋
 ここからR306に向かい、コンビニで昼食用のおにぎりとポカリを買いました。

 家を出発して2時間44分で、坂本山中の林道上部に到着、自転車を邪魔にならない所に駐輪させていただきました。

 準備の後、歩きはじめてしばらくで聖宝寺谷の大堰堤に着きました。左岸堰堤上には標識があり「裏登山道」と表示されています。


uramichi-entei-koe.jpg
 大堰堤
 裏登山道(聖宝寺谷道)下部の道は崩れやすそうな急斜面につけられていますが、よく整備されていて快適に歩くことができます。
 補修整備されている方々様、ありがとうございます。


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 五合目標識


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 六合目標識
 この辺りは傾斜が緩やかで、休息に良さそうなところです。


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 八合目付近で 大貝戸道 と合流
 裏道は歩く人が少なくて静かな雰囲気でした。合流後はたいへん賑やかになり下山の団体さんと何度もすれ違いました。


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 山頂台地にある 避難小屋 と トイレ(人が少なくなった帰路に撮影)
 ここからまず山頂(展望丘)に向かいました。


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 藤原岳山頂(帰路撮影)
 ここも登山者でいっぱいでしたので、すいている南のピークに向かいました。


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 山頂から 南のピーク を見る


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 南のピークから 山頂方面 を見る

 ピークから少し離れたところにある石に腰を下ろして、食事休息をしました。
 近くの枯れ木では巣作りなのかコゲラが幹をつついて穴を掘っていました。私が休息をしていた三十数分間ずっと休まずつつき続けていました。
 様々な花が咲きキツツキのいる和やかな空間で休息をしたあと天狗岩に向かいました。

 天狗岩への道中ポケットに手をやった時、あるものが無いのに気づきました。どうも落としたようです。
 のんびりムードが一気に不安モードになり、動揺しました。
『どうしたらいいのか? もし見つからなかったら、麓で泊まり明日もう一度登って探すか…あるいは予備食は一食分しかないが山頂小屋で泊まって明日探すか…』等いろいろ考えました。
 といっても時間はまだある程度の余裕がありましたので、とりあえず天狗岩へ行き、そのあと最も落ちているかもしれない場所…その可能性のある先ほどの休息地に戻ることにしました。


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 天狗岩から山頂方面を見る


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 先ほどの休息地へ戻る道中から山頂方面を見る

 地面を見ながら先ほどの休息地へ進みました。そしてその休息地に着いたとき、直ぐに石の上に落し物があるのを見つけました。
「おおよかった! 神さま、感謝申し上げます」。
 不安モードが安心モードになり、本当に助かりました。

 そこからまたすぐ近くの山頂に向かいました。まだ午後2時台でしたが50分前と異なり山頂は人が少なくなっていました。
 山頂部にいたグループの方々と少し話をしました。そのときの内容で数値が間違っておりました。申し訳なく思っております。
 山頂で予定計画の時間的にぎりぎりになりましたので、下山にかかりました。


mizuba.jpg
 裏道大堰堤少し上流の湧き水滝
 あまり山の水は飲まないのですが湧き水ですので少し飲んでみました。
 大台ケ原の水に似た味で硬水の喉ごしでした。

 林道上部の駐輪地に着いてエネルギー補給をしたあと、自宅に向けて出発しました。
 車の場合はここでホッとして余裕がでてくるところですが、自転車の場合はまだまだ先が長く、気分はこれからという雰囲気です。


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 帰路の道中 青川橋から 藤原岳方面(右)を見る
 往路では山並が雲に隠れていましたが見えるようになっていました。


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 帰路の道中 入道ヶ岳、鎌ヶ岳、雲母峰 等を見る
 釈迦ヶ岳もうっすらと見えました。

 開始から10時間35分後、おかげさまで今回のサイクリング+山歩きを終えることができました。

 今回見た花々の一部
amana.jpg
 ヒロハノアマナ 


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 フクジュソウ


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 カタクリ


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 キクザキイチゲ


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 ミノコバイモ


miyama-katabami.jpg
 ミヤマカタバミ


tachitsubo-sumire.jpg
 タチツボスミレ


 あとがき

 大切なものをそうなるかも知れないと思いながらも大丈夫だろうとポケットに入れて山歩きをし、結果として落としてしまいました。
 今まで何度も同じような失敗をしています。これは懲りない優柔不断な私の性格によるものです。今回は見つかったからよかったものの深く反省しております。
 今後はよりいっそう気を付けて、保管その他等注意深く行動してゆきたいと思います。







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