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自転車ハブ部のメンテナンス [自転車]


 3月も下旬になり平野部では桜の開花も間近になってきました。
 山ではスプリングエフェメラルを観賞したり、残雪期の締まった雪上歩きをしたりして楽しむ季節ですね。
 私はといいますと相変わらず山から遠ざかっておりまして、もっぱら自転車での安全ルート開拓等サイクリングの方に注力しています。

 さて、私のクロスバイクは購入後10年近くになりました。 
 いままでチェーンメンテナンス等はしてきましたが、ハブ部(回転部)はずっとそのままでしたので、分解点検をすることにしました。

 まず最初に前輪を外しましたがハブ内部は見た目きれいでした。数千キロメートル乗っていたのに、これは意外でしたね。
 まあせっかくですのでベアリング洗浄をしたあと、グリースを入れ替えてまた組みつけました。 

 次にクランク部(漕ぐところ)です。
bottom-68-110.jpg
 クランクのパイプ部(ボトムブラケット・シェル) 
 メンテには専用工具が必要です。ネットで調べてみると外すのにかなり苦労することがあるようですが、はたして私も大変苦労しました。
 きつく締まっていてどうにも回らず、最終的にはパイプレンチ+足場用鉄パイプでようやく回し外すことができました。


vortex-68-110.jpg
 ボトムブラケット・カートリッジ(VORTEX 68-110)
 金づちでたたいたりしたので、カートリッジがばらけてしまいました。


vortex-68-110-bunkai.jpg

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 ばらけたボトムブラケット・カートリッジ


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 新品のボトムブラケット・カートリッジ(SHIMANO  BB-UN55  68-110)に交換
 メーカーが違うので旧ボトムブラケット・カートリッジと互換性があるのか心配でしたが、ピッタリでした。


 3番目に後輪のハブです。ボスフリー(リアスプロケット(歯車)を同軸上に重ねたフリー)を外すための専用工具が必要です。
 上のフリーとは自転車を漕いでいてペダルを回すのを止めたときにカチカチカチとラチェット音がして後輪が勝手に回る装置のことです。
rear-hub.jpg
 リアハブ内部の様子
 ここも割ときれいでしたが前輪と同様、せっかくですのでベアリング洗浄等をしたあと、グリースを入れ替えてまた組みつけました。

 最後にディレイラー調整(変速機調整)をして、分解点検整備そして調整が終わりました。

 以上ですが、今回の作業にはネットの自転車整備ブログとyoutubeの自転車整備動画がたいへん参考になりました。
 感謝申し上げます。






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