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南伊勢 新桑竈から姫越山、座佐の高、座佐浜 周回 [三重県の山]


 暖冬で冬らしくない日が続いていましたが、いよいよ本格的な寒気がやってきたようで、しばらくの間、寒さが続く予報です。そうなりますと南の方へ行きたくなりますね。そこで今回は、南伊勢まで南下して、伝説の山、姫越(ひめご)山周辺を歩いてきました。
 当日朝は冷え込んで、南伊勢町までの道中、畑等の景色は降霜で白くなっていました。ということでして、現地に着いても朝方は結構寒かったのですが、日中は次第に暖かくなり、快適な日だまりハイクを楽しむことができました。


 1月17日  晴れのち曇り

新桑竈・駐車地0→0:17渡渉点(登山口)→0:33分岐点→1:03展望台→1:12姫越山→
1:53座佐の高→3:05座佐浜南端→3:27座佐浜北端→4:07タマゴ浜→
4:30新桑竈・駐車地


 沿面距離 12.5km

 平面距離 11.7km


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 駐車地付近(帰着時に撮影)
 現地に新桑竈の方々がおられましたので、駐車地についてうかがったところ、写真付近の空き地に駐車してもよろしいということでした。
 

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 新桑竈集落入り口付近にあるハイキングコース案内板(帰着時に撮影)


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 案内板の少し南から姫越山方面を見る(帰着時に撮影)

 案内板から西に向かって1kmあまり進むと、林道サイドに標識があります。


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 林道サイドの標識
 ここで左に折れて涸れ沢を渡ります。渡ったところにも標識があり、そこから杉桧の植林帯の登りが始まります。
 植林帯を登り東西尾根にとりつくと、やがてウバメガシ等海岸性植物の目立つ照葉樹林帯に変わります。
 標高170m付近で分岐があり、右は尾根道、左は旧道です。今回は右の尾根道に入りました。この尾根道、登るにつれて急勾配となり、しかも照葉樹の落ち葉たっぷりで滑りやすいルートです。かなり苦労して登りました。
 

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 急勾配の道を登り切ると南北尾根に登り着きます
 この地点から右(北)に少し進むと展望地があります。


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 展望地から古和浦湾・新桑竈集落方面を見る
 南伊勢の山々や海の眺めが素晴らしいです。
 ここから南へ400mほど進んで突き当たりを右折すると、姫越山山頂です。


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 姫越山山頂
 山頂付近は南の展望が開けていて、大台ケ原方面も見えます。


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 山頂から、大台ケ原方面を見る

 少し休息した後、尾根を東進して、座佐の高方面へ向かいました。

 
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 狼煙山山頂


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 芦浜道交差点の手前から芦浜を見る

 芦浜道交差点から800mほど尾根を東進して、座佐の高に到着しました。


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 座佐の高山頂


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 山頂から座佐浜方面を見る

 山頂から少し戻って分岐から尾根を南下しました。しばらくの間、急勾配ですので、慎重に降りました。やがて尾根は湾曲して東西尾根になり、歩きやすい道が続きます。
 しかし、標高180m地点の下りから難路になり、断崖上の痩せ尾根歩きに変わります。撮影のため海側に入りがちですが、油断は禁物、落ちればただではすみません。
 
 以下、断崖と痩せ尾根の光景

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 痩せ尾根


 143.4m三角点ピークの200mほど先に二又分岐があります。左折して距離500mほどの下りで座佐浜南端ですが、下部に急斜面の滑りやすい下りがありますので要注意です。私はそこでスリップして側頭部を木にぶつけてしまいました。高齢になってきますと、とっさの回避行動が少し遅れるような気がします。
 その後、気持ちを入れ直して更に慎重に降り、座佐浜南端に下り着きました。

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 座佐池(南池)


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 座佐池(北池)


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 座佐浜
 近年釣りをしていませんが、機会があればこのような海で釣りをしてみたいです。

 浜の北端手前に段丘への登り口があり、登り口の上にある灌木には目印のプラ容器が付けられています。


omoto.jpg
 赤い実をつけたオモト

 標識とテープに導かれて谷沿いの道を登り、標高120m付近で右折して尾根に取付きます。標高200m付近でタマゴ浜への下りになりますが、そのあたりに古和浦湾向こう岸の薄月浜展望地があります。


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 展望地から薄月浜を見る
 
 
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 タマゴ浜
 タマゴ浜は、ゴロゴロのグリ石浜です。

 ここから標高差70mあまりの山越えで、いよいよ周回も終盤です。ルートには目印テープがたくさんあります。


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 渡渉点
 山越えして降りついたところは、新桑川の渡渉点です。適度の間隔で置き石がありますが、ヌメッていて滑りやすいです。
 渡渉後しばらくの歩きで、駐車地に到着しました。


 今回の山歩きのポイントは、風光明媚なリアス式海岸と、砂浜・海跡湖でした。人里離れた砂浜が素晴らしかったです。
 反省点は、スリップによる頭部の打撲です。新しい靴を買いまして、今回2回目の使用でしたが、ソールパターンが良くなく、スリップしまくりでした。危険ですのでこの靴は今後一般歩行用にすることにしました。

 

  

 


 

 
 
 


 


  

  
  


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